カテゴリ:子育て支援
私たちの市では、さまざまな講座に託児がついています。
それらの講座の担当を私たちのNPOがさせてもらっていますが グループ化されたのが平成6年、と聞いています。 豊橋市では少なくともそこから、「託児付き講座」がスタートしており、 (もちろん数にしてみれば、徐々に増えていったことでしょう) 法人化した平成16年までで10年間、プラス3年は、グループ化された NPOに依頼をいただき、担当をさせていただいています。 行政のもの以外も最近は多いですが、年間約200回ほど(!)。 この託児付き講座に参加した人は、のべどのくらいになるのでしょう。 そして、その人たちは何を思い、今日に至るのか??? 「子どもがいても、学ぶ時間をもつこと」の大切さ 「子どもがいても」というよりは 「子どもがいるからこそ」という気持ちが、私的には強いのですが。 子どもを持つ、ということは、 子が人として生きる第一歩に親として向き合うことになる。 子どもの世話、家事、という目の前のことはもちろん、 子を持つ一人の大人としての生き方についても 今までは考えもしなかったことにぶつかることもある。 子に自分を見ることも多くあり。あらためて自分自身に 向き合わざるをえなかったりもする。 自分だけの理屈では、前に進めない壁があったりもする。 そんなときに、出会う、さまざまな思想・考え方が、 自分の生活・子どもをとりまく生活を新しい切り口で見る きっかけとなることも多くあります。 それらによって 「子育て」が楽しくもつらくもなる、 と言っても過言ではないと思っています。 *** 私にとっての「女性会館」の託児は、新しい視点をもらえる 貴重な場でした。 もともと今の活動に参加するきっかけになったのも、 「子育て関連項目もあるから」と、気軽な気持ちで 「託児ボランティア養成講座」を受けたところから。 もちろん、その講座にも託児がついていて、 それを担当しているグループは 今の理事長が、当時代表をしていたころでした。 「母」とか「妻」とか言う前に、 「私」という人間であるということを自覚させてくれたのも 女性会館の講座だったかもしれません。(ちょっと大げさですけど) *** 私がNPOの前進である託児グループの代表だったとき、 いろいろな場で、「託児つき講座」についてご意見をお聞きしました。 ある課の会議に呼ばれていった際には 「そんな、子育て中の人が自分の子を他人に預けてまで 勉強する必要があるのか?」 と声高に訴え続ける方もおられたりして、 「子育て中だからこそ、そういう時間が大切だと思う」 と申し上げた私、ですが(当時も、伝え方が未熟だったなあ) なかなか、理解が難しい方も多かったように思います。 今日の4つ葉プロジェクトさんの記事 に、「社会教育法」について述べられていました。 「託児がもうけられ 学ぶ場が与えられる」のは 法律にも裏づけされている「権利」でもあったということは 非常に重いことです。 私も知らなかったのですが。。。 豊橋市ではこういった事業が10年以上続けられている 元で、親が子育てしているという環境があるということ。 あらためて考えさせられたのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.12.28 11:17:37
コメント(0) | コメントを書く
[子育て支援] カテゴリの最新記事
|
|