カテゴリ:ちょっと考えたこと
4月の末から新しい仕事に就くことになりました。
昨年末で一つの仕事をきりにしてきました。 そんな中、大事なんだろうなということに気付きがあったので記しておこうと思います。 *** やりがいとか、ミッションとか。そういうのは何かと原動力になる。 生きていく上で、必要ないとは思わないけれどそれを持ち出すタイミングがあるのかもしれません。 たとえば、自分などは、前の職場でアルバイトとして働いてきましたが ひょっとして、アルバイト以上のことをしようとしたのかもしれない。 本来の自分の役割を「超えた」何かに気付いて、何かを求める。 そのためには自分の意志とか気持ちだけではどうにもならなくて 決定権のある人に働きかけようとするもうまくいかない。 そして撃沈するというパターンです。 お客様のために、こうしたらいい、ああするといい、というようなこと。 上司はこまごまと口を出さない人だったから、ある程度は自分がいいと思うやり方で 自由にやらせてもらったことがたくさんありました。 でも今思うと、もしかしたらアルバイトの自分がそこまでやる必要はなかったのかもしれない。 求められてもいなかったのかもしれない。 でも非効率なやり方でお客様にご迷惑がかかるなら、改善の余地がある。 禁止されずやっていいよといってもらえて、進めたこともある。 それは上司の寛容性のなせる業なのか(もしくは反対するのも面倒がられていた可能性もある) とにかく…工夫してやっていこうという気持ちはあって進めたこともたくさんあった。 だが、もっとこうならいいのに、がどんどん出てきて、欲深くなったのかもしれない。 何かを求めすぎたのかもしれないです。 *** そして今の職場。まだ数回しか出向いていませんが、そんな素人目にも あ、、、ここはこうしたらこんな手作業いらなくなるのに。みたいなことが 山のようにあります。 昭和時代の遺産のようなやり方で進めているなと。 そのために、定時より時間が過ぎてしまう。非効率だなと… でもこれまでここで従事した人はそういうことを思わなかったのか、知らないのか、 そのあたりは定かではありませんが。 私の悪い癖は、「ここをこう工夫したらいいのに」を思ってしまうところです。 新しく来た人間が、中のことをよくわかりもしないのに改善案を提案するのは 出過ぎたことなのかもしれません。 つい、こうしたらいいのに。みたいなことを思ってしまうのは、出過ぎたことかもしれない。 そして こうしたらいいのに、が自分の帰宅時刻などと直結しているので ちゃんとやってほしい、などと思ってしまうのだけれど・・・ それが仮に、「経費削減のための業務改善」だったとしても。 入ったばかりの、それもアルバイトの私の仕事ではない。 ということを、肝に銘じなければならないと思います。 私の仕事、役割ではない。 そこにはっきり、境界を設けないといけないなと思っています。 なぜかというと自分は責任者ではないからです。 そこの場を改善する責任を負っているわけではない。 だから求められもしないのに、中途半端に意見を述べたり、手や口を出すべきではないのかもしれない。 責任を負う、という立場の人なら他にいるのです。 いまの遅れたやり方で、人件費が余分にかかっている。 非効率なやり方でロスがある。 したがって、利益をそこねているとしても それは私の責任ではないし、私の仕事ではない。はず。 責任をとれない人間がやるべきではない、のかも。 仮に・・・責任ある人に「どうしたらいいと思う?」とたずねられたとしたら 何かしら答えることがあるかもしれない。 でも聞かれない限り・・・自分がそれに「こうしたら」というべきではないと 心にとめておかなくてはなりません。 これが、半年、何年、と経ってきて、さらに具体的な改善案が自分に浮かべば そしてそういう話をしても「お前に何がわかる」と言われない経験があれば もしかしたら自分が思うことを口にしても、いいこともあるのかもしれない。けれど それもわからない。 責任のない立場の者が理想だけ述べるのは、場合によって現場の責任者の士気を下げる気がする。 だから、今は黙って一通りのことをミスなくやれるようになるのが先なのかもしれない。 立場以上のことに手や口を突っ込もうとして、撃沈する前に この場所にいさせてもらえている機会に感謝しつつ、自分がそこで何か役に立てるのが先。かもしれません。 *** わかってなさそうな奴にえらそうなことを並べられる、っていうのは 害悪しかないのかも(笑) だって、いくらそれが正しくても、 「そいつの話は聞きたくない」 と思われたら、どんなにいい話をしたとしても、聞く耳を持ってもらえないのですから。 それはもう初めからコケている! 作戦ミスですね。 これまでの私はそういうことがまるでわからなくて つい、口に出してしまうことが多かった。 もちろん、相談して変えていって、よかったこともあると自負はあります。 だけど、組織にはいろんな事情がある! (私のような中年アルバイトがバンバンアイディアだしてうまくいったりすると 立場が悪くなる上部の人がいたり。正社員がいたり。) 上司はこうあるべき、はあるとしても その当たり前が人によって本当に違うというのも、これまで学習してきたことです。 上司であっても万能なはずもなく(みな人間だもの) そこに過剰な期待をもってしまうのは本当に、破滅につながる第一歩なのです。 そして・・・おまけ 自分だけ優等生になろうとしないこと! これ大事・・・。 いや、仲間とつるむのが嫌いだから、一人で当たり前のことをしているだけのつもりではありますが。 少し、そういう意識をもってすると これまでの何かとは違う結果が生まれるかもしれない。 頭に浮かんだので、つれづれなるまま書き綴りました。 これの答えがでたらまた報告できたらいいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.05.06 16:54:52
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