カテゴリ:剣道関係
昨日の剣道形の稽古にて、とても良いお言葉を先生から
いただき、それはあらゆることに通じるなあと思ったので 記しておこうと思いました 2月に三道大会(昨年も参加)に出ることにしたため、形の稽古を しております。 昨日、剣道形の稽古を道場のM先生が相手をしてくださって 丁寧に教えてくださいました 剣道形とは、1本目~10本目以上 形があって、それをお互い 刀で行うものです。(うまく説明できません) 剣道の初段以降の審査にも必ず「形審査」があり、実技同様に 重視されています。 で、段の審査の場合、初段は3本目まで、2段は5本目まで、3段は7本目まで ・・・と、本数が決まっていて、マスターしていかなくてはいけません。 私の場合、これまでの三道大会や初段審査で5本目までは 覚えています。 ポイントは、段が上がっても、1本目から~となっていて、 段が上がるから、途中の本目からではないということ。 つまり、はじめたばかりの人も、初段の人も、7段の人も 1本目~を行う。だからと言って、それぞれの人の1本目が 「みな同じか???」っていうと、そうじゃない。 ということ。 同じ1本目でも、初段の人と、7段の先生では、違う。 何が違うか? 決まった位置できまった所作のはずだけれど、違う。 「その人の実力なりの○本目、がある」 という先生のお言葉。 同じことやっているんだから、初心者の頃と同じでいい、 ってことじゃない。 初段なら初段の人の、先生なら先生なりの形がある。 ・・・これは、すべてのことに当てはまる気がして、 とっても目からウロコだったのでした (っていうか、「いつまでも初心者みたいにやっとっちゃダメ」って ことなんだと思いますが・・・汗汗) *** 私が思い浮かべたのは、「託児」でした。 自分たちの活動の中にいる人たちは、最近始めた人から、仕事経験から言えば 10年以上越しの人から、いろいろいらっしゃるわけで。 もちろん、経験年数にとどまらず、もともとお持ちの資質みたいなものも あるので、年数ばかりではないのは当然ですが。 子どもさんに対すること、お母さんに対すること。 マニュアルで詳細にわたり、段階にわたり 「これこれ、これをこーしなさい。次のステップはコレよ」 と指図はないけれど、 同じようで、実は違う「力量」を持ちあわせながら その場にいる人の存在。 「慣れてるから簡単」 ではなくて、 「できる人には次のステップ」 が必ずあるはず。 行うことは同じことだったとしても、「中身が違う」というか。 無駄なことは自然と省いているかもしれないし スムーズに運ぶ心遣いとか さりげなく人と人をつなぐ 柔らかな空気をもつようになったりとか それは、なんとも言葉にしにくいことでもあるのだけれど。 ・・・いまさらですが・・・先生のお言葉、ありがたく! 心に響いたのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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