カテゴリ:子育て支援
・・・年末年始にかけて ふつふつと考えながらなかなか表現ができず
今日に至りますが、トラックバックさせていただいた はるかプラザさんの記事に触発され、文字にしてみました。 豊橋市に今年オープンする 子育て関連施設 こども未来館「ここにこ」 ですが、今 着々と建物が建っています。 市内松葉町、豊橋商工会議所のはす向かい。旧市民病院跡地。 豊橋駅から歩いて5分。 この中は数ブロックに分かれていて、使用目的によって 対象年齢等が変わってきています。 1.子育てゾーン 2.体験・発見ゾーン 3.集いゾーン この中の1.子育てゾーンの役割は *子育て親子の交流・つどいの広場の提供 *ボランティアとスタッフとの交流を通しての子育て相談 *子育て情報の随時提供 託児室や、カウンセリング室も開設、とのこと 昨年から、ここで出てくる「ボランティア」について、 活動を希望する人を対象として豊橋市は「養成講座」を開催 しており、私も参加してきました。 講座中も、自分たちは、オープン後、どのような形で関われるのか? がとても、わかりづらく、質問をしたりする中でわかってきたのは 「個人的にボランティアとして」 関わるということが大前提!?ということでした。 子育てゾーンのイメージは、まさにこれまででいう 「つどいの広場」とのこと。 子育てゾーンには、職員が数人配属され、プラス数人の 「ボランティア」によって運営を行うとのこと。 *** 話が変わりますが 豊橋市では今年度まで数年度にわたり、「つどいの広場」的な 役割を持つ、「わいわい・すくすく広場」というものが 市内の各所で行われていました。 それは、社会教育課→とちゅうで子育て支援課ができた関係で 管轄はかわっていますが、数年にわたり行われてきた事業の ようです。 当然、謝礼も出ながらの活動でしたが、 この「ここにこ」ができることから、この事業がなくなって いくらしい、と耳にしました。 「ここにこ」のボランティア講座には、この「わい・すく広場」で 活動していた指導員(あくまで団体ではなく、個人登録のようです)は 今後、どうしていくのだろう? 活動の場がなくなっていくのだろうか? と思っている方も少なくないようです。 (現在、「つどいの広場」事業は、この「わい・すく」以外に 社会福祉協議会内で、ファミサポの管轄で1年ほど前に始まって います。あちこちに分散している感あり) *** 先ほどのボランティアの話に戻りますが、 豊橋市では「協働」ということを謳っている中、(推進条例) 今回の「ここにこ」についてはどうだろう?と思ったとき、 「市の職員(スタッフ)+ボランティア」で運営し、 「ボランティアの意見を聞きながら」実施する、ということが 「協働」ということなのかもしれないが 現段階においては 「ここにこ」に関しては、市民団体の入る余地がまるでない という印象があります。 (以上については、自分たちの会として直接担当課の方とお話させていただきました) 「市民団体との協働」 「なんのために?」 行政の役割と、市民(市民団体)の役割。 このあたりのことを、市民活動をする人たちが知る仕組みが あると良いのに。(もちろん市民全体も) 私たちのNPOは自立して事業をおこなう道を歩いてきました。 活動を継続してきた自分たちならではの視点が 運営に役立つ点が必ずあるはず、と自負しています。 それは、公益的な活動をしながらも、フットワークの軽い 市民団体だったから、なしえたことかもしれません。 思いを途切れさせたくないがために、 (お金のため、割り当てられた役割のためではなく) とにかく活動を継続させたい、必死な中だからこそ はぐくみ続けることができたのかもしれない、とも思います。 かといって今現在で十分、ということはなく、 これからも日々、視野を広げ学んでいかないといけないということを 切に思います。 困難は、私たちがステップアップするために引かれた ガイドラインでもあると信じて。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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