まったり　Oneday

[子育て支援] カテゴリの記事

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• スタートに必要なこととオリジナリティと

  ここのところ、SNSなどを見ていても、子育てをする人への支援について、声が上がっています。産後すぐ～母親と子どもだけの生活に行き詰まった経験を持つ人が非常に多いのだとそういった声から痛感しています。もとはと言えば自分も、そんな体験からどうにかならないかと思ったのが子育て支援活動への参画の動機だったのでした。＊＊＊自分が２０年近く関わってきた活動を通して、なしえたことは何だったんだろうとひたすら無力感にさいなまれるところです。関心のあるところへ出かけて講座などを受講したり、子育て支援関係の人の集まりに首を突っ込んだり大きなフォーラムの分科会の事例発表メンバーとして呼んでいただいたりいろんな経験をしたはずなのに、現在がこの体たらく。（笑）＊＊＊折りに触れて、所属団体のメンバーに提案してきたことがありました。そのひとつが、「あずけあい活動」。カナダなどでは一般的に行われているもののようです。集まった人たちを２つのチームにわけ、片方ずつのチームがもう一方のチームに自分の子を託します。日時を設定しておき、（たとえば何月何日の９時～１３時にどこで等）預かる側の人はその日に子連れで来て、自分ともう一方のチームの子を預かる。で別の日には交代して、もうひとつのチームが預ける側になります。その日に出来る用事を済ませるなりするのに活用できるのかなと思いました。ただ親子が集まって遊ぶのではなく、お互いに預け合って自分に必要なことに時間をつかう、というようなことだと思います。＊＊＊この提案をしたときにもあっさり「そんなことをやったら講座などでの託児活動をやる意味がなくなる」との返事で、しゅんとしたものです。先ほどの方法がいいかどうかは別としてそうはいっても、所属団体でのお預かりも有資格者ばかりではなく子育て中の人が預かっている相互の助け合いみたいな面があるので（有償活動ですが）そこで、預け合うことが社会教育だという発足当時の趣旨から言えば決して外れたものではなかったと思うのですが、とにかく却下。却下が悪いわけではなく、話を持って行く自分のやり方もあったと思います。＊＊＊最近気付いたこと。自分のオリジナリティで物事を進めることの大事さ、というところです。先ほどの預け合いの活動のように、モデルがあってそれに似た形で活動するのも十分にありだとは思うのですが外国のやり方を持ち込むだけで上手くいくということもないかもしれない。（やってみないとわからないのですが）自分の身近から編み出した何か、があってもいいのかなとふと思ったりしました。困っていること、こうならいいのに、ということをしっかり自分の頭で考えて、実現するにはどうしたらいいのか。その壁になるものを取り払いつつ、実現に向けて一つずつ動く。そういったことが自分には欠如していたんだと思います。所定の団体に所属することで、満足していたんだろうか？いや、満足していたわけでもなく「こういう活動はどうか」などと口にしたことは何度もある。けれど、最初の軽い提案の時点で「それはいいね」と言われたことが一度もない。（！）ただただ、私の力不足なのでしょう。＊＊＊その組織の中でなくては実現しない、と思いこみその中でいかになにをやっていくか、というようなことを考え続けた日々だったのかも。しかし当然ながら人が集まる組織で必ずしも自分の提案が即とりあげられることなどあるわけもなく、提案しては流される、に日々消耗していたんだと思います。なぜ採用されないのだろう？そう思いつつ、自分はその組織にとって「必要な人間」と思い込んでいたこともあり、そこから離れることもできなかったのかもしれない。すべての根っこがここにあったのかな。スタートするにはいったんリセットしないと無理かもですね。手探りで、ああではないか？こうではないか？と思いあぐねた時間は無駄ではないと思いたい。それだけ、どこかしらに向けた自分のエネルギーが強かったのだと思いたい。エネルギーを向ける方向と放出する場所を考えないといけないのかなという話かなと思います。

  2019.03.20

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• 期待したほうがダメージが大きいもの

  ちょうど１週間前が花粉症がとてもひどかったのですが、 約１週間で少しずつ、おさまってきています。 予防だとかでいい方法はあるんでしょうか。 早めに薬、と言うけれどどういうタイミングで行けばいいのか、わからないです。 ＊＊＊ 私の個人的な執着というのは案外強くて、 以前ここで、団体のSNSを休止すると宣言しておきながら どうにも断ち切れずにいました。 やっぱり、その分野のことにアンテナを立てていたいし、誰かに発信したい。 という気持ちが、とても強かったんだと思います。 そして、 なかなか元の活動には戻れなくなっている日々、 （そして今後も戻れるかどうかわからない）中で、 自分の存在をアピールしたかった？（もしかして？） 自己顕示欲？？？ それによって、なにかしら 「ありがとう」 みたいなメッセージをほしがっていた、お粗末な顛末？です。 ＊＊＊ そもそも関わって長い人たちがもともとそうでないことを、 今になって「評価してほしい」 なんていうのが虫がいい話。 だいたい、評価とか感じるアンテナとか、人によって違うんでしょうけれど もともとそこが似通っていれば話が通じていたはずなんだけれど はたしてどうでしたか？ そうじゃないから、いろいろ自分の中でも 修正しながら何とかやってきて、 その思いと現実との食い違いがもろもろの引き金だったのではないのか。 そうおもうと いくら今自分が一生懸命（？）情報を見ながら発信し、 誰かが賛同してくれたとしても もともと活動を共にしていた人たちには響くはずもなく （響く場所が違う。良い悪いではなく） ただただ、なかったことにされるだけ。笑 ＊＊＊ 万が一、自分の感性に賛同してくれる人がたくさんできたとしても それはもともとの団体とは別のものになってしまうのです。 どんなに頑張っても、空回り。 しつこい執着は手放す。 もう何度も何度も宣言しているのに。笑 これまでも、いろんなことをするのに 自分で調べたり、考えたり、行動したりしてきたつもりです。 で、それ自体が団体に迷惑ばかりかけてきたのかと言うと 決してそうじゃない部分もあったと自負はしているけれど 誰も「あなたがやってくれて助かった」とメッセージを表さないから え、もしかして迷惑だったのかもしれない。笑 投稿に一切、触れないことで、 去れ。 というメッセージを送られているのかもしれない。 はっきり言われたらわかりやすいけれど。誰も言わない、みたい。 外から苦言を呈する悪者には誰もなりたくないでしょう。 はたまた、 いい顔ばかり出来ない自分もいて。 何やってるのかなと。 ちょっとがんばった分、悲しみはありますが それを求めてもどうしようもないなら 期待する方がダメージが大きいのです。

  2019.03.18

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• 子育て支援は親支援

  「子育て支援は親支援」このブログでも何度も記してきたような気がするのですが、あらためてそうだなと痛感しています。一人目の息子が生まれて23年経ちました。妊娠して出産し、親になったとたん、寝る暇もない休む暇もない毎日が始まりました。もともと自分が独身時代に赤ちゃんに触れる機会がなかったというのもあると思うのですが、生まれてすぐの0歳児がいったいどういう状態なのか、産後の人の体がどうなって、生活自体がどうなるのか思えば何も知らずに、「母親教室」のようなもので沐浴やら、1カ月の生活についてやら、は習ったりもしましたが、一体どうなっていくのか分からない状態でした。そして、ずっとお世話が必要な人がいる生活。2人目の子が生まれ、離乳食を食べさせたり遊びに連れだしたりとにかくそういうことに追われた毎日だったと思います。＊＊＊誰かの世話をするということは、世話をする側の人の余裕は必須だと思っています。ただでさえ心身ともに忙しく、休む間もない状態。そういう人に対して、手助けすることこそあれ、「こうでなくてはならない」「こういうところがダメだ」などという言葉かけが必要なのかどうか？世間ではとかく「母親を教育する」というようなことを口にする人がいたりしますがじゃあ父親は教育しなくていいのかと思ったりそもそも、子どもの世話をするのが母親だという前提でその母親を「教育する」ということなのか。父親も親だしむしろ、日頃子どもとかかわっていないとしたら余計に子どもや子育てのことを知ろうわけがないだろうにとも。＊＊＊世間の風潮というのはとても重要だと思います。とかく、何かごとは「母親の自己責任」「母親が甘えている」というような空気感の中でただでさえ日々、子どもとあわただしく子育てしている人にとっては子どものことは自分の責任･･･と抱え込みがち。そうじゃなくて、困ったらここで「助けを求めるの普通だから」ね。という空気。逆に言うと「助けを求めてはいけない」と誰も言ってないとはいえどヘルプを出せない人が多い、という現実は世間が寄ってたかって「助けを求めてはいけない」と言っているのと同じ。空気は誰が作るのか。＊＊＊現在、当たり前、になっていることでも過去の何十年何百年の人々が積み重ねてきたこともあるでしょう。そういう意味で、こんなことは繰り返したくないと思った人が、次へ持ち越さない。次にそこを通る人は「ああ、こういう知恵があって助かった」と思ってほしい。まして、子育ては、子どものことは人々の生活の中での基盤であり、国を支える基礎でありすべての源でもあるということ。そこを、自己責任我慢が足りない昔の人は苦労したそんな言葉で締め付け、息苦しくする意味があるのか。＊＊＊この世に生まれた人で、邪悪な人は一人もいない。愛される存在。本当にかわいい。親だってそう思っている。だけど、いろいろな環境下にさらされることもある。せめて生まれ出たところで待っている人たちが、子どもたちのために尽力する気持ちで迎える。大人同士のどうでもいい都合なんておいといて小さい人の幸せを第一にする。そんな風であったらと願わずにいられない。自分の、少なくともこのブログを記し始めてからはそんな気持ちで生きてきました。自分は、そういう意味では世の中の仕組みに対して市民活動をしてきた立場の人間として、結果が残せていないのではないかというそんな気持ちとともに、近年は生きています。子育てが困難に感じる理由はさまざまだと思うけれどそう感じる人がいたなら、その人が悪いわけではないとおもう。子どもがかわいい。大切。そう思い続けられるには、多くの人の力が必要でもあると思います。しあわせな親子、で居続けられるためにできることはなんでしょうか。

  2018.02.01

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• 窓口の一つ、SNSについて

  このブログを始めたきっかけは、団体のホームページがなく子育て支援にまつわる何かを記していきたいという気持ちからスタートしたのでした。途中から、FacebookやTwitterなども私が（代表者の了承は得て）団体のページを始め、Twitterは今も管理人をやらせてもらっています。＊＊＊NPO法人で何かを販売するわけではないのですが、だからと言ってPRが不要という訳でもなく、どういう方法が適切なのか？は未だ手さぐりだったりもしますがとにかく何もしないで手をこまねいているのではなく出来そうなことはやってみようというそのくらいの気持ちで始めたのがきっかけではありました。今は団体のホームページは広報担当者が管理しています。Twitterについては、フォロワーさんが560人を超え、それが多いのか少ないのかは分かりませんが、やはり500を超えてくると何となく、リアクションのテンポも少し、変わってきたような気がします。地元の店舗や企業さんなどのアカウントは、メニューや営業の紹介など、日々こまめにアップされていて、画像が簡単に取り込めるのと拡散力があるので、定時にアップしている方も多く見えます。また、いいね、というボタンやリツイートのリアクションもフォローフォロワーの関わりを強めたりしてくれるものであったりもするのかなと思ったり（これは使ってみないと実感がわかないですが）そうするうちに、だんだん、フォローしてくださる方が増えました。＊＊＊販売ではないので（実際は、利用してもらう案内もあるはずなので、正確には違うと思いますが）具体的な商品を日々アップする、というのはしませんが、団体の趣旨や会員募集の投稿、でもそればかりでは関心を持ってもらうのが難しいと考えたので自分の日常やちょっとした独り言みたいなものも、案外反応してくださる方がいて、なんとなく、こういう感じかな？と工夫したり、ある日は、まあリアクションをしてくださることについてはさほど気にせず、「自分が信じて」必要だったり、発信したいことを投稿してきました。このブログをもし長年読んでくださっている方がいたら。もしかしたら？とお気付きかもしれませんが、それもそろそろ、交代の時期かなと本気で考えています。＊＊＊繰り返しますが、「担当者」「責任者」は、ときに複数でやると上手くいきません。それは「自分以外の誰かがやるだろう」という判断が頭をよぎり、他人任せになり、何かあっても自分がやらなくても良いだろうという感覚になる。まして、NPOの広報のような、効果の可視化が難しいとおもわれるものはさらにやってもやらなくても、別に？？？という感じにもなりがちです。実際･･･自分がやってきたことがはたしてプラスだったのか？なにかに、良く働いたのか？もしくはマイナスだったのか？その辺りは･･･実際は、数値化されない感じもあるのですが。なんというか。それでも、「諦めたら終わり」というのが自分の中ではあって、どうにか、活発にPRしている人たちの技？みたいなものを見つつ、自分もそれに「公式」となのって（一応法人ですし）企画に乗ってみたりと、やれることはいろいろやってみました。もちろん、自分の私情での好き嫌い、できるできない、というのはあったとおもいますが実際、団体の人も「そんなには」ご覧になっていない様子だったり、リアクションもそんなに、という感じなので勝手にやらせてもらった部分も多々あるかなとは思います。みんな、自分たちが生きて行くために必死で試行錯誤していたり。そのツールの一つがSNSだったり。それでも根気が必要。自分に目指す先がなければ「続けるのが困難」。です。＊＊＊たとえ話ですが、PRして足を運んでくださった方が、リピートしてくださるかどうか？が問題だと思っていて、店舗などでも「また来よう」と思ってもらえなければ、せっかくPR効果で来てもらっても、なかなか厳しいかなと思うのです。あくまでSNSは「窓口」。実情は企業や団体の中にあります。中の運営が第一、です。それをみんなで練っていったり、問題があれば具体的に対応を考え、仕組みづくりをしていく必要がある、ということを何度かしら声にしたことがありますが。それが、誠意であり、NPOのような「課題解決の使命を持った組織」としても必須なことだったりもするのですが、どうでしょう･･･。意見を言う。具体的に仕組みを作る。またはその時の担当者の「感覚」で「判断する」。私は自分自身が、感覚で判断する、のリスクが高い（自信がない）というのもあって、きちんと体系化したことの方が合っていたと思うのですが、そのあたりは個人差でしょうか。命のお預かりの活動、本当に必須だと思うのですが。自分の中では、担当を終了することがこの数日で頭の中が整理されたようです。以前にも、外部から支援してくださった方への連絡や内部の大事な決定についても、私は中枢にいなかったり直接の担当ではないため、知るに及ばず、窓口担当の自分が大変失礼な対応をせざるを得ない経験もしました。そんな状態で「支援をお願いする」というPRの役割をこれ以上担うべきではない。と、はっきり思ったのと一つの「ちいさな城」のような場所であっても同じ人がずっと仕切っているのはよくないとも。そこの主になってみて初めて、しっかりじっくり考える機会になったりします。（ただ、誰がどういう担当をしさえすればどうなる、とは限らないでしょうが、少なくとも関心をもって取り組む人ならば、新たなﾁｬﾚﾝｼﾞはとても意味があると考えています）なので、そういう意味からしても、本当に何が必要だから、どう発信していこう？という役割は、もう私がやっていくべきではない、とでもいうのか･･･。なかなか、手放せないことが多いのですが、ようやく、次のステップへ。スムーズに移行して、若い方がSNSを楽しみながら活用できるよう引き継ぎをしっかりして古株の？私などにとらわれず、ご自身のフィールドを作ってもらえたらいいなと率直にそう思ったりしています。長くなりましたが、また続きは次回に。

  2017.12.09

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• 託児ルーム閉鎖

  何年も前に、団体ホームページがない頃、 全国の子育て支援団体の方がブログ発信しているのをみて 自分も何か記していきたい気持ちがあり あくまで個人のブログですが活動にまつわることなども記してきました。 かつて開設について記したことのある託児ルームが 閉店することと決まったようです。 決まったようです、と書くのも 私は今はもう理事という団体運営の責任者でもなくなり はがき一枚お知らせが送られてきてその期日を知るところとなりました。 年度末を持って、閉所するということだそうです。 ＊＊＊ 遊技業店舗の2階に託児室を開設することについては 話がもちあがったとき賛否両論ありました。 「そんなところと一緒にやるのなら会を辞める」 という人まで。 その前に、法人化すると言ったら会を辞めると言う人もいましたが…。 タイアップした企業さんは、民間の託児業者ではなく、 NPOと協働する道を強く希望され、 ルームの開設に多大な協力をしてくださいました。 もちろん利用はパチンコ利用の方のみではなく、 それ以外の方もたくさん利用いただき、 「○○の勉強の時だからあずかってもらえる」ではなく 理由はなんでも、子どもと離れたいときにしばしその時間をもてる そんな活動をさせてもらえたのかなと思います。 ＊＊＊ それでも、やはり継続は難しかったのでしょうか。 利用者が減った時期は近隣に、カルチャー付き？の託児ルームができて、 「託児付きヨガ」など、 大人へのサービス前提の託児ルームができたりして、 なんとなくそちらを利用した人もいたのかなという印象でした。 予約がない＝ニーズがない ではないと思ったので、近隣にポスティングをするとか、 近隣の美容室や病院などとタイアップするなどというアイディアも 思いついたりもしましたが、そこまでには至らず。 そうするうちに託児付き美容室が出来ていきました。 困っている人はいないのだろうか…。 そういう思いはあるものの、予約が減っていく。 そうしているうちに、私自身が活動にも関われなくなっていました。 そして…ルーム閉鎖の知らせを聞くことに。 ニーズがないのか…。 先日、私が受け取ったのと同じ日に、 過去の利用者様へもお知らせのはがきが届いたようで それから利用が伸びているそうです。 …割引券の消化？という声も聞きましたが、 ニーズって…あるような気がするという気がしてならないのですが。 実は自分の力不足を感じて泣けてきました。 そうしたら 身近な人にいわれました。 「なぜ、アナタがなくの？」と。 …ただただ、残念、としか言葉にできないのですが、 なんでも変わらないものはないのでしょう。 ただ、以前よりも子育てする人がより子育てしやすい環境になっているのか。 そこだけは、リードする人たちに感知されていてほしい。 などと 希望ばかり述べてしまう今日この頃。 困ったら人に頼っていいんだよ、というメッセージは誰かが 伝えて行ってほしいと切に願っています。

  2017.10.02

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• 子育て期の問題意識、の意味

  こちらのブログを書き始めて早何年？なのですがほとんど手を加えていないので、当初のまま。私が子育て支援活動をしながら、でも当時所属団体がホームページも持っていなくてでも世の中の子育て支援団体さんはどんどんブログやホームページで発信していた。そんな中で、自分もどこか発信するツールを持ちたいと思ったのが、ブログを作ったきっかけでした。あくまで、自分オリジナル、なものではありましたが。活動しながら、現在の子育ての現場はどうなのだろうか？などと思うことを、書き綴ったり。オープンな場だけど、少しだけ自分の子育てなどもとどめておきたい。気が向いたらプライベートなことも少し書いたりまったくもってフリーダム。でも･･･なんていうのか。前から思っていたけれど、子育て中だから忙しい、家事育児以外に時間や労力を使うのはいかがなものかみたいな考え方に疑問を持っていて忙しいから、子育てに手がかかるから（他に割いている場合ではない）それも一つかもしれないけどだから逆に、無駄な時間を過ごすわけにはいかなくて本当に大事なもの、必要なこと、が見えてきたりする貴重な時期なのではないかと。＊＊＊子どもとの生活はままならない。突然熱を出したり、想定外の出来事が起こる。その都度、大人が対応しなければならない。柔軟に。切り替えながら。そして即時に判断することも求められる。物事の同時進行。･･･いろんな意味でハイスペックな状態。そして･･･人ひとり成長する、それも生まれてから数年というのはそのスピード、変化たるや･･･そんなことって、そんなには出会えない。そんな中で、やりくりして生活していかなきゃならない。アトピーだとかの子どもの体調や子どもを通して見えてくる社会に触れることもある。なんか、もっとこうならいいのに。っていうか、なぜこうじゃないの？と気付く。そのアンテナが、とても高くなる時期。それが子育て期、多忙や困難を重ねるほどアンテナは高くなると思うんです。そこで感じたことは、子どもが大きくなったり場所が変わっても、どこか通じている。一度ひっかかって、やりすごしても放置したことは、またいつかどこかで引っかかるんじゃないのか？だから。。。子どもがいるとか、手がかかる、っていうことを理由に（もちろんそれに専念する選択は一つの生き方）あれができないとか、これをやってはいけないとかそんなことはないはずでむしろこの時期に感じたこと、分かったこと、気付いたこと　こそ自分の生きる要素の大事なことの根幹だったり社会の実態だったりあちこちで応用できることだったりすると思うのです。だからこそ、その時期にもちろん、諦めることもあったり、諦めてよかったということもあるかもしれないけど諦めずにやったことが、のちのち何らかの意味を持つのではないかと思ったりするのです。だから、その時に考えたことを書きとどめておきたかったのかもしれません。単なる子育て記とか、育児日記とか　そんな立派なもんでもない。（だいたいそういうのは三日坊主）でも子育てしながら、ああでもないこうでもないと思ったこと自分の子育てを通して見えてきたこと、考えたこと子育て支援が必要だと強く思った時の「思い」はどこかに記しておきたい。たとえ、リアルに身近に共有する人がいなかったとしても。＊＊＊ネットって不思議なもので、やはり繋がっているから似たようなことを考える人がいたりもします。現にこのブログに来てくれた方もいて共感してくれた方もいらして共感によるエンパワメントもいただいたり、勇気づけられた。ただ、その方と自分の違いは共感してくれた方は、今は大きく地域での役割を幅広く果たす立場におられたりする。･･･リアルに実現できていない自分とは対照的だったりするのですけどね。それはそれで、リアルはシビアで、本当に現実だな、とは思う。でもどこかで書きとどめておきたかったという自分の選択や行動力はそれはそれでよかったと思うしあえて身近な人には伝えたりもしないけど自己満足かもだけど繰り返しになりますけど、その時に考えた問題意識っていうのは自分の中でふつふつとしながらもやはり子育て期にとどまらない、大事なことのヒントだったりもするはずだからこの蓄積はむだではなかったのではないかとふと思っています。

  2017.05.19

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• 虐待のニュースから思うこと

  今日のニュースから子育ての中の虐待について言及されるようになって久しいですが、こういうニュースが流れると「ああ、またとんでもない親が」「子どもがかわいそう」という感想を抱く人が多いのではないかと思います。確かに、本当に避けたい現実であり、晒されている家族に何らかの手立てはないのかと思ってしまう。『他人事ではない』と思える人はまだ良いのかもしれない。その自覚すらなく、ともすれば「子どものために」と必死になっている親の言動が該当するなどという場合もあり、まだまだ、その認知も低い気がします。虐待に晒されている家庭は、子どものみならず、親も、その家族も困っているのではないか、と思うのです。たとえば自ら、子どもに手をあげてしまうことに自覚があり、このままではいけない、と自らサポートを申し出ることができる親御さんもいます。申し出ることができれば…児童相談所、保育園などサポートを得ることができます。問題は、わかっていてもそれを外に出せない人。自覚のない人。ではないかと思うのです。自分でわかっていても、身近な誰かに相談しづらいでしょう。え、一体何事？って思われたくない。ダメな母親だと思われたくない。そういう一所懸命な人ほど、思い通りにならない子育てに（むしろ思い通りにならないのが当たり前だったりするのですが）追い詰められて…という人もいるのではないかと思うのです。知り合いに言えない、でもなんとかしたい。の一心で電話相談などしてみる。でも、たいてい、相談員さんが仰るアドバイスは「とにかく、どんな理由があっても手をあげるのはよくないことですよね。わかりますよね。」「イライラしたら距離を置いてみてください。トイレに入って数を数えてください。」というようなことが多い。…これは、相談した人の一助になっているのだろうか？言い方は悪いけど、一時しのぎ…でしかないのでは…？瞬間的に、ふりあげた手を下ろすことはできるかもしれない。でも…そんな簡単なことなんでしょうか。虐待に直面している親子は、困っている親子です。（あえて親子と書かせていただきます）それを「とんでもない親」「かわいそうな子」でひとくくりにせず、どうしてそうなってしまうのか。どういうサポートが必要なのか。親に、周りの人に何ができるのか。というような、仕組みがあればと切に願わずにいられません。今は、どなり声やさまざまな子どもの異変などからギリギリのところで「通報」されたところから、各機関が動く、ということが虐待への対応ということなのかもしれないのですが、そうなる前に、何か手だてはないのだろうか。＊＊＊私は、きちんとしたお手本のような子育てを論じたり、指導したりすることが親を追い詰める可能性があるのではないかと思ったことがあります。だから、「もっと、肩の力抜いてだいじょうぶ」「このくらい手を抜いても平気」と言ってあげられる存在が必要だと強く感じることがあるのです。子どもの日々の生活、もちろんきちんとして、整って満たされている方がいいのかもしれません。それができるのならば。簡単にそういう環境にあるのならば。でも何らかの理由で、それが叶わない場合があると思う。特別なことではなく、そこここに、普通にあると思うのです。みんな、人の前では良い格好したい。ちゃんとした人、親と見られたい。そういう人は、困っている自分をさらけ出せない。まして、誰かを傷つけているなんていうことを言いだせるはずもないのです。…そういう人が、どうすれば「助けて」が言えるようになるだろうか。本人が言えなくても、ちょっとした会話の中から察知して、親自身が心を開いて一言、相談できる場所、人。そういうところが、やっぱり必要だと思うのです。「育児相談」「虐待相談」という看板と電話回線だけでは難しいと思います。児童相談所や警察が関わるほどではない案件であったとしても、その前段階で、困っている、しんどい、と思う親が「この人だったら聞いてもらえる」「ここだったら安心して託せる」と思ってもらえる人を、場所をどれだけ支援体制の中に配備できるのか。もうすこし、そういうことに力を入れてもいいのではないかともう、何年も考えている気がします。

  2016.08.04

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• 乳幼児期だからこそ必要なもの

  自分がどうして子育て支援の活動を始めたのか？当時は任意団体だったそういう会があったのを、ママ友伝いに知っていました。でも、よその子をみる託児という活動だったので、そもそも家事育児を得意とするわけでもない私がそんな世界に一体何の御縁で…という感じなのですが当時、居住している市で、子供を預かるボランティアを養成する講座10回コースがあり、その中に自分の子育ての悩みをテーマとする回があったのと、当時仲良くしていた人の子がまだ幼稚園に上がる前だったので託児つきだし、行ってみようかというような流れだったように記憶しています。当時の任意団体さんの代表者の方が、夫を通じた知り合いだったので入会はその流れからでした。ですから、プロが支援する、という意味では私はド素人でしたので、それにあたりませんでした。それでも入会して活動し続けてきたのはどうしてだったのだろう。決して、自分の「能力」や「余力」で「誰かを助ける」「誰かを支える」といったようなことを考えたことはありません。ただ。自分の子育てが、万々歳の、楽しい、楽勝なものではなかったがゆえに、もしそんな思いをしている人がいるとしたら。少しでもそういう人が、減ってほしい。ただただ、そういう思いがありました。＊＊＊乳幼児期。子どもたちはかわいい、とにかくかわいいけれど手がかかる。大人の力を借りなければ生きていけない。その大人とは？我が家の場合は、母親である「私」ほぼオンリーでした。もちろん、外で働いてくれている夫の力だって、ないわけじゃないのですが。（直接、かかわる時間のウエイトとして）別に母親オンリーでも、なんとか楽しく苦も無く子育てなされればそれはそれでありかもしれませんが、でも、そんなことってあるんだろうか？と思うんです。24時間365日、自分の時間を持てず、とにかく「小さい人」中心に暮らす毎日。その責任が、ある大人一人の背中にかかるとしたら？想像するだけでも、めちゃくちゃなことではないでしょうか。手がかかるときだから、そして成長が大きいときだからこそ、子どもたちにかかわる大人がいろんな意味で、少し余裕を持ち、かかわることが本当に大事なことだと思うのです。そのためには、何が必要なのだろう？私がかかわってきた活動は、保育園に預けていない人も、講座の間は子どもを託児に預けられるというのが中心でしたので、「保育に欠けない人の受けられる、数少ない、自分の時間をもてる貴重な支援の場」でした。その場を保っていきたい。なくなってほしくない。その一心で、かかわり続けてきたのだと思います。私ができるのは、大学時代からPCに少し触ってきたので、事務的なことと「子育てに苦悩した人の一人」として、もし役立つ何かがあれば。ということに尽きました。＊＊＊それでも、本当に子育ては答えがないといえば答えがない、子も親も環境も人それぞれ。でも、本当は「大事にしたい何か」を共有できる人同士が集まったとしたなら、なにか有意義なことが成し遂げられるものなのではないか、と思っていたのです。＊＊＊この頃では、共働き家庭が増えて、保育園に子どもを預けてみえる親御さんが多くなり都会では待機児童の問題も取り上げられています。親以外の目がある場所で、子どもたちがのびのびと成長していけるのは何よりだと思います。それでも、何らかの事情で、保育園を利用しない、できないという親がいるのも現実です。そういう親子が、果たして今、どんな毎日を過ごしているのか？苦もなく、ときどき大変だけど、まあこんなもんか、という感じでという方が多いのかもしれませんが、たとえば周囲の目が気になったり、働くということに障害があって保育園が利用できないけれど、毎日の子育てには困難を来しているような人はいないだろうか。「私、子どもを虐待しそうなんです、といって保育園に入れました」というママの声を聞いたことがあります。私はそうして、助けを求められる人は立派だと思っています。でも、そういう一歩が踏み出せない人も中にはいるのではないでしょうか。保育園であってもなくても、どういう方法であっても、乳幼児期の子を抱える人が、ある程度、ゆったりとした気持ちで、困った時は誰かの手を遠慮なく借りて子どもたちが育っていけるような世の中になってほしい。私の思いはそれに尽きるような気がするのです。

  2015.11.29

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• 息子が小さいころの子育て

  このブログも更新がまばらになっていますが、見てくださっている方がいてくださるようです、ありがとうございます^^始めた当初、私は子育て支援活動にかかわっていて、その団体のホームページとかもありませんでした。インターネットをしはじめて、楽天のブログの中に子育て支援にまつわる方々のページをみつけました。自分も、刺激を受けながら、何か思うことをつづっていきたいし、伝えられる何かがあればいいなと思ったのが、ブログを始めたきっかけです。でも、あくまで「個人の」ページになりますので、一部、子供の成長記録だったり、他愛のない日常を書いていたり。そんなページなので、なんだか中途半端感？がありますがその所属団体も、今ではホームページもありますし、フェイスブックページも立ち上げ、写真付のインフォメーションができるようになりました。自分が、何をしたかったのかな、何を伝えたかったのかな？とふと思いました。（でもここで、「自分が」というのがポイントです）＊＊＊私は、親元を離れて就職し、夫の実家のある市まちで結婚、出産、子育てをしてきました。20代前半でしたので、まだ世間知らずで、なんとなく？と言ってはなんですが、自分の知らない土地へ行って新生活を始めたのです。夫の実家は自営業で、夫も職場以外の団体に所属したりして、結婚直後から多忙な毎日で、夜も帰宅が遅かったり、10日以上海外へ行くこともありました。結婚して約1年後に長男その2年後に次男が生まれました。私たちは夫の両親の住む家の敷地内に住んでいましたし、両親ともまだ若く、健康でしたので子育ての手助けを容易にしてもらえる環境だったのかもしれません。ですが、そうはいっても、そう簡単なことではありませんでした。夫の母も、自営業を立ち上げた父の元、3人の子を育ててきた人ですが、話を聞くたびに、「私のほうが、時代的にも環境的にも恵まれている」「自分は甘えてはならない」というような気持ちになってしまっていたのを今でも覚えています。自営業の家に嫁いで、夫を支えながら子育てをしていかなくてはいけない。そのプレッシャーがのしかかりました。家事も育児もろくろく縁がなかった、たかだか20代半ばの自分が、一人でそれをやりおおせるはずもなく、どういうわけか、周りからいただくのは、お小言が多く、「そんなことも知らない」「こんなこともできない」「昔はこうだったのに」というようなことでした。そんな中、自分がいっぱいいっぱいになっても「助けて」という声を出すことができず、いわゆる「孤育て」という環境に陥ってしまったような気がします。母親の余裕のなさは、弱い立場の子どもに行ってしまいます。長男次男が小さいころの子育ては、今思い出しても、後悔がのこることが多く、ただ子どもたちに申し訳なく思ってしまうのです。（公園でのびのび遊んだり、よいことももちろんありはしましたが）＊＊＊子育て支援、という場所に保育や教員や医療の免許も持たない私のような者がなぜかかわることになったのか。ちょっと長くなってきたので、次のページへ送りたいと思います。

  2015.11.29

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• 活動を続けてきた理由

  書類の整理をしていて、私が活動しているNPOでかつて、代表者がアンケートを出したことがありました。入会しても数年で辞めてしまう会員がいて、その理由については有償ボランティアではあるけれど、給与ほどにはならないので、職について活動を辞める人が多い印象を持っていました。そのことに関して、自分が回答した文書が出てきて、ああ、あのときはあんなふうに思っていたのかというか自分の原点？忘れそうになっていたいろいろを少し思い出してたぶんあの回答はFAXしたから今手元にあるけれど、代表者が目にしてだからどうだったか？ということもなかったと思うのですが、どこかに記録しておきたくなったので、記しておこうと思いました。＊＊＊質問の内容は「NPO活動（託児・子育て支援）を続けている理由をお聞かせください」回答１．続けられる環境があったこと（家族の理解、ともに活動に関わる会員の方との交流）２．自分の中の思い＝活動を続ける意義を感じている。豊橋市が公費で託児付講座という形で子育て中の人の社会参画を可能にしていることに、非常に意義を感じています。「みんなで子育て」というけれど、具体的には何を指しているのか？とおもう中、託児はそれに当てはまる活動だと思います。市の事業としてこれだけの規模のものを継続していくことが、「子育てしやすいまち」をつくり、ひいては良い社会につながっていくものとおもいます。そしてそれは、行政の力だけでなしうるものでもないのではないか。ねこのてが活動し続けることでその一端を担わせてもらっているとすれば、私たちの活動も継続していく必要があると思うことから、自分の活動につながっています。（市の企画する講座などには定員もあり、受講できる人には限りがある。受講者という関わり方だけではなく、子連れの人がお預かりのサポートをすることで、子育て中の人がより多く、こういった事業を通じて、交流したりともに子育てする場を持てる意義もある）あとは、子育て中に感じる閉塞感・不安感を今も忘れることができないので、少しでも大変だと思う人の気持ちをシェアさせてもらうことが、自分の力になるときもあります。「子育てを独りで抱え込まなくてもよいよ」というメッセージが、ねこのての活動の中にあることが、活動に関わる動機の中でも大きいです。★家庭で子育てする人に対しての数少ない支援の一つだから就園前の子を育てている人の中で職についている人には「保育園」という形で、子育てを支援する（公の）しくみがあります。が、そうでない人は、親自身（またはそれに代わる人）が家庭で子育てをすることが前提です。家庭で毎日子どもと向き合って子育てしている人が、「他人の手を借りる必要はまずない」のかというとそうではないと思います。身近に、気軽に手を借りられる人が居る場合は、困った状況になりづらいかもしれませんが、そういう人ばかりとは限らず、いろいろな理由で自分で子育てを抱え込む場合もあるので、そういうときは、逆に親子での毎日に煮詰まってしまいやすい環境にあるのではないかとおもいます。保育園が「職を持つ親の子を預かる」施設である以上、家庭で子育てしている人にも「人の手を借りられる」という環境が必要だと痛感しています。（職を持っている人の方が出生率が高いというデータがあるくらいです）ねこのての託児は、まさに家庭で子育てする人を支援することができる、数少ない場であると思います。いくら、場があっても「あの人は、仕事もしていないのに他人に子どもを預けている」（そうするべきではない）という「世の中の批判の風」が強いと、なかなか一歩踏み出せないこともあると思います。★市が託児を設けている」ということが意味のあることだと思う理由は１．「人の力を借りていいのだろうか？」と迷ったり、「誰かに批判されないだろうか？」と思ったりする人の、背中を押すきっかけになることもあると思われる。（広報とよはしに掲載されるなど）２．「〇〇ちゃんのママ」としてだけではない、一人の人としての時間を持つことを、「行政として」応援している。（たとえば幼児ふれあい教室などでは、「学ぶ内容が子育てに関することだから」という理由で一般的に肯定されやすいが、女性会館などの講座に対しては「親のために、子を他人に預け時間を使っている」と見られがちだが、あえてそこをOKとする姿勢を市が持っているということが重要。それは託児をする側も認識している必要があると感じています）以上の理由から、託児事業が継続していくことの重要性を強く感じます。（会の力が継続のために不可欠）★就労しない人にとって、自分を少しでも活かせる場所であること子育てが一段落して、収入のある仕事に就きたいと思う人がいるのは、自然なこととおもいます。職場とはそういった、収入を得る場であると同時に、自分を一人の人として評価される場でもあります。（給与・社会奉仕など）社会の中で自分が評価されると言うことは、生きていく上で必要不可欠なものです。が、家庭生活においてはなかなか、評価されていると感じられる機会が少なく、（大変な思いをしている割には）努力の結果が見えにくい毎日を送っている人が多いのではないでしょうか。就労していなくても「他人に認められたい」「人の役に立ちたい」「評価されたい」という欲求を持つのは、極めて自然なことだと思います。子育て中でも、母親が「〇〇ちゃんのママ」だけではなく、一人の人として居られる場がほしい、という人は多いと思います。ねこのての活動は、そういう場の一つになりうると思います。（活動する本人＝活動を通じて、託児で預ける人＝預けることによって）この欲求は、満たされない場合「子どものせいで」と怒りの矛先が子どもに向かってしまう場合も多いと思いますので、母親がどんな気持ちで時間を日々過ごすかはとても重要と思います。子どもだって「あなたのせいで自分は我慢していた」と言われても…。★子どもたちとの関わりや自分の子育てを考える場として関わりたい私個人のことですが、小さな子どもに関わることが得意でもないけれど、他所の子の命を預かる活動に関わって良いのだろうか？と未だに葛藤する日々でもあります。（ねこのてに入会する人の中には、もしかしたらこんな私に近い感覚を持っている人もいる（いた）かもしれないですが。そういう人であっても関われる会であってほしい。「子どものいる生活・子どもとともに過ごす時間」について、他の会員さんから学びたい（学べる場）でもあることが、関わり続けたいと思う理由の一つです。何かが絶対的な正解ではなく、日々試行錯誤しながら、いろいろな子育てがあるということ、「誰しも完ぺきな親はいない」ということをお互いに感じながら、自分らしい子育てを見つけて行くあとして関わっていけたらよいなと思っています。

  2015.04.03

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• 理事会

  久しぶりに昔の記事を読んでいました。うーん。今よりバッサバッサ切りまくっていますね（笑）でも、忘れそうになっていた気持ちがちょっと思い出せたかな？当時もやっぱり、青くてとげとげしてますね～。＊＊＊今日はＮＰＯの理事会でした。夜開催で…議事が終わったら喋りすぎましたが、これまた無意味なことをしゃべっているようで、結構、大事なことも盛りだくさんだったりするのです。理事長はやっぱり頭が良いなあ～とか。おんなじ親ってことで悩んでるな～とか。ココは私と真反対だな～とか。年上の人相手に、言いたいこと言いつづけて、もう10年近くになります。とげとげして扱いにくい私をよくぞ見捨てず（！）お付き合いくださいました。と感謝の気持ちです。時代が変わる。人が変わる。でも変わらないものって何だろう？とかいろいろ考えます。

  2013.10.04

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• 煩雑な事務　何のため？？

  ５月末に法人の申告を終えました。（あとは所轄の分が残っています）０歳児抱えて、税務署・法務局に何度も出かけているのは私くらいかもしれません（汗まるで、赤ちゃんと関係のない場所。なんとか無事に終えて・・・反省点もいろいろあったのですが。＊＊＊なんでそうまでして・・・法人なんでしょう・・・法人か法人じゃないか、が、本当に重要なわけではないと私は思うんですが、それでも、社会に向けて自分たちの活動が、将来にわたって、継続し続ける必要のあることだという　「あってもなくても良い団体（活動）ではない」というメッセージが込められている。。。からこそ、誰かが、一見面倒なこともやることになるわけですが。そのためには、活動の中身が重要！というのが大前提だったりもするのですが、「中身のよしあし」については議論が多いところです。何が正しいか、の　判断はどうやってするのか？常に、問いながら…ですね。「それをやることで、何が、どうなるのか？」を考えて、最終的には、お金とかじゃなくて、「心」の部分で支持されるところが残っていくと思いたい…のでした。

  2009.06.09

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• ストローミュージックコンサート

  来月の6日に、周年事業としてイベントを行います☆詳しくは、こちらからストロー笛で様々な形をつくって、それが動いたり・・・いろいろな仕掛けがあるみたいです。興味のある方、ぜひお越しください！

  2009.05.08

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• 他人に頼むこと　お願いすること

  これまで自分の生活を見てみると、もちろん、人さまの力を借りて生きているのだけれど、基本的には（対外的には、です）「人に何かをしてあげる」方が楽、というか　おごった言い方をすれば「気分がいい」んだろうなと思うフシがあって、逆に、何かを頼んだりすることが気を使う、というか　苦になるような気がします。難しいというか。あ、でも、難なく　人の手を借りられる人もいると思うしかならずしも　借りなければいけない　というわけでもないのでしょうが。。。今、0歳児を抱えながら、人は誰かの手を借りずには生きていけないものだと　しみじみと感じているので、そういうときどうするか？ということに日々、向き合っております。私にとっては、試練でありトレーニングです。（大げさ）＊＊＊昔、「アサーティブな自己表現」と呼ばれるテーマで本を読みあさったり、講座を聞いたりした時期があったのを思い出しました。「自分も他人も大切に」というような、内容だったと思います。よく例に出されるのが、飲食店で、頼んだものと違うものが出てきたらどうするか？ですが、それに対する対応では、「私は○●を頼んだのですが、取り替えてもらえますか？」と、お願いしてみるのがアサーティブな表現だったような？やってほしいことがあっても、頼めないことが自分のイライラになって、その相手に八つ当たりするのはアサーティブではありません。「今○○なので、▲▲をお願いしたいけれど」と頼むのも、「ごめんね、今●●なので、できないの」と断るのも、ＯＫ。「●●だから、頼めないよね」「△△だから、断れないよね」ではなく、不必要な感情は抜きにして、まずは自分の気持ちを正直に表現することが、相手とのかかわりで重要ということ。相手を気遣って、「こういうことは頼めない」というところで、自分にきりがつけばいいけれど、頼めない相手に対して「あの人が、頼みごとを受け入れてくれなかったからこれができなかった」的な、無意識のうちに被害者的な発想に陥ってしまうのが怖い。本当は頼まなかった（頼めなかった）自分がいるのですが、そういう後悔も含めて、すっきりしないのです。（勝手に頼めない、と思われた側からすると、「そんなん知らんがな」です）・・・でもこういうコミュニケーションは、日本人は苦手なんだろうなあ（もちろん私も含め）。無意識の「被害妄想」ではなく、さわやかに「いま、私、これできないから、●●、お願いしたいです」と言ってみたい（願望）、いや、きっと役に立つような気がする、今日この頃。

  2009.04.25

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• 

  具体的な提案ができるかどうか？

  年度末が過ぎ、新年度となりました。新しい年度には新しい計画。ということで、そういうシーズンがきました。以前から買って「積読」（！！）していた本をようやく読み（スミマセン）「そうだ、やっぱりそうですよ」と痛感したことがいっぱいあって、自分がそういうかかわり方ができるんだろうかできないんだろうか、という場所に今立っています。今考えていること組織の中で、人が入れ替わり立ち替わり活動する中、従事者の質、、、というとなんですが、ある程度以上の「レベル」を保って活動することが不可欠であると考えています。それは、NPOであっても、ボランティアであっても信頼されながら活動を継続するために、非常に重要だと思うからです。では、そのためには？と考えたとき、定期的な研修を行い、新入会員には必ず受講してもらう。ベテラン会員にも、フォローアップという意味も含め受講してもらう。その中で伝えたいことは、託児に必要な、子育て的なスキルはもちろん、自分たちの活動の柱となる思いを伝える。そして、市民活動を行っている意味も、改めて伝えていく。というようなイメージでおりました。↑上記の提案について、執行役員からは「事業の日数がかなり多く、研修のための日程が割けない」「堅苦しい研修は、新入会員が引いてしまい、活動に支障が出る」というような内容で、足踏み状態が続いている数年です。私は、そのたびに、「それを言ってはおしまいじゃ」と感じている部分があります。子育て経験のある会員がお預かりをすることに大きな不安はないとしても、それぞれの価値観で広げていく部分の前に、活動することの意義みたいなベースの部分を共有することは大切だという思いが強すぎるのかもしれません。具体的に形にするには、どうするのが良いのかな。杉山さんの本の「受け入れ体制をつくろう」「ボランティアでも責任がともなう」ほか、大きな気付きをいただきました。ありがとうございます。具体的に、が、今の自分に課せられています。子どもが4か月のいま、子供との生活以外に割ける時間は多くはありません。その時間をいかに使うか、使いたいか、ということが今の私に大きなテーマであり、乱暴な言い方をすると意義を感じられないことには、時間を割くのが難しいということで、大きな転換期を迎えていると感じている今日この頃です。はじめよう！子育て支援・次世代育成支援

  2009.04.04

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• こども未来館　ここにこオープン

  本日、豊橋市内にオープンしました！「こども未来館」ここにこイベント等も行われるようです。＊＊＊ここのところ、地元新聞に、この施設ができるまでのいきさつが連載となっています。もともと、この場所は、市民病院があった場所です。そこからの移転から、次に他の施設ができるまでの経緯が特集されています。市民病院は郊外に移転されましたが、地元の商店街はこまり死活問題だったりもするので、街中がこまらないような「施設」をつくってくれなくてはこまる。等等の理由もあって、さまざまな計画が出されてはいたらしいけれど、バブル崩壊の中で地価が暴落、跡地に手をつける企業もなく、いったいどうするのだ？という議論がなされてきたようです。移転のころはバブル全盛期。前市長は「箱モノ」をたくさん残されましたが、市民病院以外にも、駅前のデッキだとか、市役所庁舎新築など、大きなものを次々と作られたようです。新市民病院移転(新築)にあたっては、予定の2倍ほどの費用を、その建築に費やしたらしく（400億円以上）それも、バブル期だったからこそそうなったらしいけれどその直後に崩壊。そのつけも、跡地売却などでどうにかなるのでは？と踏んでいたところ買い手もつかず、、、＊＊＊最終的に、国の補助金をもらえるのは「子育て関連」ということでそういうこともあって、「子育て関連施設」をつくることとなった、という話を以前耳にしたことがあります。このジャンルの施設となった理由がそういうことであり、もとから「子どもの育ちや子育てを応援したい（する必要？）」ということではなかった、ということは施設ができるまでのいきさつをみていても、容易に想像できるものでもありました。「子供関連施設となる」と決定してからの計画段階でのワークショップにも何度か参加させてもらって、その時に出たアイディアなども盛り込まれていたりもしますがそのとき、「こういう施設がほしい！こういう場所にしたい！」という理念みたいなものが空洞なように感じました。「子ども関連」「まちなか活性」なかなか、マッチしなさそうなテーマが同時進行で掲げられ（もちろん、両方が相互によく影響し合えばよいですが）できあがった後のイメージは、正直言って…微妙なところで。新しくできた施設、実際こどもたちや親子が行ってみて、また来たくなる場所なのかどうか？（リピート）（駐車場も通常通り有料です。この地の人がお金をはらってこの施設へ足を運ぶのか？）またそこで携わる人たちのことも…・職員・アルバイト・ボランティアの位置づけ・有料ゾーンと無料ゾーンのかねあいなどなど。はたからみただけでも、課題がいろいろあるように思えます。＊＊＊自分は研修に参加してボランティア登録のお声掛けもいただきましたがなにせ、身重になったため「子連れ活動は不可」とのことでしたので、「子連れでなくなるまでは」活動の場はありません。ので（汗結局スタッフとしてかかわることは、当分なさそうです。で、自分の子をつれて、足しげく通うのかどうか？は、これまたこれからの話ですね。＊＊＊意地の悪い私は、オープンにつけ、夫にこう言ってしまいました。「バブル崩壊の余波で、どうしようもないっていう部分も大いにあるということはわかるけど、結局、この借金（箱モノ建設）を背負わなくてはいけないのは、これから育っていく子どもたちの世代だよね。『こども未来館』っていう名前だけど『こどもの未来を不安にさせる』ことでもあるってのは皮肉な感じがするなあ。」「まあ、そうかもね」（夫、苦笑）そういいつつも、またちょっとのぞきにいってみようと思っています。

  2008.07.26

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• 相容れないこと？

  「パチンコ」と「子育て」というキーワードがでると、「あぁ、車の中に子どもを放置して死なせる親がいるって、信じられないよね！」たいてい、そういう話になっていくのではなかろうか。「そこまでして、パチンコしたいのかね。母親失格だよね」どういう理由であれ、このような形で命が失われることだけは決して、起こってはならない。そして、そのために周囲の人ができることは何だろう、と考えます。＊＊＊保育、とか、教育、とか、そういうジャンルからすると「パチンコ」と「子育て」は、相容れず、それどころか近くにあることすら否定されることが多いのでは。それは一般的に、「子を育てる母親はこういうもの」という、周囲のイメージが先行して、それに外れることに対しては「え？なぜ？」と、疑問符が投げかけられるからではないだろうか。子を育てる親というのは、必ずしも同じパターンで生活をしているわけではなく、様々な人がいる。逆に言うと、自分の知りうるパターンで生活している「以外」の人が子育てをする機会があるわけで、偶然「子育て」という共通点を通じて、その親がいろいろである、ということを、私は目の当たりにしてきた気がする。そのいろいろについて保育者や、周囲の視点から「みんなと違う」ということが問題視されることもある。逆に、表面的には普通で、一見幸せそうに見える親子が裏を返せば大きな問題を抱えていることだってあるだろう。子育てを一人で抱え込んで（これは母親の仕事だから等の思い）煮詰まって、子どもをたたいてしまうことといったん子どもと離れる段取りをして周囲から非難があったとしても　自分の時間を持つことと最終的に、どちらがよいのか？私が「託児」にこだわるのは、そこの部分だったりします。

  2008.06.03

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• 協働～社長のお話

  先日のNPOの総会では…協働のパートナーである企業　（株）大木家の大木社長から、お話をうかがいました。パチンコ店2回にオープンした託児所の運営を私たちがお引き受けして、4年目になります。場所の提供等、支援をしていただいています。↑というか、漠然とそのようなイメージを持ちつつありましたが社長のお話で、また目からウロコが…。企業が、NPOなど市民団体と協働したり、支援をしたりということが当たり前になりつつある昨今、社長の思いは、ただの「支援」ではなかったということに改めて感動しました。「お金だけ渡して使ってください、というだけではなく、お互いが、お互いのためになっていなければ、その関係は長続きしない」「お金を出しているんだから（やってあげている）、という姿勢ではなく、せっかく支援するのであれば、本当に望まれている支援を一緒に考えることが、ひいては自分たちのためでもある」この考え方は、青年海外協力隊に参加されたときの経験がベースになっている、ということ。「自分の子や、従業員、従業員の家族に、『お前の父さん、パチンコ屋か！』といわれ、いやな思いをさせることはしたくない。自分の仕事や、会社に誇りを持てるような、企業を目指したい」貴重なお話に感謝、の一日でした。

  2008.06.03

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• 子ども関連施設

  先日…市内の子ども関連施設の見学会？がありまして出かける予定だったのですがいけなくなってしまいました。そこに行かれた人たちの話を昨日聞く機会があり（私がいけなかったのを知っているので教えてくれました）「どーして、これはこーなんだ？？？」ということだらけだったようです。でも…「だからといって、税金で作ってしまった（こんな巨大な）ものをこのまま良くない状態にしておくわけにはいかない。運営や施設の活用について自分たちも考えながら関わっていかなければ！」とおっしゃってまして…。すばらしい！！！見習わなくてはいけません。

  2008.04.26

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• いっしょに子育て！の気持ちで～お誘い

  新年度をむかえ…春ですねさて、この時期に何か始めよう！という方は多いのでは？　趣味で何かを習ったり、資格を取ったり…目標はいろいろかもしれません。最終的には自分に何らかの形で返ってくるのだろうと思うのですが今、子育てに関わっている人、子育てについて関わってみたい人。自分の時間、（そして子どもといっしょの時間）どうやってすごそう？そうはいっても、まだまだ、子どものことも、家庭のことも同時進行中の方は多いはず。公園に行く時間、子どもに向き合う時間。家のことをする時間。それだけじゃないことにも、ほんの少し、時間をつかってみる。週に1回？もっとたまに？または、もっとたくさん？そこで得るものは？私たちは、愛知県豊橋市・豊川市を拠点に、子育て支援を柱の活動をしています。具体的には主にお子さんの一時預かりの活動。それ以外に、講座の開催や、グループそのものの運営についてもメンバーを必要としています。お近くの方、いっしょに活動しませんか？また、遠方の方や直接活動されないけれど、趣旨に賛同してくださる方は「賛助会員」という方法で、支援をしていただけたらうれしいです。（個人一口1000円/年・団体一口20,000円/年　年2回機関紙をお届けしています）子連れで活動できます。子育ての経験を活かしていただける場が多いですが、お子さんのいらっしゃらない方も会員として活動中です。（託児については有償活動です。が、確実に月々いくら、というお仕事としては難しいかと思います。）既存のグループに入る、となると「どんなところだろう」という気持ちになるかもしれません。みんな、お友達同士？入りづらくない？長年やっている人が幅を利かせてる？入会した動機は人それぞれで、「最近はお友達同士で」という方はほとんどいません。チラシを見たり、自分が参加した講座をきっかけに「私もやってみたい」と問い合わせてくださる方がほとんどです。運営スタッフは、長年関わっている人もいれば、昨年入会した人もいてつねに「フレッシュな」風と、「数年の経験」のよさを活かしあっていきたいと思っています。活動する中で、子どもさんを通じたり、役割などを通じて関わりながらそれぞれのスタンスで、関われる場所で、活動ができます。ほかの校区の情報なども入ってくるので、なかなかこのネットワークも、隅には置けない＾＾「○○ちゃんのママ」だけじゃない、「私自身が何をするか」という場でもある、と言った会員さんがいます。私たちのNPOは、入会前に、体験をしてもらってから入会されるかどうか決めてもらっています。「子どもを預かる」ということは、「命をお預かりする」ということであるわけですから責任も生じますが、それにまつわることを深く考える機会になりますしやり終えたあとの達成感もあります。その体験をしていただいてから…。関心のある方は、私書箱へご連絡くださいませ！！ページ内にホームページのリンクもあります。（NPOねこのて）どうぞご覧ください。

  2008.04.09

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• 子どもとの生活の「理想」？

  先日、市内の「つどいの広場」の体験をしてきました。「つどいの広場」とは、未就園児とその親が、遊びにこられる場所で、予約も要らないところです。子どもが遊べるスペースとおもちゃがありスタッフが数名、というのが一般的ではないでしょうか。自分が日ごろ関わっているのは、子どもさんのお預かりの場なので「親がいると、なんか、違う感じ」というのは、当然なのかもしれないけれど私の感じた「違和感」はなんだったのか？＊＊＊とにかく、そこの親子は「お行儀がよく」「スタッフの手を煩わせない」親子が大半でした。開いてから1年以上経つので常連の親子もいるしいわば私自身がビジターみたいな感じです。遊びの流れが、暗黙のルールとなって決まっています。親は、一生懸命自分の子どもと遊んでいます。親同士がおしゃべりに熱中している、という人はあまり見られません。午後は１５時に終了なので、そのときスタッフがさよならの手遊びをするのだけれど、それをみんな、親子がそろって行い、「さよなら～」と一斉に帰っていきます。「ここはトラブルがなくて、助かってます～」と、スタッフの声。あそびの広場？＊＊＊私が思ったのは、こんなに、四六時中、大人が子どもと遊んでやれるのか？また、それが理想なのか？親はそうあるべきなのか？･･･私は今は未就園児の子育てをしていないけれど、もしその年齢だったら、、、ここに来ただろうか？＊＊＊長男が1歳の頃、近所のおばさんが「あなたは地元の人じゃないんだから、友達いないでしょ。　子どもをつれてどんどん、親子のいるところにでていかないと　これから困るよ」と言われ、近所の体育館で開かれているサークルを教えてくれたので出かけてみました。そこは、プログラムがありリズム遊びや、おやつの時間があります。（おやつは当番制で手作りする）また、始まる前に雑巾で掃除をする、オムツをしていかない（パンツをはいてくる）必ずはだしになる親子でまずランニング･･･等、いろいろ考えられていました。毎回盛況で、多くの親子が集っていました。私たち親子の結果は、、、2回行って　やめました（汗もちろん、このやり方が合って、友達作りをしている人も多くいたと思うので、それはそれで、よいと思いました。当時、2人目を妊娠中の私は、ランニングはしんどく、当番でみんなの分のおやつを手作り、というのも厳しく、また、長男自身はというと「はーい、いまから○○ですよ」と声がかかっても、まったくそのとおりにはできなかったのでした。私がただ、面倒くさがりだったからかな～？でも帰りに、緑地公園を気ままに歩いて、木の枝やはっぱで遊んでいる長男を見ているほうが私自身は、ほっとしました。そのサークルに関わることも、すごーく濃密なママ友関係等なく、今日まで来ましたがなにか、とても「困ったこと」はありません。＊＊＊朝、きちんとおきて、外にも出かけて運動して、おやつ、食事、お昼ね。。。。とリズムのある日々を送ることもとても大事で、そうできればよかったのかな、とも思うけれど夫の不規則な生活や自分の体調などからそこまで、子ども中心の生活はできなかったのが自分の体験です。いいわけかもしれないけど。。。･･･それに近づけようと努力はしましたが、自分のことで精一杯、な部分もありました。もっと、「形から入れ」ばよかったかも？（笑＊＊＊私の気持ち的には、やっぱり「子育て支援は母親支援」。それは母親を甘やかすことではない、と。子どもを産んで母親となって、子どもをきちんと育てていこう、という気持ちをたいていの親は持っているはず。でも、どうしてそれがかなわないことが出てくるのか。それは、、、それを阻む何かがあるからじゃないだろうか。その原因は、直接的に子どもに係ることばかりじゃないかもしれない。母親本人の問題とか、家族の問題とか。「親になったんだから、（自分のことは後回しで）子の幸せを　最優先にするべきでしょ」という一見美しい考え方が、母親を苦しめることにもなりかねない。確かに、子どもの幸せのために。私たちは活動しているのだろう。「母親支援」はそのための、手段だ。母親自身が、自分自身として生きているからこそ子どもにも、適切なかかわりができるんじゃないか。と、私は信じています。まず、自分自身を生きること。そして、それができるような周囲の雰囲気。「ゆったり、のんびり子育てが一番よ」と声をかけつつ「今の母親は、紙おむつで楽してるわね。　環境にも配慮しないんだから困ったものよ」という言葉も聞き「なんか、私、いけないことしてるのかな？」と思いながら子育てした人も多いのでは。（母親への）評価の言葉はいらない。十分、子どものことに目を向けられる親子は、そのまま前に進んでいけばいい。でも、そうではない親子だっているし、それは、その人たちが劣っているとか出来が悪いとか、決してそういうことじゃなく（むしろ、まじめに考えすぎて　すんなりいかない人も多い）子どもを産み　育てていくことに直面している生活には　いろいろな場合があるよという認識を　周囲が　偏見にとらわれず受け入れることそして必要であれば　必要な人に　必要な手が届けられれば。。。体裁の整った「こうあるべき親子」を、遠まわしに示唆したりそういうことはしたくないなあ、と思いながら日々、いろんな親子に接したいと思っています。

  2008.02.19

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• ボランティアと　ワンコインと　協働と

  市主催の　講座に参加してきました。これは今年夏にオープンする子ども関連施設の、「体験発見ブース」で活動したい「ボランティア」向けの講座でした。自分たちも「受けさせていただける」ということで出かけてきました。先日も書きましたが、これでこの施設関連の講座で「ボランティア」というテーマでひらかれたものは2つ目。今回は、「財団法人　児童育成協会　こどもの城」というところから講師を3人呼び、行われていました。今回のテーマは１．ボランティアの意味２．ボランティアの原則３．なぜ「子どもの活動に」ボランティアが必要か？４．施設ボランティアとは？＊＊＊この施設で、市民の「ボランティアとしての」参加を、という方向で、このような講座内容となったものと思われます。まず、内容を一部紹介します。ボランティアの役割→世の中の声を、専門家（行政）に伝える→ボランティアは「無償の労働者ではない」「対等な立場である」＜ボランティアの特性＞＊ボランティアは、特定の相手のために、自分の出来る範囲で　活動できる。＊一人ひとりに合ったきめこまやかな対応、行政が行うより　良い対応ができる可能性がある。＊あたたかさやぬくもりをもたらすことが出来る＊行為に対する報酬をもらうのはボランティアではなく　ボランティアが受け取るのは交通費・弁当代『ボランティア活動とは、自発的に、他者や社会のために、さまざまな人や団体とネットワークをつくりながら、豊かな社会を目指して社会の課題の解決に取り組む、金銭的な利益を第一に求めない活動のこと』以上、当日の講座の中の、一部抜粋。＊＊＊さて、話はかわって。先日聞いた話です。市内の、特に子育て支援部門の「子育てサロン」「広場」のスタッフに対して、その謝金を一回「ワンコイン」＝500円　とする動きが出始めています。それまで、半日で数千円の謝礼で活動していた「子育てサロン」や「子育て広場」のスタッフも「ワンコイン」での活動となる動きです。この仕組みから想定するに、この市では、「子育てサロン」や「広場」に関わるスタッフに対して、求めているものが「特定のスキルや力量ではない」のではないか、ということ。＊＊＊行政とボランティアの「対等性」と言われるけれど、「対等とはなにか？」というところが非常に興味深いものです。相手が団体の場合行政と手を取り合う団体が「自立」しているからこそ、「対等な関係」が築ける。行政がNPO団体と協働する理由が「安価に利用できる」ということであるならば、それはNPOの自立を妨げ、「対等な関係で」事業をおこなって行こうとする姿勢に反する。講座の最後に質問をされた方がおられました。「（行政とボランティアが）同じ土俵に、と（講師が）言ったけれど　そのときの、行司はだれになるんでしょう？」講師の回答･･･「行司は、いません。両者が手を取り合って、仲良く前に進むだけです＾＾；」＊＊＊今回のワンコインについては、それまで活動を続けてきたスタッフからは、「行政から事前に何の説明もなく、突然決まったことだけ通達され、　（結果報告）それでもやりたい人には、活動の場がある、ということになった」ということを耳にしました。「行政とボランティアの関係」は、まさにこうなってしまうんじゃないか？という、事例にもとれますね。結局、パートナーと「協働」しようというときにその活動の根幹となる部分についての議論に参加することができなければ、結局トップダウンにしかならないのではなでしょうか。そして、議論に参加するためには「要件」もありますが。自分たちの思うところの「協働」「対等性」の意味をきちんと確立しておかなきゃ。まだまだ理解不足な部分もあります。ご意見、など　お待ちしております。

  2008.02.08

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• 「仕事」するから退会します　or　収入にならないけど活動してみる

  先日、理事長に代わって　入会希望される方とお会いしてきました。自分たちのNPO活動は、正会員となって活動をする、ということになっているので、自分たちの活動の趣旨をはなして、賛同いただいた方に参加してもらっています。パチンコ店のチラシ等でも、有償ボランティア募集とうたっていることもあり、「お仕事、あるかな？」的な感覚で連絡を下さる方も多いです。理事長も私もそうなのですが、まず、「お仕事（安定した収入を得ること）にはならない」ということをお話しさせてもらっています。賛同して、子連れで活動されている方によって支えられている会なのですが、「これから子どもにお金もかかるし、私もパートしなくちゃ」という人が多く、「有償ボランティア」はやめて行かれる方も多くいらっしゃるのも現実。会の活動自体が、収益を求めるのが目的ではないのですが持続するために必要、ということで有償の意味があるのですが会員の生活の保障をする、という部分まで担っていないのでそこまで責任を負うことがない、ということと思うのですが。そういう形があってもしかるべき、ということはわかっていますが、思いのある、キャリアをつんできた人が去っていくのを目の当たりにするこの時期は、本当になんともいえない気分になるのです。＊＊＊話のはじめにもどりますが収入を考えてこられたふしのあった方のようでしたが「活動のことを聞かれていかがでしたか？　もし賛同されて、やってみようと思われるなら　一緒に、活動しましょう＾＾」と声をかけてみると　にっこり「ハイ、興味あります」とおっしゃっていただき、共に活動をしていただくことになりました。どちらがいい、とかもなく、それぞれで考えることですが子ども関連でこういうことをやっている人らが居る、というのを知っていただく第一歩が会＆メンバーとの出会いだと思うので、、、その地道な部分の繰り返しなんだろうなあ、と思ったのでした。

  2008.01.24

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• 子育て関連施設の「協働」とは？

  ･･･年末年始にかけて　ふつふつと考えながらなかなか表現ができず今日に至りますが、トラックバックさせていただいたはるかプラザさんの記事に触発され、文字にしてみました。豊橋市に今年オープンする　子育て関連施設こども未来館「ここにこ」ですが、今　着々と建物が建っています。市内松葉町、豊橋商工会議所のはす向かい。旧市民病院跡地。豊橋駅から歩いて5分。この中は数ブロックに分かれていて、使用目的によって対象年齢等が変わってきています。１．子育てゾーン２．体験・発見ゾーン３．集いゾーンこの中の１．子育てゾーンの役割は＊子育て親子の交流・つどいの広場の提供＊ボランティアとスタッフとの交流を通しての子育て相談＊子育て情報の随時提供託児室や、カウンセリング室も開設、とのこと昨年から、ここで出てくる「ボランティア」について、活動を希望する人を対象として豊橋市は「養成講座」を開催しており、私も参加してきました。講座中も、自分たちは、オープン後、どのような形で関われるのか？がとても、わかりづらく、質問をしたりする中でわかってきたのは「個人的にボランティアとして」関わるということが大前提！？ということでした。子育てゾーンのイメージは、まさにこれまででいう「つどいの広場」とのこと。子育てゾーンには、職員が数人配属され、プラス数人の「ボランティア」によって運営を行うとのこと。＊＊＊話が変わりますが豊橋市では今年度まで数年度にわたり、「つどいの広場」的な役割を持つ、「わいわい・すくすく広場」というものが市内の各所で行われていました。それは、社会教育課→とちゅうで子育て支援課ができた関係で管轄はかわっていますが、数年にわたり行われてきた事業のようです。当然、謝礼も出ながらの活動でしたが、この「ここにこ」ができることから、この事業がなくなっていくらしい、と耳にしました。「ここにこ」のボランティア講座には、この「わい・すく広場」で活動していた指導員（あくまで団体ではなく、個人登録のようです）は今後、どうしていくのだろう？活動の場がなくなっていくのだろうか？と思っている方も少なくないようです。（現在、「つどいの広場」事業は、この「わい・すく」以外に社会福祉協議会内で、ファミサポの管轄で1年ほど前に始まっています。あちこちに分散している感あり）＊＊＊先ほどのボランティアの話に戻りますが、豊橋市では「協働」ということを謳っている中、（推進条例）今回の「ここにこ」についてはどうだろう？と思ったとき、「市の職員（スタッフ）＋ボランティア」で運営し、「ボランティアの意見を聞きながら」実施する、ということが「協働」ということなのかもしれないが現段階においては「ここにこ」に関しては、市民団体の入る余地がまるでないという印象があります。（以上については、自分たちの会として直接担当課の方とお話させていただきました）「市民団体との協働」「なんのために？」行政の役割と、市民（市民団体）の役割。このあたりのことを、市民活動をする人たちが知る仕組みがあると良いのに。（もちろん市民全体も）私たちのNPOは自立して事業をおこなう道を歩いてきました。活動を継続してきた自分たちならではの視点が運営に役立つ点が必ずあるはず、と自負しています。それは、公益的な活動をしながらも、フットワークの軽い市民団体だったから、なしえたことかもしれません。思いを途切れさせたくないがために、（お金のため、割り当てられた役割のためではなく）とにかく活動を継続させたい、必死な中だからこそはぐくみ続けることができたのかもしれない、とも思います。かといって今現在で十分、ということはなく、これからも日々、視野を広げ学んでいかないといけないということを切に思います。困難は、私たちがステップアップするために引かれたガイドラインでもあると信じて。

  2008.01.16

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• 託児つき講座と社会教育法

  私たちの市では、さまざまな講座に託児がついています。それらの講座の担当を私たちのNPOがさせてもらっていますがグループ化されたのが平成6年、と聞いています。豊橋市では少なくともそこから、「託児付き講座」がスタートしており、（もちろん数にしてみれば、徐々に増えていったことでしょう）法人化した平成16年までで10年間、プラス3年は、グループ化されたＮＰＯに依頼をいただき、担当をさせていただいています。行政のもの以外も最近は多いですが、年間約200回ほど（！）。この託児付き講座に参加した人は、のべどのくらいになるのでしょう。そして、その人たちは何を思い、今日に至るのか？？？「子どもがいても、学ぶ時間をもつこと」の大切さ「子どもがいても」というよりは「子どもがいるからこそ」という気持ちが、私的には強いのですが。子どもを持つ、ということは、子が人として生きる第一歩に親として向き合うことになる。子どもの世話、家事、という目の前のことはもちろん、子を持つ一人の大人としての生き方についても今までは考えもしなかったことにぶつかることもある。子に自分を見ることも多くあり。あらためて自分自身に向き合わざるをえなかったりもする。自分だけの理屈では、前に進めない壁があったりもする。そんなときに、出会う、さまざまな思想・考え方が、自分の生活・子どもをとりまく生活を新しい切り口で見るきっかけとなることも多くあります。それらによって　「子育て」が楽しくもつらくもなる、と言っても過言ではないと思っています。＊＊＊私にとっての「女性会館」の託児は、新しい視点をもらえる貴重な場でした。もともと今の活動に参加するきっかけになったのも、「子育て関連項目もあるから」と、気軽な気持ちで「託児ボランティア養成講座」を受けたところから。もちろん、その講座にも託児がついていて、それを担当しているグループは今の理事長が、当時代表をしていたころでした。「母」とか「妻」とか言う前に、「私」という人間であるということを自覚させてくれたのも女性会館の講座だったかもしれません。（ちょっと大げさですけど）＊＊＊私がNPOの前進である託児グループの代表だったとき、いろいろな場で、「託児つき講座」についてご意見をお聞きしました。ある課の会議に呼ばれていった際には「そんな、子育て中の人が自分の子を他人に預けてまで勉強する必要があるのか？」と声高に訴え続ける方もおられたりして、「子育て中だからこそ、そういう時間が大切だと思う」と申し上げた私、ですが（当時も、伝え方が未熟だったなあ）なかなか、理解が難しい方も多かったように思います。今日の４つ葉プロジェクトさんの記事に、「社会教育法」について述べられていました。「託児がもうけられ　学ぶ場が与えられる」のは法律にも裏づけされている「権利」でもあったということは非常に重いことです。私も知らなかったのですが。。。豊橋市ではこういった事業が10年以上続けられている元で、親が子育てしているという環境があるということ。あらためて考えさせられたのでした。

  2007.12.27

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• 子育てがつらい人が関わる意味

  子どもが苦手な人、が　子育て（支援）に関わる可能性。たとえば、自分が子どもに対すること、子育てが「大変」「つらい」と感じる人が、子育て支援に関わることは、意味があるんじゃないかな、と思っている。ちょっとたとえが違うけれど私は学生のとき、数学が苦手でした。先生の説明がどうしてもわからなかったのだけど数学のわかる人に言わせると「わからない人の気持ちがわからない」んだそうです、、、。その道のエキスパートさん、には、できない人の気持ちはわからない、ってことなんだと思います。さて、それを子どものこと、子育てについて当てはめてみたら？子どもが好き、子どもの世話が好き。一般的にはそういった方が、保育の仕事に携わってみえまして、もちろん子どもたちが大好き、と言う方に関わっていただけることで、子どもたちにも大きなプラスがあると思うのです。子どもの目線、でモノを考えるのは不可欠なのだけれど子育て支援、といったときに「親の目線」ということもはずせない。世の中には、「できない（苦手と思う）親もいる」ということを理解する、また、理解することも必要。「親のつらさ」に寄り添うことが支援のひとつならば体験したことのある人が、寄り添いやすい。その気持ちが強かった人ほど、そうじゃないかな、と思う。もちろん、すべての人が同じ体験、っていうこともありえないので「体験の無いことはわからない」って言ってしまったらおしまいなんであって、「そういう気持ちだったんだ」と寄り添うことが大事と言われています。気持ちに寄り添うときに、体験が場合によってはプラスアルファになるのでは、と思うのです。＊＊＊私が過去に、子育ての辛さを言葉にしたとき、「授産所施設見学に行ってごらん。そんなこと言えなくなるわよ」という言葉をもらったことがあります。ハンディをもった方たちが、精一杯のことをして働いている。（やろうと思っても、できないこともあるのに、健常者の自分は、あれがしんどい、これが辛いと言っている現実）「辛いと思う自分は甘えている」と、まず自分を責めたことを思い出します。それで、私は、前向きになれて、何かが変わっただろうか？･･･答えはＮＯ。「やっぱり、私は頑張りが足りない」と言う結論でした。良かれと思い激励する言葉が日々「もっと、がんばらないと」と自分で自分を追い詰めている人を　さらに追い詰めることがある、ということ。そして　追い詰められた親の元で育つ子にとってどうか？ということ。子を虐待してしまう親の話を見聞きしても、困難に追い詰められそれを責められたくないがために、周囲や外に内情を出せず抱え込んで、惨事に至ることがあるようだ。「こんなこと、言っても大丈夫かな」と思いつつ、話せる相手を探している親は、案外いると思う。その「こんなこと」は、場合によっては些細なことであったり、実は重大なことだったりもするかもしれないが悩んでいる本人にとって「重大なこと」ということは、その時点ではまぎれもない「事実」なのだから。「そんなことないよ、こーだから、心配しなくて大丈夫よ～」と相手の言葉を打ち消して、言い切ってしまうほうが楽。＝励ましという美徳に隠れた切捨ての行為だ。と私は思う。そしてもう、これ以上、そんな思いをしながら子育てする親が増えてほしくない。自分が市民活動に関わり続ける原点は、このあたりにあるのかもしれません。＊＊＊そういえば「できない」ことによりそうって、、、実は、子どもに関わるときの原点でもありますよネ。

  2007.12.22

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• 「子どもが苦手な人」が関わる可能性

  「私、子ども、苦手なのよね～」という人が、周囲にいませんか？男性の中にもいそうだし子育て世代の人にも　いそうだし･･･具体的には、、、何が苦手？？？なんでしょう。たとえば・うるさい（しゃべる、さわぐ、はしる、なくetc.）・手がかかる（自分でいろいろできない）→物をこぼす、汚す、やって～という、　その他　基本的な生活に大人の手助けを必要とするほかにもあるかも？なんていうのか、それに　関わりたくない。。。と思ってしまう？のかな？ちょっと、気持ち、わかるところもある。。。＊＊＊とにかく、そこだけ見ると面倒と思われることが多く発生します。「その行為自体を」好き好んで、ふつうはやらないことが多いかも。汚れたところの後始末とかぎゃんぎゃん　泣く子と　あい対したりうんちしてオムツかえるのもやだな～～～と思ってしまう。＊＊＊自分の関わっている子育て関連活動に　ほかの人が関わりたいかどうか？に触れたとき場合によって「私、子どものことって　ちょっとね～～～」と　ざっくばらんに言ってくださる方もみえます。（口では言わないけど、自分の子だけで十分オーラ～～～の方も）たとえば　子育てを身内や保育園に託している親の中にも「実は子どもは苦手」という方がいるかもしれない。＊＊＊そういう人が、子ども＆子どもにまつわることに関わるときっていうのを　ふと考えています。やだな～と思うことって、先ほど出した「そこだけ見ると」ってのがポイントでそれはすべて　通過点で　一生続くわけでもないけれどでも　それには意味があって　実は大事なことでもあるということを　自覚するかしないかで対し方はとても変わってくるというか･･･うまく表現できませんが。また続きを書きます。＊＊＊今日は、午前、バザーのお手伝いに行ってきます。インターナショナル！フェスティバル！ＭＥＩＨＯビルで不用品バザー！！！やってますので（結構、好評）10時スタート！！！豊橋○ンチャークラブ　ブースも　お立ち寄りください。

  2007.12.16

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• サポーター養成最終講座

  今日も稽古に行ってきました＠剣道月曜日、19時に剣道形の稽古に出たまま、19:30から剣道、そのまま21:00まで･･･。子どもたちと基本稽古をするのはすごく久しぶりで（持たない）でも、良い稽古となりましてそのノリで今日もいきたかったけど、、、筋肉疲労が厳しくまあ転ばなかっただけ良しとして。＊＊＊今日は、講座の最終回で、市の職員さんTさんの講座と、子ども関連施設担当課の方のお話でした。Tさんに、「ブログ見つけました」と言われ！案外、身近にいる人が読んでくださっていてびっくり！でした。（またきてくださるかなあ？＾＾；；；個人のブログはお持ちでないのかな？持っていらしたら、教えてほしいです）市の方針は大体予想はしていて、そうか～という感じでした。協働と言いつつ、子育てゾーンに関しては、行政＆ボランティアのみのかかわりで進める＝協働？個人対行政は、協働となる得るのか？（条例によると、それはナシではないか？）ボランティアとは無償で行うものであり、無理をする必要は無くて、我慢してやるものでもなくて。「ボランティア活動をする素敵な人！」みたいなキャッチコピーで、それが一番良いようなイメージを抱いてしまうような。。。お話。あくまで、行政のサブで、無償に近い形で手伝う人しか求めてないのだから、それでよかったらどうぞというニュアンスを感じてしまいましたが、私の勘違いでしょうか。私たちのように、というとおこがましいですが多少なりとも市民活動、や協働について関心を持ってきた者もいれば「協働」なんて言葉は初めて、という人も多かった会場であの話を聞けば「行政と関わる方法は、ボランティアね！」と思われたとしてもやむをえない。これが、条例をつくって協働を進めようとしている市のあり方でしょうか？あまりに誘導的ではなかったか。Ｔさんには申し訳ありませんが、（直接質問もさせていただきましたが）やっぱり、腑に落ちないことも多いです。たまたま、市役所のホームページを見たら、この施設での職員を募集していましたが、そういう話もこの講座内では一切、担当者から話も出ませんでしたし。（別に、公示しているわけだから、言っても言わなくても法的にはなんら、問題は無いのでしょうし、思い当たる人が応募すれば良いだけの話なのでしょうが。）まだまだ私も不勉強で、具体的な提案を示すにいたりません。思うところある方のご意見などうかがえたら、などと思うのです。

  2007.12.05

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  子育て支援＆子育てネットワーク　の本

  子育て支援＆子育てネットワーク（編著　大豆生田　啓友）市の女性会館にて借りました＾＾ラッキー「子育て支援ってなんぞや？」ともすると関わっている人ですら、知らないことや、人に伝えることは困難なことや。。。でありますがこうして、定義から始まり、多種多様な支援について書かれてあり、それでいて読みやすい。そのうち返さねばならないのですが、自分の本がほしいので、買ってしまうかも。あっ、買う前にちょっと読んでみたい人。12月半ばに返却しますので豊橋市女性会館にてご覧くださいませ。

  2007.12.04

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• 協働アンケート

  先日、「とうきょう子育てねっと」さんや、大正大学の西郷先生が中心になってらっしゃる、「協働アンケート」の回答を書き、お送りしました。テーマは「子育て支援NPOと行政、企業との協働を円滑に促進するための課題抽出と解決に向けての調査研究」とのこと。偶然、私が仲間に入れていただいているMLで得た情報で、勝手ながらお送りさせていただくことにしました。「今後、行政と協働をしたいか」「その理由は」と聞かれると、はて、なぜだろう？などと、考え。漠然と、「協働するべき」という頭で、「協働するのがいいに決まっている」という答えから＝「協働」という答えを出してしまう場合もあり得る。なぜ「自分たちは」協働をしたいのか？必要なのか？（これはＮＰＯサイドからの見方になります）をあらためて考えることとなりました。（回答に、役員たちが悩みながら。。。）＊＊＊明日、豊橋市の子ども関連施設「ここにこ」開設にともなう「ボランティア養成講座」の最終回が開かれます。テーマはまさに協働。行政の協働の担当課の人が講師で来られます。先日、商店街の空き店舗で行われた「プレイベント」終了後の関わったボランティアが回答するアンケートに、今回の事業について思うことを述べさせてもらいました。文句にならないよう、気をつけましたが、「ボランティアが下請け的ではなかったか」というような物言いもしてしまったのですが。NPOやボランティアが行政を批判してどうこう、というつもりはなくだからといって、やんわり、○○ですよね～と言うだけでは、理解されないこともあるので述べるべきことはきちんと、伝えたい。そんな思いで形（文書）にしたのですが。苦情ととらえられたくなく、出すのもためらいましたが、出さずに後悔するくらいなら、「一参加ボランティアの気持ちとしてでも」目を通してほしいという思いもこめて。後日、担当の方と少し話すことができましたが、（すっかり名前を覚えられてしまいました）行政側も問題を感じているし、複数課が関わっている事情もある等々あるようでした。今後支援者として関わっていきたい人たちを前に、どのような話が行われるか。＊＊＊ねこのての役員から、「キスケさんの意見を、ほかの人（行政関係ｏｒ議員）にも見てもらったらいい」という提案をいただきました。私は、せめて個人的意見としてではなく、「ＮＰＯとしての提言書」として担当課や市長、議員などの手に渡るのであれば意味があるのかもしれないとお返事をしたのです。。。私の意見ならつらつらと書けば形になるけれど、何枚書いたって、薄っぺらにとらえられてしまってもやむをえないかもしれないし。これまでも行政とかかわりを持ちながら活動を続けてきました。むしろ、発足から成長までささえていただいた部分も大きいので感謝の気持ちも持ちつつ、その恩返しもこめて自分たちの活動（＝行政と手を取り合ってきた経験）が活かせるようなアイディア、関わり方をしていきたいと切に思うのです。手を取り合う方法を、本気で考えるときにきています。

  2007.12.04

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• 自分の気持ちに向き合う

  今日のＮＰＯ主催講座2回目は、CAPNAより、講師の先生を招いて、お話をしていただきました。ＣＡＰＮＡは名古屋にある虐待防止のネットワークの団体なので、それについての話をされる中、今回は子育て中の方が対象の講座だったので、（支援者、とかではなく）「子どもとの関わり方」というところに焦点をあてて、話してくださいました。この間のホームスタートでもそうでしたが、虐待とか、さまざまな困難・問題が、「発生してから対処する」のではなく、「未前に防止する」コトのほうが大切。「私は絶対、虐待なんかしないわ」という、感覚がむしろ危険で、誰から見てもわかる「殴る・ける」等の「身体的虐待」のみならず、「心理的虐待」と呼ばれる虐待もあるので、「絶対しない」などとは、いえないのかもしれません。そのために、何ができるか→コミュニケーションの重要性があるということで。とかく、家族と接するとき、腹を立てる・喧嘩になるのは「誰誰がこうだから（ダメだ）」ということで堂々巡りだったりします。ダメなことをしている対象は、相手なのに、腹を立てている、感情の持ち主は　私　なので、相手がダメだ、と言い続けても変化する可能性はきわめて低い。「あなたが○○で（事実）→私がこう感じる（自分の気持ちを率直に）」いわゆる　Ｉ（アイ）メッセージ。私を主語として、自分の気持ちを伝えることから！しかし。自分の気持ちに向き合うのは、結構しんどいですね。（自分を主語に話すことをしてこなかったのか？）だって他人のせいにしたほうが、ずいぶん楽。相手が○○してくれさえすれば、すべて解決するのですから！！！（本当はそんなことはありえないのに！この発想自体がとても　短絡的！）＊＊＊今日の講座は、さすがにCAPNAの先生、相手に「指示」したり「断言」したりというシーンがなく、「お母さんは、○○すべきなのです」という言葉を聴いて安心したいお母さんには、物足りなかったかもしれません。講師に「どうですか？」と問いかけられても、なかなか、言葉にならないのは、日ごろやっていない人にとっては当然なこと。でも、今日の話というのは、じわじわと受講生の中に入って効いてくるような気がしています。自分と向き合って、自分で答えを出す。それは時間がかかるし、根気のいることだけれど、子にとっても親にとっても大切なプロセスであり、そこを乗り越えて、「自分らしい生き方」をしていくのかもしれない。などと、思ったのでした。

  2007.11.21

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• 講演会での気づき

  昨日の講演に出かけた中で、自分の中でずっしり重く落ちてきたのは「地元の支援者のあり方」でした。（講義のあと、地元の活動等を簡単に紹介する時間をいただきました）（今朝、４つ葉プロジェクトのブログを拝見して、さらに　考えさせられ）その中で、耳にしたキーワード「ネットワーク」。ネットワークっていったいなんだろう？手を取り合う？それは何のため？こうして、数団体が手を取り合って事業を行われるというのは本当にすごいな、と思ったのが正直なところ。なぜならそれぞれの団体で、「私が代表です」と名乗っている人の中には「代表」が目的で「代表」をやられている人が結構、いるんじゃないかな。と思うことがあったりするので、そこから飛び出して「ネットワーク」なんてしちゃうと、自分のとこでは「代表」でいられたのが、「一（いち）メンバー」になっちゃう可能性もあるわけで、「代表」やりたい人にとっては、不本意だったりしませんか。でも、「ネットワークを張ることで、実現すること」に重きを置くリーダーならネットワークに意義を感じ（自分が代表とか、なんとかじゃなくて）ともに、活動しようとするのだろう。（もちろん、実現するであろうビジョンが何なのか？が重要）そこを飛び越えて手をつなぎあうことができることはすばらしいなあ、と思うけれどいざ自分たちはそういう選択をできるだろうか？（いや、もし自分なら、ということかも）＊＊＊市内で、数年前にネットワークを組もうという提案をされた方がおられ、まず、半強制的に、子育てに関わる団体（任意から、行政担当課まで）が集まる機会がありました。そこから何かできないか、と、集まった団体がひとつの「ネットワーク」を組織することになったが私たちは、参加することをためらい、今日に至ります。それは、先ほどの「ネットワークの意義」に疑問を持ったから。その中に「代表」という形で呼びかけ人の方が名乗りを上げられましたが私は、そんな中で「代表という呼ばれ方をする人は必要ないのでは」とその場で言ってしまいました。横つながりの、対等な関係である　それぞれの団体がひとくくりの○○ネット、とされ、その上に代表を置かれることに（理屈はわからず）違和感を感じてしまったのです。拝聴したお声の中に「私たちはネットワークを組んで、ようやく行政にも意見できるようになってきました」ああ、やっぱり、私たちはその、○○ネットのひとくくりの中の「苦情申し出団体」のひとつにならなくて良かった、などと思ってしまったのです。もし自分たちが、呼びかける側であったならばどういう意図で、ネットワークを組むのか、ほかの団体とどう手を取り合っていくのか、というのは非常に重いことと感じます。それぞれの団体の、これまでの経緯や活動、その背後にある積み重ねたれた思いなどに、お互いが寄り添い、尊重し、受け止めながら、接点を探る。相反する考え方もあるだろうし、しかしどっちが正しいとかともいえないこともあるだろうし。そこで、「自分たちが共感ばかりもらえない」覚悟、それが「気づき」まで持っていければすばらしいけれど、ともすれば「批判された」とか「傷ついた」とか、なりがち。（ここまで書いて、ただ自分が臆病なだけなのか？）＊＊＊市内の協働には、NPOやボランティアはあくまで行政の「下請け」的な部分が強いなあ、と感じずにはいられませんでした。そのために、ネットワークで物申す、のも何か違うと思うし私たち市民（npo）も、意見するだけではなく、ともに汗を流すことも含めて一緒に、手を取り合うことが「協働」であり、「ネットワーク」をもつ意義なのではないか。そしてそれは市内のレベルでもそうであり、自分たちの団体内でも言えることでもあり。まとまりませんがつれづれと。。。

  2007.11.19

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• ホームスタートの講座から

  昨日は、「ホームスタート」の勉強会に行ってきました。大正大学の西郷先生、のお名前も、ホームスタート、についても以前から、お邪魔している４つ葉プロジェクトのページの中等々から情報を拝見したことがあり、関東方面をはじめ全国で、セミナーが実施されているのを聞いていました。今回は、地元のNPO、保育園という3団体が手を組んで、企画されたようです。ネットで見聞きしている先生ご本人のお話を聞くことができるのもドキドキでしたが、やっぱり出かけて、良かったです。イギリスでの報告をお聞きしつつ、・当事者による支援（ボランティアだからこそ、発揮できること）・協働のあり方（コーディネーターとボランティア）・実施後の効果、モニタリング等々、で本当にそうだと、共感することが多かったです。（言葉で言いあらわせない気持ちです）

  2007.11.19

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• 子育て支援とは。。。

  「こそだて　支援」という言葉をいろいろ考えてみている。支援、という、してあげる側から、される側へ「やってあげる」ということではなく、ほかの方法があるはずだ。先日の、広場のおてつだいで、市の担当者から配られた「マニュアル」には、「危険のないよう　見守りながら　遊びのアドバイスなど」との文章があちこちにありました。（当日、よく見ずに行ってしまいましたがいまさらながらに、眺めています）遊びのアドバイスということは、「遊び方を知らない親に教えてあげる」的な感じを受けてしまうのだけれど、それが、市でやりたい事業なんだろうか。＊＊＊数年前、今関わっているNPOの前進の託児グループの代表として子育て系の講座を受け持っている課の会議に呼ばれていっていました。そのとき、会議の中では、地元の大学の先生を座長に話し合いをもたれていましたが、「今の若い親は・・・」という言葉が繰り返し出ていました。「広場をやっても、駐車場のマナーが悪いんですよね、今の親は」「指導員がいるからって自分の子はほうりっぱなしで、お互いの　おしゃべりばかりに夢中で、こまったものよね」などということを延々と言っていて、「批判ばかりしていても仕方がない」と意見を述べた私たちのグループは、翌年から呼ばれなくなりましたが＾＾；やはり、「子どもとあそべる親の育成」が目的なのか？＊＊＊子どもをもつ家庭のおのおのが、子どもがいるからこそ生じる障害があるとすればそれを取り除くことはできないか。というのが、子育て支援ではないか。それを、家庭単位で必ずしもやる必要はなくやれる人はやれるだろうけどそれができなければ誰かに助けを求めてもいいのではないか。そこで、「本当に助かった。感謝している」と思える人は、いつか「自分が必要なときに、大切な手（気持ち）を借りることができた。私も助ける側にもなってみたい」と思うのではないだろうか。「子育てとはこうあるべき」というものを、誰かが形作り、各家庭に照らし合わせ「こうできていないから、指導する」ということは、「子育て支援」とは、何か違うように思う。そうして教えられたことは、単なる既成概念の押し付けであったり大きなお世話だったりもする。それは、「支援者」とか「指導員」という立場でいる、または居たい人の自己満足ではないだろうか。＊＊＊託児について。泣いている子を置いて出かけるということに対して「かわいそう」とか「そこまでしなくても」という声を耳にしたりして、あたかもそれをしたり、関わることが「悪」のように思われたり、ということもあるようだけれどこれは本当に、周囲のエゴではないかと思えてしかたない。母子は常にいっしょにいさえすれば、すべてがうまくいきハッピーだ。それができないのは、母親が未熟で至らないからだ。そういってしまうのは楽かもしれない。親子をくっつけておけば、すべての責任はその親にあるとしておけばよいのだから。でも人は、人の中で育つ。親も、親になってから育つ。それを知っている人は、親子密着がすべてだとは思わないだろう。親が自分を取り戻したり、自分を生きるために子どもと違う時間をもつことは、最終的には子どものためにもなる、ということを信じているからこそ託児活動に関わることができてる。バラバラですが、いま思いついたことを記してみてもう少し整理してみたいと思います。

  2007.11.10

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• 子育て支援者の視点

  親子の集う場所は、どういう場が求められているのか？を今、考えています。以前、受けた講座で、「つどいの広場」を実施していて、そこに求められることについて、話を聞いたことがありました。そのときの講師のTさんは、地元で広場に関わり続け、どういう場が求められているか研究を続けられているとのこと。それを元に、結果としてこうではないか、という話をされていました。その広場では、とにかく照準は「親」に合わせていて、親がゆったりすごして、そこにいるスタッフ等と話をしてもらう、その中から、子育ての悩みを打ち明けられることがある。（というか、実は母親からそれを引き出すコツというか、　ノウハウがあるということだったように思います。　環境も含め、母親が話すというより、そういった雰囲気で　困っている人が自然に口を開けるような工夫がある）スタッフの対応で、その悩みを何とかする糸口が見つかる場合や、その場で対応できない場合、また今後の経過を見る必要がある場合、子どもの命に関わる場合等、さまざまなケースがあるのではないかと思われますが、それらに対して、的確に対応していくことで子育ての悩みや困難な状況を何とか、解決していくということを目的としている、という話でした。広場といえば、やたら、原色使いの飾りや遊具が並ぶことがあるが、母親と話をするのに、それは必要あるだろうか？むしろ、それらの環境によって、子どもがハイテンションになっていくことよりも、母親がゆったりすごし、子どもを静かに見つめながら自分の気持ちをリラックスさせることができることを目的とすれば、まるで違った内装になっていく、ということもお聞きしました。高揚した子どもの状態ではなく、落ち着いた中で、スタッフがその子のことを親と一緒に見守りながら、子どもの良いところを見つけ、話す中で、悩み事が浮き出してくる、ということもある、とか。＊＊＊先日の、市内の広場のプレイベントのことはブログに書きましたがスタッフが遊びの提案をしながら実は、「親が子にこうしてあげてください」と「遊ぶ」ことを半強要していないだろうか？少なくとも、「もっと、遊んであげたら良いのに」という気持ちで接していないか？ということが気になりました。親の立場としては、「もっとこうして遊んであげてください」といわれて、「あっ、そうか、子どもとはこうして遊んであげたら良いんだ。良いことを学んだ」と思う人もいれば「そんなこと、大きなお世話だ。今はそんな気分じゃないし、　そこまで誰かに指示されたくない」と思う人もいるかもしれない。具体的に、言葉にできないにしても、気持ちというのは「なんか、いやな感じがした」となるともう2度とここには来ないかもしれないのではないか。（集客数が問題なのではなく）大金かけて造った施設が、市民の中で生かされるためにまたそれが、子育てをテーマに造られたものであるならば、子育てする人たちが「ここがあってよかった」と思う、その結果が「集客」という形で現れるだろう。「大人は常に、子どものことを第一に考え、子どもの目線で　彼らの望むことをかなえてあげるべきだ」という気持ちが、特に支援者の中にはないだろうか。子どもに、「子どもの生活」があるのと同時に、大人にだって「大人の生活」があるのだ。それが、「子ども優先でないのは間違い」であるはずもなく、「こういう場に来たときくらい、遊んであげたら」というのは、高慢ではないだろうか。子どもの生活と、大人の生活、両方のバランスをとりながら生活するのが本来の姿。支援者の役割とは、「こうして遊んでください」という前に、ほかにやることがあるような気がしてならないのです。

  2007.11.09

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• 子連れの女は・・・？

  日曜日、先日の夜の講演会に来ていたある方から「キスケさん、みえてましたね」と声をかけられました。「ああ、私は気がつかずに失礼しました。なかなか良かったですね」などといいましたが、我が家とほぼ同じ世代の子をもつ父親であるその方は、「地元のTVで録画を放送するらしいから、ちょうどいい。そのとき女房と子どもにも見せることができそうです」とおっしゃった。私がひねくれているからかもしれないけど、「そんな、女こどもが夜の講演会に、おじさんに混じってでかけなくたって良いだろう。（うちでテレビで見れるなら、見ることができるだろうが）」って聞こえてしまったのでした。。。確かに、夕方から夜にかけては、主婦は忙しい時間。家をあけることは難しいかもしれないけど。でも夕飯の段取りをして子どもたちの習い事に送っていってその後の段取りもして忙しいけど、その会場で聞きたい気持ちってのはきっとその方には、理解し得ないだろうなあと思いました。だいたい、生で見るのは違いますから。電話でさえ、媒体を介すると何かがちがうように目の前の話と　テレビでは　ちがう。どこかで「子連れの女は、こんなところに来なくたって」っていう、さりげない？メッセージを感じるものです。（子連れったって、中学生ですけど・・・）まあ、子どもが小さければ、眠くなったときにそばにいてあげたい時間帯だったりもするから微妙ですけど。。。子連れだろうがそうでなかろうが政治に興味を持って　話を聞きたいとおもうこと自体が自然であるというのが　別に当たり前だし、なあ。。。などと思ったのでした。まあ、だれがどう思おうとどうでもいいのです。その日に　会場で私が持ち帰ったものは、何ものにも代えられないたくさんのエッセンスであり貴重な話だったことは事実なのですから＾＾一緒に行った息子は、いつかこの日のことを、登壇者の話を思い出すかもしれないと思うと、かけがえのないときを過ごしたと思っています。（余談ですが、この長男、そのときのシーンをそのまま記憶するという　ことがよくありまして、せりふなども一語一句、覚えていたりして　後で聞くと面白いです。頭のどこかに焼きついているようです。　肝心なことはよく忘れていますが＾＾；；）

  2007.11.06

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• 親子のいる場で・・・

  昨日のまちなかフェスティバル、広場のお手伝いに行ってきました。これまで自分の活動は、子どもさんのお預かりがメインだったので親子のいる場でどうするか、という経験がなく、どうしたらいいかな、などと考えながら。子どもさんへは？親御さんへは？→とりあえず、世間話をしてみよう新聞紙であそぶコーナーで、子どもたちが入ってくると声をかけて、遊ぶきっかけを作ったり、手出しせず見ていたりといろいろ試してみました。託児と違うのは、親御さんが一緒にいらっしゃるので、自分だけが子どもさんと遊んでも、なんか違うしな～と思いつつ、かといって、どう働きかけよう？ある行政スタッフは「お母さんも、いっしょに遊んでくださいよ」とちょっと命令？っぽい声かけをされていましたが･･･。遊びって強要するもんじゃないし･･･。でも、明らかに子どもたちは、手伝ってるおばさんよりパパやママと一緒に遊びたがってるなあと感じました。だんだんなれた子は、遠巻きになっていたご両親の手を引いて「パパも！！！」と言って引っ張り込まれてました＾＾；先ほど、「遊んでください」といわれて、返事に困っていたお母さんが子どもさんの髪留めをはずしていました。「新聞の山で取れちゃったら困るから」とのこと。私「かわいい髪留めですね。いまじゃ、いろんなのがあるんですね」お母さん「これ、自分でつくったんですよ」私「へえ？自分で？」お母さん「100円ショップで買ったビーズをゴムで通しただけ。　　　　　簡単よ。こういうのも、市販のを買うと結構高いから」私「簡単でもかわいいですね。うちは男の子だから　　こういう楽しみがないんですよね～」お母さん「子どもも自分で作ってますよ＾＾」その後、そのお子さんのお父さんが遊びに来て、最後にお母さんも横から入って遊んでいました。私はどちらかと言うと、世間話が苦手なのですが。。。相手の方が話してくれたので･･･。＊＊＊ある親子は、きっとご両親は、平日はお仕事されてるのかな？と思えました。おしゃれな親子でしたが、なんだか疲れ気味？「こんな遊びで喜ぶんですね」なんて言って帰られました。自分の子がよそのオバサンとキャーキャー言いながら遊んでいる姿を、両親はちょっと離れてみていて。帰るときには、パパがにっこりして「ありがとうございました」と言って帰られましたが、これってだめなのかな？自分の子の様子をみて、またうちで遊んでみようと思えば遊ぶんでしょうし、それはご両親次第で。それぞれの関わり方を「こうしなきゃ」なんて思う必要はないような気がしました。ほかいろいろ、思うことはありましたが、また折に触れて。

  2007.11.05

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• 昨日のETV特集

  ご覧になった方、おられるでしょうか。昨日のＥＴＶ特集。「里山保育が子どもを変える▽泥んこ・けんか・虫捕り・森の探検…▽里山の森でたくましく成長する都会っこたち▽安全・安心ばかりで子どもは育たない▽木更津社会館保育園の1年に密着とにかく、面白くて、あっという間の1時間半でした。それと同時に、「ああ、こんなところは、そこいらにはないだろうなあ」ということ。＊＊＊ここの保育園では、一般的に保育園児に対して（大人が）「危ない」としていることも積極的にやらせているところがあり、はじめはとても驚きました。・高いところに上る・包丁を使う・溝をジャンプして飛び越えるあとは、・泥水の中の泥遊び（結構日常的に）など「え～！落ちたらどうするんだろう」「手～切るじゃん」と思ってみていたら、案の定、落ちるわ、手も切るわ、ケガをしています。私たちの身近ではまず考えられない。大人が手を出して「危ないからやめて！」ととめているはずのことばかり。でも、30年続けていて小さなケガはあるけれど大きなケガは一度もないそうです。＊＊＊預けているお母さんたちが話しているシーンもあり、どうしてこの保育園に預けているか、ということを話されていました。「泥を食べさせられるからといって、家族や周囲に入園を反対された」という人もいて、でもどうしてここに決めたかというのは「私が子どもだったら、ここがよかった」という理由であったり。「とにかく、毎日泥んこで帰ってくることを受け入れるのは大変だった」というのも、お母さんの率直な気持ちでしょう＾＾；＊＊＊とかく、今は、大人が子どもの先回りをして、些細なケガもさせたくなく、子ども同士のトラブルも避けて、円滑に、すべてを動かしたい。また、先生方がそれらに細心の注意を払うのは、父兄などからのクレームを避けたいからではないか。少しでもなにかあれば「誰が悪いのか」と言う話になり、「どうしてくれる」と詰め寄り（親が）誰かを裁こうとする。そこに関わっていた子どもたちにも、長い目でみれば解決していく力があるだろうに。結局、大人の体裁でその力を奪っているんじゃないだろうか。＊＊＊昨日の番組でも、やんちゃな子が危険なことをやったりしてましたがすぐに先生が止めることはしていなかった。周囲にいる子がそれを許さない、という感じでもちろん、はじめにやった子の行為も、私たちからみると乱暴で、また、制裁を加える子のやり方も「やめなよ～」なんていうぬるいものではなかったのでちょっとドキドキしましたが本当に最後の手段で、先生が介入します。「これってどう？どういうことをしてると思う？」ときちんと話す。相手に謝っても「どういう気持ちで謝ってる？」と、形だけどうしろ、ということを言っていない先生。「こういうときは○○って言ってごらん。」とひとことアドバイス。保育園の先生は「見通しが立っているから、これで今は大丈夫、と思えるからこういうかかわり方ができる」というような意味のお話をしていました。なんというか、その距離感が絶妙？というか。。。「里山で保育」なんて、のんびりしていて、のどかな保育風景ばかりを想像していたけれど（もちろんそういう場面もあると思うけど）実際は自然の中で、いたいことも大変なこともいっぱいある中で命とか、仲間とか、「教わるんではなく」自分の体で感じて。そこに関わる、園の先生の思いや、本気の気持ちや保護者の覚悟があってはじめて、そういう場が作られているんだなあ、思いました。　ふとわれに返り、自分たちはどうだろう？「被害者の立場」になって「犯人探し」をやったり子どもに「どうしてうちの子はこうしないんだろう」と言う前にやれることがあるのかもしれない？などとも思ったのでした。また、再放送、やってくれないかなあ～

  2007.10.29

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• 「託児」というステップ

  今日は午前中、とある市民館に託児に出かけていました。たいていは、こうしてさまざまな市民館等で行われる「講座」に、託児をつけていて、その従事者として私たちのNPOが担当させていただいているのですがおおよそ時間にして1時間半～2時間である場合が多いのですが今日は、講座の内容が「講座と親子でいっしょに」のどっちもがミックスされていてむしろ託児時間より親子と一緒の時間が多くて、預かったとおもったら、30分ほどでお母さんたちがおみえになりました。変則的ではあったけど、この珍しいパターンで思ったこと。「託児のよさを感じてもらえたかどうか　疑問」ということです。今日みえていたＡくん（3歳）は、お家で「今日は泣かない！」と約束してきたそうです。でも、30分後のお迎えで「泣いていました」という状態。「Ａ君は泣かないって、約束してきたじゃん～　でも、ちょっとダメだったね～。ちょっと残念だったね～」というお母さん。ばつの悪そうなＡ君。その後、心なしか、私たちのほうを振り向いてもくれなかったような。べったりお母さんに甘えていました。悪く言えば、「小さな自立のステップを逃した」ともいえないかな？＊＊＊託児では入園前の子は、たいていお母さんと離れると泣く、暴れる、抱っこしてないとダメ、（逆に抱っこさせてくれない）部屋から出ようとする。等の様子がみられます。その子によって、5分泣いて、後は大丈夫、とか泣いている時間が30分、1時間、、、とまちまちでほとんどの子が1時間半後には落ち着いて、ひといきついてお母さんのお迎えの時間になります。ここにいる（泣く子を手放して）つらいお母さん、（お母さんとはなれて）つらい子ども、母親も子どもも、そう思いながらすごす1時間半の重みというのが、ぜったいにある、と私は思っています。その時間、子どもたちはどう思ってすごしているでしょう。いっぱい、いろんなことを考えると思います。「ママは？どこいっちゃった？もう来ないんだろうか？いやだ、早くきて！このおばちゃんたちは一体、だれ？ここにいる子たちは？あの子も泣いてるな。（あ、このおもちゃ、なんだ？）でも、ママはまたくる、って言ってたはずだけど。心配だな。ほかの子は、どうなんだ？」（↑想像）お母さんたちは「さっき、泣いているところで置いてきちゃった。まだ泣いてるかな。従事者がこまってないかな。何分くらいで泣き止むかな。案外、ほかの子と仲良くあそんでるかな？もし泣いてたら、そこまでして講座受けにきて良かったかな。子どもを不安にさせてトラウマになったらどうしようか。離れた私のほうがちょっと心配になってきちゃった」等々・・・これらのことを思う時間がとても、貴重だなあ、なんて思うのです。1時間半の時間を経て、ひとしきり泣いて、でも周囲を見渡して自分のペースで遊んで、お母さんを迎える子たちは、どこか誇らしげにも見えます。「ぼく、（わたし）がんばったでしょ」母親は、「さびしかったかな？もしそうだったらごめんね。　でも遊んでたんだ。がんばったんだね。あなたのおかげで　お母さんも大切な時間をもてたよ！アリガトウ（涙）」これが。。。とても大切なステップだと思えるから私は今の活動にかかわり続けられるんだと思います。

  2007.10.23

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• 託児について　あれこれ

  私たちのNPOは、「講座につく託児」という部分で行政と協働していますが託児について考えたことを覚書してみたいと思います。託児がつく講座というのは「入園前の子がいる人」も対象としているわけで、果たしてその理由は？たとえば、私たちの市の場合は、託児がつく講座を主催する課はいろいろありますが、もともとメインだったのが「男女共同参画課」でした。そこで開かれるすべての講座に託児をつけることは「子育て支援」というよりは「男女共同参画」：子どもがいても社会活動に参加するという意味あいがつよく、「小さな子がいるから○○できない」的発想から、「小さな子がいても、○○できる」を考えたとき、講座に託児が付いたのでは、と思います。そして、男女共同参画課主催の講座のテーマは「女性の人権」であったり、「アサーティブトレーニング」「自分らしさ」･･･等々、のことであり、どちらかと言うと、「母親」というよりは一人の人としての生き方等に重きを置いたものが多かったように思います。方や、「社会教育課」という課が主催のものは「乳幼児家庭教育」という表題がつくもので「いかに親子で遊ぶか」を教えるようなものであったり（講師は保育の専門家である場合が多い）これらのテーマはあくまで「子どもに照準を合わせた」ものが多い。その他の課ではどうだろう。と考えてみて。託児があるなしで、子連れの人の参加率は変わる。が、主催者は子連れの人に来てほしいのか？「託児があるんだ」ということは主催の意図として「子連れの人にも来てほしい」（その用意がある）という意思表示であり、これが広報などに載ることにより「子連れの人ｗｅｌｃｏｍｅ！」の行政の姿勢がみえはしないだろうか。などと思うのです。＊＊＊「子育て支援は、やってあげるばかりが支援じゃない」という話を、ある講師がされて、それはもっともだなあと思ったのでしたがでは、だから今ある支援について、「それは必要ない、やりすぎだ」というのも短絡的だなあと。。。これまでどういう意図・目的でその事業が行われてきたのか。その成果はどうだったのか。それらを検討した上で「次のステップへ」行くことができればすばらしいと思うけれど･･･。過渡期なのかも、、、しれません。

  2007.10.23

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• 母親の居場所

  私たちがNPOでしようとしていることは結局、どこにつながっていくのだろう？と考えます。昨日、ある人と話していて、「母親の居場所」という言葉が出てきました。身近にいる、「母親」という立場の人たち。それは、自分らくらいの３０代後半前後から、２０代、５０代、、、幅広い世代の人が「お母さん」として、生活をしている。「お母さん」をやりながら、それ以外の生活ってどうしてる？趣味に生きる人。仕事復帰する人。起業しちゃう人。ボランティア、市民活動。宗教。サークル？家にばかりいる人は、今本当に減っているらしいけれど。子どものいる生活の傍ら、お母さんたちは何を望んでいるだろう？私は、時折講座（平日の午前）の託児をしながら、考えます。預けに来る人は、きっと、平日定期の職には就いていないだろうな。預けるということは、一時でも子どもとはなれることを選択している。（行政のだと、お金がかからないのも良いのかな）頻繁に預けに来る人もいる。０歳の頃から、３歳まで。ちょこちょこ、細切れに預けに来る時期があって（母は受講して）そうしながら、子どもの入園時期を迎える。そういう人も多く来る。あるいは、途中で仕事に就いて、子どもは保育園に通うようになる人もいるだろう。子どもと家で過ごした日々が、かけがえのないときなのかな。少しでも早く幼稚園に行ってほしいのかな。日々、子どもと過ごす生活を選択していながら、子どもに向き合うのがどうも、しんどい、という人も　多くいる気がする。私たちが託児従事者（団体）として、いろんな親子と関わって、そこに来た人が、私たちの活動に関わるようになる割合は、決して多くない。子どもを預かる活動が中心だから、そこは気軽に、とはいかないのもわかるけど。母親の居場所。とは？何を望んでどこに向かっていくのだろう？

  2007.10.03

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• セキュリティについて

  今日の託児では珍しく、理事会メンバーがいて某委員会の話し合いから出た問題点を再度、蒸し返していました。パチンコ店2階のキッズルームのセキュリティについて。一応、1階の入り口はパチンコ店の店舗とは別であり、モニターつきインターホンがあるので、顔を見ながら会話ができる仕組みになっている。そして、中から開錠が可能。中に入って扉がしまれば自動的に施錠するいわゆる「オートロック」方式。まず、インターホンを押す人とはどういう人がいるかというと・・・１．予約をしている利用者２．お迎えにきた利用者（１．または１．の人が指定した人）３．見学者４．直接来られた利用希望者５．会員（従事者）６．１～５以外の人であろうと想定される。先日、実際にあったのは２．のお迎えの人が、予定者以外だったケース（あらかじめ聞いていない）があったことから、「どうする」という話になり。（このケースでは、１．の人に直接確認してからでないと、鍵を開けられないというルールになっているので、そのとおりに対応）そのとき「ぜったい、開錠して安全、という基準は？」という質問がだされ。ここで、アポなしで来られた３、４、６の人への対応を、考え直して。これまでは、できうる限り、突然来られた方にも対応させてもらっていた。でも、果たして、それに危険は伴わないだろうか、という、疑問。意見交換した結果、「アポをとってもらってからの利用を原則」…お預かりも見学も。理由：予約でお名前と連絡先、ご利用予定をうかがうことで、来られる予定を把握できる。見学についても同様に。突然みえても、必ずしも十分なご案内やご説明がさせてもらえる状況かどうか保障できないため。＊＊＊チラシや看板を掲げているせいか、キッズルームが「パチンコ店についた託児所＝いつでも利用ＯＫ」みたいに解釈されていることが多いのかもしれない。いきなり行っても、預かってもらえる（？？？）と思うのかな？でも、一般的に、お預かりいつでもこい、という施設はなかなか珍しい（というか、困難？）。＊＊＊初めてお越しの方は、お子さんの荷物（オムツ、着替え、ミルク、食事等）を持たずに来られることも多々ある。（ルームにあると思っている）その状態でお預かり、は基本的に私たちの本意ではなく。従事者の都合とか、というよりもむしろ、安全のために、必要な手続きとして、このステップを踏んでもらうということは、利用者の方にも理解・協力していただきたいこと。＊＊＊うーん、よくよく考えたら。インターホンで、名乗ってもらっても、１００％（利用者の顔と名前で）「絶対本人か」どうかを確認することは厳密には不可能なんじゃなかろうか。（それをいっちゃあ、おしまいでしょうか？）「絶対、その人だってどうやって確認するんですか？」→私たち（の確認）は万能ではなく、「絶対」といえないこともある。ということを「自覚する」こと。もちろん、だからどうでもいいってことじゃなく現実的に、「私たちにできる」方法は何かをまず考える。予定通りに物事が運んでいるときはあまり、つっこんで考えないけどなにかあったとき、「そういえばこれってどうよ？」となる。簡単に答えはでないし、出したものが本当の答えかどうかがわからないけれどその「プロセスが大事」という気がしています。

  2007.09.28

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• 託児、保育者について思う

  昨日の託児は０，１歳児の託児だったので（！）ほーんと、赤ちゃんが多かった～！預かる子2人に対して従事者が1人はいたので、結構、目は届いていたかな？それよりなにより、私がおもったのは従事者同士が、お互いにやり取りをして、「大丈夫？」とか「変わろうか？」などという会話の中、託児ができたのが本当に良かった！ということ。これって、案外、簡単そうで、簡単にできないときもあります。たとえば、よく会話をして知っている人同士だったら、（そういう人を選んで？）話すことはできるかもしれないけれど外部託児は、そんなことまで考えて組まないので、そのときどきでメンバーが変わる。話しにくい人とか、あると思うんだけれど・・・。でも、そういうことを強く言う人はとりあえずいなくて、「私、私」と主張する人もいなくて（失礼）なんとなく、お互いに気に掛け合って、という感じでよかったです。＊＊＊ともすると、保育の場は、保育者の力量（？なにをもって力量というか）を「競う」ような場になってしまいがちではないか、と前から感じています。そして、こんなことを言ってはなんですが、「この子はこういう子」と決め付ける、専門家がとっても多いこと。子どもにしても大人にしても、「こういう人」と決めてしまうのか？同じように子どもに対していても、扱いの上手な人、遊びをたくさん知っている人、いざというときのパニックに強い人。明らかに、「ああ、この人はできる人だなあ」と思う瞬間があったりするのは否めない。そういう人が、機転を利かせてくれたおかげで、混乱を避けられたりすることもあるので、それはそれで、助かるのですがみんながみんな、そういう人だらけで、託児をする必要はないなあと思っています。子どもにいろんな子がいるように、従事者にだっていろんな人がいていいと思う。子育てが苦にならないお母さんが従事者になったら、何かと気がついて、苦にせずいろんなことができるのかもしれない。でも子育てが苦になった経験のあるお母さんが従事者になったら、子育てに疲れて利用しにきた人の気持ちがわかるかもしれない。どちらも大事で。。。というか、保育園でも幼稚園でもない場所だから、先生じゃないから同じ子育てに関わるものとして、苦になるところがあれば「そうだよね」と共感したり「そんなもんだよね」と言える気持ちでいられることに意義があると思っていて。。。＊＊＊先日、元保育士さんＨさんとＲさんに、「保育士さんって、どうやって評価されるんですか？（されてましたか）」と質問しました。（どういう質問か！）「たとえば、こういう保育をしているから評価があがる、というか評価してもらえるってことがあるの？」と聞いたところ「それはないよね～（声をそろえて）昇給は勤務年数かな？」とのこと。はかる基準がないのか、そういう制度がないのか。私たちの活動で、従事者に求められているものは、子どもに対する接し方はもとより、（まず子育て経験者がほとんどなので、生活の世話についてはほぼ、心配ない状態）預かる子の親と接するときに、同じ子育てする身としての目線ではないかな、と常に思っています。従事者は先生じゃない。よその子を預かる経験が、預けに来るお母さんたちより多いだけ。預かる側に、積極的に関わっているということ。。。そんな中で、お預かりのお子さんに対する対応は、それ次第でお子さんが、快適に楽しく過ごせるかどうかがかかっていることもあるので、適切に接してあげられるのは、まず必要なんだけれど、それが「うまい」とか、「従事者の動きがいい」とか、そういうことで評価される必要なんて、まったくない。ないどころか、害すらある気がする。競うのは、いったい誰のため、なんのため？ってことになる。。。ダメな自分を出せる場が、私の好みなのかもしれません。私たちの活動を、外から評価してくれる場が必要ということは痛感してていい方法はないかな、とは思っているけれど。

  2007.08.24

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• 夕焼け空見ながら

  本当に暑い日が続きます。昨日、今日は夕方の託児従事のため、帰宅が夕方遅くに。利用者がなければ17時まで、最長18時まで。でも最後の片付けは利用者が帰ってからなので、片付けて精算して、とごちゃごちゃやっていると結構な時間になり。帰宅したときにはもうご飯を食べなくてはいけない時間だったりでバタバタしました。今日の帰り。。。空には、フラミンゴの色のような夕焼け雲が刻々と色濃くなり、すごい景色で。車は相変わらず、混んでいたので、空をぼんやり見てて。散々、ないている子を抱っこしたりオムツを替えたりの3時間あまりをすごして帰るときああ、世のお父さんお母さんたち、働いて帰途に着くときはこんな気持ちなんじゃないかな、と思う。。。ひととき。それにしても日ごろ、夕方に出歩くことをしないと　こんな景色、絶対見れなかったなあ、きっと一瞬のことだなあと思ったりして＾＾心の栄養。

  2007.08.17

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• ゆるく、つながる場

  今日は、NPO主催の人形劇の日でした。私は、駐車場係りでお手伝いに行っていまして＾＾；；その難しさにバタバタとしておりました。この会場、駐車場がネックでして、（多くはとめられない）ある駐車場を借り切っていたはずが、一般の人も入られていてつめつめにとめてもらうことが困難になり、一時、車の行列に！パニックの際に「キーを借りよう」ということで、鍵をつけておいてもらい、いざというときは車の移動をさせてもらうことでなんとかなりました。（こういう機転のきくひとを本当に尊敬してしまいます）快くご協力いただいた皆様のおかげ！心から感謝です。＊＊＊人形劇は楽しくて（！）また観たいくらい！何より子どもたちに喜んでもらえたかな？準備段階で結構たいへんだと、ドキドキなんだけれど当日を迎えると、よかったなあと思うことも多々あり。＊＊＊帰りに、その会場のセンターの1階でご飯を食べている親子（子どもさんは未就園児）が何組か。くっつきあって仲良しどうし、じゃなくてNPOメンバーつながりだったり、たまたまお友達だったりで、「じゃあ、たべてくか」みたいなノリの人たちだったような。そういう、ゆるいつながりで、なんとなく会話ができたりという場がいいなあと思う、今日この頃。「一緒に食べてく？」と、声をかけて、それぞれがそれぞれで「あ～、今日は帰るわ～」とか「うん、たべてこかな～」とかそういう場所はいいなあ。飲食は結構、キーワードだなあとこのごろ思う。私にできなかったことが、すっとできる、メンバーさんたち。ほほえましく、なんかほっとする。＊＊＊自転車でセンターまで「トレーニングマシーン」状態の私はいい汗かいて（＾＾）暑いけど、汗かくのはいいですね！

  2007.08.08

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• ボランティアなんだから？

  最近、こんな話を耳にしました。「ボランティアなんだから、ここまで要求される（する）義務はない」という言葉。今、世の中にはさまざまな市民活動、ボランティア等あり、有償の場合などは、給与とはいえないような額ではあっても若干のお金が出て成り立っている活動もあります。私たちの託児活動は、一般的に民間からすると低額な報酬での活動であるといえます。ずっと、集団託児ということで、預けられる子もお預かりの側も集団で活動している経緯から、一人がすべての仕事を行う必要はなかったのですがキッズルームという、お預かりのルームの開設から予約の状況に応じては2人以上体制にしない時間帯もあることからその時間にお預かりが発生した場合は、まずルームをあけて清掃、お金の勘定から受付、お預かり、清算、その他のさまざまな仕事が発生します。数時間で交代しているので、それらすべてを一日で行うことは珍しいとは思いますが、どの仕事もルームでのお預かりに欠かせない内容で、いわば「最低限、ここまでは」のレベルではないかと思われます。ここで、「ボランティアなんだから、お金の勘定はしたくない」という意見があったとして。それは、会に伝えられるべき建設的な意見ではなく、「だから、活動には参加できない（しない）」ということでいいと思うのですが「安いお金しかもらわないんだから、このくらいの仕事まででいいんじゃないか」という発想にとても驚いています。＊＊＊今、いろいろな考え方の人が現れて、当たり前の義務を果たさないのをいろいろ理由をつけて、免れたいという話も見聞きします。ちょっとその話もよぎったりして。お金をもらうとか、もらわないとか、そういう次元の前に「本当に、この活動をしたいのか？この活動は自分にとってどういう意義があるのか？」を考えてみてもらいたい。お金がまず、という事情もあるから、もしそういうことであればどこかよそへ、行ってほしい。子連れで、お金ももらえる、好都合なおいしい活動には、成り下がりたくない。そう思ってしまったのでした。

  2007.08.07

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• 託児例会にて

  昨日。午前は託児例会でした。先日の託児のアクシデントについて理事長が話してくれました。会としての対応。理事長はアクシデントの現場におらず、現場にいたメンバーの話、利用者の話を中立的に聞いていていて、「言った・言わない」の話になるのを避けて客観的に事実を報告してくださったので助かりました。はじめ、「みんなにどう伝えようか」という相談を受け、私は、「ここで話さなかったら、報告する場を失ってしまう。事実を報告し、私たちにできること、できないことをいっしょに考える場も大切だと思う」お伝えしました。私は、現場にいたものとして、先日のブログには思いをつづりましたがやはり、会員の人にはシェアするべき（一人の会員として）と思うし、こうした失敗があってもみんなに話してもいい、話せる雰囲気が大事と思ったので、関わった従事者としての気持ちと、ＮＰＯの運営に関わる一人として思うことなども少し、話させてもらいました。理事長は、客観的に話してくれて、本当にありがたかったです。でもそれだけだと、なんとなく、聞く側の人としては、「ふうん、そうなんだ」と、どこかよそで起こった話のように若干聞こえてしまわないだろうか。ちょっとそんな、心配があったのです。理事長には、事実を話し、最終的には対応を彼女に任せてしまったのだけれど、現場にいた自分が、あっけらかんと「だってしょうがないじゃんね」と思っているわけでもなく、一度はもう従事者として関わるのをやめようか、ＮＰＯに関わるのもやめたい、などと思ってしまったという、そんな気持ちの部分も話したかった、というのもあるのですが。そして、託児従事者として活動している人の中には、「お金もらえる活動」が入会のきっかけだった方もみえると思うんだけれど、私たちは、ただ　単に、託児の場を依頼されて切り盛りしているだけではなく、私たちの活動を通してできること、その思い、みたいなものも、シェアしたいと思う自分もいて。何のためにやっているの？に立ち返る。

  2007.07.20

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• 再確認

  託児従事をする人は、ある程度定期的に、小さい人たちと接する機会を持つべきじゃないかと思ったのでした。そして、子どもの成長や、その月齢ごとのリスクなどについて定期的に再確認すること。それをグループの中でどのように行うか？＊＊＊最近、目が離せないと特に思った11ヶ月の子。まず、たっちしたときの危険。つたい歩きなので、支えるものがないところの移動はハイハイをしていくのですが、支えるところ（壁でも何でも）ができたとたん、すくっと立ち上がる。そして、ごちゃごちゃと手で何かを掴みたがったりしながら足がふらふらとしてしりもちをつく。そのときに、周囲にものがあったりすると、ケガが発生します。あとは、、、何でも口に入れる！で、歯で噛む！場合によっては強く噛む！好奇心の強いおこさん（？）は、それらの行動が、強く出て思わぬアクシデントが起こるのではないか？と感じました。目も手も離せない。＊＊＊その子その子によっての違いも大きいので一概には言えないのかもしれないけれど、月齢ごとの注意点はもう一度、確認しなくてはいけないのかもしれません。定期的にお子さんたちにかかわっていると、いくつくらいの子はどうだということを、理屈ではなく、私たちも体で体感し、とっさに行動に出ることができるということもあるのかもしれません。かつて、自分も子育てをしたはずなのに、とっくに忘れていることのほうが多すぎるのかもしれません。＊＊＊「○年の経験」とか「これまでこういうことはなかったです」ということは、まるであてにならない。のかもしれません。「もう一度、確認しよう」と仮に私が言ったなら「そうだよね、そうしよう」と賛同してくれる仲間がどのくらいいるだろう？「そんなこと、言わなくてもわかりきっているよ」「資格を持っている人が多いし」「ただでさえ、みんな忙しいのに」等々…そんな言葉が返ってこないかな。そんな場を持たなくたって、100の託児の中、99.9％以上、問題が起こる可能性はないとしたら？時間の無駄？割合の問題ではなくて、「気をつけているという意識」へ働きかけることで大きな意味を持つと思うのだけれど。姿勢が、結果へつながるのではないかと思うから。。。

  2007.07.01

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• 私たちにできること・できないこと

  昨日の問いかけ＞ここ数日の考えごと。実は、立て続けにお預かりのお子さんにアクシデントがあり、その対処に追われていました。「どうすれば防げただろう」ということがまるでわからないケースだったのでした。どうかんがえてもいつ、そうなったかわからないような状況。もちろん、目を放した隙、などということはなくずっとそばについていたのです。私たちの活動のなかでこれまで、こういったケースにであったことがなかったので本当にショックでした。トラブルの多くは「ここでぶつかりました」とか「転んでしまいました」というような説明が普通はできるものです。ずっと、従事者の誰かしらが交代で抱っこするなりして目を離していなかったのに、その間で「原因がわからない」というのは、ほんとうに申し訳なく、保護者の方の思いもいかばかりか、、、と思うと本当につらいのでした。＊＊＊自分たちのお預かりのケースとしては、１．キッズルームでのお預かり２．主催者開催の事業に付随する託児があり、１．は、利用者の方が直接、ルームにて申し込まれます。２．は、主催者を通して申し込むものであり、主催事業に参加する人が託児申し込みもされるというもの。１．にせよ２．にせよそもそも、私たちが行っていることは、「個別に行う、ベビーシッター業務」ではないということに立ち返りました。たとえば、託児室でもさまざまな場があると思います。ミルクもオムツも、その他のいろいろが至れり尽くせり。そろっている。手ぶらで行っても大丈夫（そのかわり、料金もばっちりいただきます）というところもあるかと思いきや、自分の子の荷物は保護者に用意してもらうという、やり方もあります。キッズルームを開設する際、「オムツを備えるか？」という議論になったことがありました。たとえば忘れた人に対して、有料でお分けする、というもの。話し合いの結果、それはナシになりました。あらかじめ、持ち物を知らせて用意してもらうことが基本。予備とはいえこちらで用意してしまえば、「忘れても、用意があるから持ってかなくて大丈夫」ということになる。＊＊＊わたしたちは、お預かりの理由は問いません。適応年齢もありますが、それらの条件を満たしルールに了解いただける方ならどなたでもご利用いただけます。託児というのは、従事者がベストを尽くし、最大の準備や努力をすればよい託児になるかというと、そうは行きません。予約をはじめ、持ち物や当日の、キッズにくるまでの時間、どのような段取りを踏んで当日いらっしゃるかということも大切なことなのです。そういう意味では、「お金を払っているんだから、そっち（従事者）で完璧にきちんとみてよ」ということではなく、預けられる保護者の方のご協力も得ないといけない場面も多い。「私たちにできることとできないこと」が明らかにある。ベストを尽くして、そこを超えることについて、誰が何をできただろう。また、どうしようもないことについて、どちらもが「そういう場合がある」と理解し、状況と気持ちを共有することができたら。＊＊＊とにかく、託児は事故やケガなくというのが目的ですが、いくら防いでもどうしようもないケースもあるということ。こちらができうるすべてのことをして、努力をしたにもかかわらず起こってしまったことについては、言い訳は不要。真摯にお詫びするしかないのだけれど、ただ、ではどうすればよかったか？がわからない状況で今後、どんな改善ができるのだろうか。「できうることすべて」の中身を、思い込みやこれまでの常識にとらわれず、再検証することも必要かもしれません。前出の２．は、託児のいかんによってその事業が成功か不成功かということにも影響しかねません。「事業を行ってよかった、参加してよかった」と皆さんが思えるためには、私たちの努力が不可欠ということを忘れてはいけない。信頼いただいて、依頼いただいていること。「アクシデントが起こってしまった」ということは、自分たちの団体の問題だけではないということ。託児は保護者のいない場を預かるということからも、通常の状態よりリスクがあるという、当たり前のことを再確認する。気持ちを引き締めて。いかなくてはいけません。

  2007.06.28

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• 預けた先でのケガについて

  自分の子を預ける先というのはいろいろあって自分の実家の親だったり、配偶者の親だったり保育園、幼稚園、一時預かりの託児所だったりファミサポの支援会員だったり、友達だったり。いろいろある中でもし、自分の子が、預け先でケガをしてしまったら？預かる側が「最大限の努力をいたします」という体制で預かり結果としておこってしまったことに対して。「お金出して預けてるんだから、どんな些細なケガだってさせてもらっちゃこまる」・・・となるか？では、ボランティアなどで、費用がかからないときはどうか？預けるお母さん方は何を思われるでしょう。

  2007.06.27

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