テーマ:子育て支援について(18)
カテゴリ:子育て支援
赤ちゃんポストが始動し始めたニュースを耳にしました。
木曜にある会合の、ある方のスピーチ。 私と同年代の方の話です。 その方いわく 「ニュースをみながら、前からどうか?と思っていた赤ちゃんポスト。 でも、いざ始まって、そこに自分の子を連れてくる母親を想像したら、 きっとよほどの決心であることは想像に難くない。 自分も子育てしながら、もう今日は逃げ出したい、とかそう思ったことも あった。思い余って、そこを訪れたくなる気持ちもわからなくはない。 育児を放棄してしまうことは望ましくはないけれど、 ぎりぎりのところで子育てしている人もいる。 最悪のことを思えば、そこで赤ちゃんを保護する場所があっても いいのかもしれない。」 私は、ともすると、こんな話をすると「非難」されるかもしれない 場で、こうスピーチされた、この方に深く共感したのでした。 赤ちゃんは物じゃない。放棄されていいはずはない。 その思いは強くありますが、 どうにもならないときに手を差し伸べてくれる場所がある、 それは 実際に自分がそこへ自分のあかちゃんをつれていくかどうか、 ということではなく、 「いざとなっても、自分の気持ちに寄り添ってくれる、 ダメな母親だと非難されるだけではなく、話を聴いてくれる、 そんな場所がある」 その存在自体が、日々子育てする人たちにパワーをくれるような そんな気がします。 *** 「ともすると非難される母親」は、子育てするだれもが なりうるものであり、それは「母親が不真面目だから」とか 「努力が足りないから」とか、そういうことでないところで 一線をまたぎそうになることもある。 それを、周囲からみて非難するのではなくて 寄り添って、一緒に考えたい。 私自身の今の活動もそれに似通ったところがあると おこがましいかもしれませんが そう思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.05.12 16:03:45
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