踊るにゃんこの平凡な日々

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• 何の音？・解決編

  抗がん剤投与から１週間、白血球の数を調べるために病院に行って来ました。11時半、採血、12時半、診察です。診察はいつも１時間は待たされるので、採血の後、主人とお昼を食べようと思いました。ファミレスのジョナサン。ここにティーカップと茶こしがセットになったカップを売ってるんです。（ドリンクバーの所に置いてある好みの茶葉を入れて自分でお湯を入れるやつ）それが欲しくて。ビールはあまり美味しくなくなっちゃったけど、お茶が美味しくてねぇ。熱いお茶だとお腹が暖まってホッとすると言うか、口の中もスッキリするし。ランチをたらふく食べ、スープもおかわりして、ドリンクバーもおかわり。12時半過ぎてました…。（まっ、いいか。いつもこっちが待たされてるんだし）病院に戻るとすぐに呼ばれました。「どうですか？」「元気です」「じゃぁ、外来で抗がん剤ってことでいいですね」「もちろん」白血球は若干減ってきてはいますが、正常値内だそうです。そして、日曜日にピキッと言ったあの筋のことを聞いてみました。「この筋、何なんですか？　ピキッて言ってから腕が上がりやすくなったんですけど」「リンパですね。たまに切れる人がいます」診てもらって、問題無し。それにしても切れちゃってもいいのかぁ？さて、これからスタンダードレッスンに行って来ます。

  2008年12月02日

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• 何の音？

  昼間はみっきょを町会のもちつきに連れて行き、たらふく食べて来ました。（これで説明会、もちつきをクリアしました。後は明日のクリスマス会！）みっきょは友達ともっと遊びたいようでしたが、私が早く休みたかったので帰って来ました。１時間ほど寝て、アイロンをかけ、猫にご飯をやり、夜の競技サークルへ。ラテンシューズを履いて立ってみましたが、バランスが悪い…曲に合わせてルンバ。先週、Ｔ井先生に注意された体重をしっかり乗せようとしますが、フワフワしています。踊った気がしなかった…テンポの速いチャチャチャならと思い、気合い入れて踊り始めましたが、腕がピキッと鳴った主人には聞こえなかったようですが、私の中では結構大きな音で…。でもどこも何ともない。何？サンバも踊ってはみたものの息切れ。自分が考えている以上に体力が落ちているようです。細かいところを修正し、次のラテンの曲は兼用シューズに履き替えてベーシックオンリー。スタンダードも座ってる時間の方が長かったし、何しに行ったんだか…休んでいる私の所に仲間が来て「風邪？」と聞くので「体調が悪くて」と答えました。別に隠す必要もないんだけど…。来週はまだ大丈夫かもしれないけど、再来週は髪の毛が危ない…。帽子をかぶるか、カツラをかぶるか？帰って来てお風呂で入念にチェック。胸の傷のテープが剥がれてピキッて音がしたんじゃないか？まさか傷がバックリ開いたとか？何ともないんです。１つはっきりしていることは、腕が楽に上がるようになったこと。手術の後に見つけたんですが、脇から２本の筋が出てたんです。私の腕はお肉がついてブヨブヨですから、今までそんな筋、見たこと無い腕の方にスッと伸びた１本に沿って麻痺していました。その筋が邪魔して、腕を上げるのが痛かったんですが…。まさか、その筋が切れた？手術後の診察の時に先生に筋のことを聞いてみたんですけど、スルーされたし…結局、この筋、何なんだ？次の診察で聞いてみよーっと。

  2008年11月30日

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• 味がわからない…(T_T)

  抗がん剤投与４日目、味覚障害が出て来ました今朝は普通にピザトースト食べたんだけどなぁ…。第二志望の都立高校の体験授業に行っている次男と合流してお昼を食べたんですが…。初めて入ったラーメン屋さんお客さんもそこそこ入っているので不味くはないだろうと選びました。運ばれて来たラーメンの味がわかりません。ついに始まったか…前日から口の中に膜が貼ったような感じになっていて、気になるので歯磨きの回数が増えていました。半麻婆丼も辛いはずなのによくわからない…次男、いつもはかけないコショウをかけています。「味が薄い」あ、そ～なんだ？それで味がわからないのかな。病み上がりの次男、半チャーハンが食べられないと言います。主婦の悲しい性、残すのもったいなくて食べちゃいました。やっぱり味がわからない…。油がギトギトってことだけはわかりましたが…。美味いか不味いかよくわかりませんが、多分、チャーハンを見る限りこのラーメン屋さんは不味かったんだと思います。夜、寄せ鍋でした。味がない…七味唐辛子を大量にかけましたが、よくわからない…最後に汁を飲み干した時に真っ赤な唐辛子を見て、多少辛みを感じましたが…。空腹を感じると吐き気がするので食べる。体調が悪いので寝る。喰っちゃ寝の生活。体重がちょっと増えました。いいのかこんなことで～！体力の低下も感じます。パンを食べるのに腕を持ち上げているのが辛い、みっきょの園服のボタンをかけるのに腕が辛い。こんなことで、スタンダードのホールドができるんだろうか…？主人にぶら下がっちゃいそうな気がする

  2008年11月29日

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• つわりみたいな懐かしさ

  抗がん剤投与３日目。朝から胃がムカムカしています。このムカムカ感、つわりの頃を思い出して何だか懐かしい。私のつわりって３人とも軽かったんです。吐くほどでもなかったし。お腹がすくとムカムカがひどくなる食べてる間はあんまり気持ち悪くないんです。だから妊娠中はよく食べたなぁ。（さすがに禁酒しましたけどね）このままいくと逆に太るのでは主人と《抗がん剤ダイエット》なんてふざけて言ってましたけど、マジ太るかも…。「吐くものないと辛いですよ」と言われた時、主人が「にゃんこめってホント吐かないよね」と言いました。私、吐けないんですよ。一度、お腹に入れたものを出すなんてもったいなくて…。急性アルコール中毒寸前の時以来、吐いてないかも…。（何か吐く、吐くなんて言葉ばっかりですみません）入院の前日、カツラをかぶる練習をした時、みっきょに「お母さん、病気で髪の毛抜けちゃうから」と説明しました。「だから幼稚園で“お母さん、髪の毛ないんだよ”なんて言わないでね」と頼みました。そしたら「こんなのはどうかしら？　“お母さん、カツラなんだよ”」それを聞いて思わず「そんなこと言いふらすんなら、お母さんもう幼稚園行かないからね。お父さんと行きなさい」なんて感情的になってしまい…。みっきょに悪いことしました。それ以来、私の顔を見るたびに「お母さん、髪の毛ある？」「まだあるよ」と答えるとホッとしたような顔で笑顔になります。５歳児に癌だ抗がん剤だと言ったってわかるわけないよなぁ。主人が500ml一気飲みより、350mlで様子を見ながら飲めるように２本買ってきてくれました。結局、全部飲んじゃってるし…。ゆうべより、増えてるじゃ～んまだ味、わかるし大丈夫。

  2008年11月27日

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  申し訳ないぐらい元気です

  ４時半に目が覚めました。まだ何ともありません。トイレに行くとまだオレンジ色のオシッコが出ます。昨日の夕方からビーカーにオシッコを溜めて、ATMみたいな機械に流し込み量を量っています。腎臓の機能を見るためだそうです。６時の起床までウツラウツラ体温37.3度、微熱です。頭がクラクラします。検診の看護士さんが来て、体温と昨日のトイレの回数を聞いただけ。血圧計って欲しかったなぁ薬も持ってきてくれました。免疫力を挙げるためのデカドロンと吐き気止めのナボバンが３日分しか出ません。38度以上熱が出た時のための解熱剤。吐き気止めが３日分しか出ないなんて不安です看護士さん「続けて飲むのは体に良くないですから」８時、斜め向かい側の大腸癌の手術をする女性の家族が集まってきました。奥さん、２匹の犬の心配をしています。ご主人「大丈夫だから」。患部の違いにより担当医師も違うので、バラバラと回診に来ます。ん？　私の番は？誰も来ません。食事が運ばれて来たので、それをたいらげ食器を下げに行く途中で前にＳ先生（私の担当医）と一緒に回診に来た女性（とっても太っている。先生らしい）に会いました。あちらも私の顔を覚えていて挨拶をし、「何ともないんですよ～　それでも髪の毛、抜けるんですか？」と聞くと「抜けます！」とキッパリ答えられてしまいました。なんとその先生、私の回診に来たそうです。「私１人じゃ心もとないでしょうけど…」手術の時の５～６人での回診とエライ違いです。「いつ退院していいですか？」「私がＯＫ出せばいつでもできますよ」「主人が夕方まで迎えに来れないので、夕方でもいいですか？」と言うことで夕方にしてもらいました。さて夕方、乳癌の手術をする女性、７時に看護士さんが薬を持ってきました。薬を飲むと言う事は水が飲めるってことです。夕べから飲んでいないので大喜びでしたが、看護士さん「確認してきます」と出て行きました。待てど暮らせど戻ってこない。８時、他の看護士さんに訴えていました。次に女医さんに大激怒。「水を飲んでいいかどうか確認するって言ったきり戻ってこない　私はずーっと待ってたんだから　仕方ないからツバで薬、飲みましたよ」「薬、飲んじゃったんですか？」（これは看護士さんのミスですね。薬を置いていくなんて）その彼女と話をしました。「１ヶ月前、私、乳癌の手術でこのベッドにいたんですよ」「え～、髪の毛あるじゃない？　おっぱいあるじゃない？」と言って、私のおっぱいを触りました。「温存だったから。髪が抜けるのはまだ先らしいです」「私なんて、大きなのが３つもあって、髪の毛は抗がん剤、打ってすぐに抜けました」パジャマをめくって、全摘した胸を見せてくれました。その胸はアザだらけで…。私と同じように後からリンパへの転移が見つかったそうで、それを取るための手術をするそうです。彼女の不安定な気持ちわかります。同じ転移でも手術ではなく、抗がん剤治療を始めた私の方が幸せなのかもしれません。いくら再発のリスクが高くても、温存できた私は幸せなのかもしれません。ベッドに戻ってボーっとしていましたが、元気なのにベッドに寝そべっていることに罪悪感を感じます。次に看護士さんが来た時に午前中に退院したいことを伝えました。前回も午前中でお願いしましたが、どーせ昼ぐらいになるだろうと想定して。案の定、昼近く。次の抗がん剤治療にいくらかかるのか、領収書を見ていると２食しか食べてないのに３食分取られています。たかが１食260円なんですが、これからかかる医療費のことを考えると無駄にできません。返してもらいました。その260円を握り締めて、そのままコンビニで260円分の肉まんを買って家に戻りました。主人、みっきょ、おたふく風邪の次男、母が昼食中。まだまだ食欲があります。午後はみっきょの健康教室（体操）の見学に行き、夕方は剣道のやり過ぎで腱鞘炎になった長男を病院に連れて行きました。ここまでは何事もなく元気です。夕飯の支度で、母に鯵の塩焼きをするから下ごしらえするように頼まれまして、やっているうちにムカムカ。我慢しながら、魚の内臓を出し、焼きましたが、匂いが駄目。食べられませんでした。それでも全く食べられないわけではなく、まだまだ食欲はあります。晩酌もしました。何も気持ち悪いのに飲まなくてもいいのにねぇ…500ml、１本が限界でした飲めただけでも幸せです～

  2008年11月26日

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  抗がん剤投与

  １泊入院してきました。主人はおたふく風邪の次男を病院に連れて行き、母は買い物へ。私はいつもと同じように家事を済ませ、お昼を食べるまもなく出かけることになりました。出かけようとしているところに母が戻ってきて「あら、まだいたの？」。寂しいなぁ病院近くのコンビニでおにぎりを２個買い、近くの公園で食べました。１時、血液検査。いつもはそんなに混んでないのに20人以上待ってました。30分待ち。どうせ入院するだけですから、時間はありますけど…。入院手続きを済ませ、病棟へ。看護士さんが案内してくれるのですが「大丈夫です。私、出戻りですからわかってます」。前回の手術の時と同じ406号室。でも知っている人は１人もいませんでした。前は窓際の角で柱があって狭かったんですが、今回は廊下側の窓のないベッド。ちょっと広いんですけど、薄暗くて…。前は同じ病室でも誰とも話をしませんでした。今回は、牢屋主みたいなおばさんがいて、仕切ってる感じがしました。夜、翌日、乳癌の手術を受ける女性が、そのおばさんの所に愚痴を言いに来ていました。１人、仕切る人がいると病室の感じが全く変わるものですね。血液検査の結果は問題なし。予定通り抗がん剤の投与を開始するそうです。薬を作るのに１時間から１時間半かかるそうです。その間、猫仲間のかずみさんが送ってくれた『グーグーだって猫である』を読んでました（今回はパソコンは持って行きませんでした）。　　　今日は来てもらう予定ではなかった主人、私の忘れ物を持って来てくれました（慌てて出かけて印鑑忘れた）。点滴中、ずーっとそばにいてくれました。５時近くに点滴開始。「ついにこの時が来たか…」って感じがしました。これからの苦しみを考えるとこの世の終わりって感じで…。先週、入院予約の受付の人に「お昼、食べてきた方がいいですよ。吐くものないと辛いですから」なんて言われて、相当ビビッてたんです。だからダイエットもやめて、晩酌しながらおつまみ、おやつにケーキ、夕飯にはご飯食べないんですけど（おかずのみ）ご飯も食べました。今のうちに食べたいもの食べておこーって思ったんです。１本目の点滴はまだ抗がん剤じゃないのに吐き気がしてきました（情けない…考えすぎだ…）。ナゼア（吐き気止め）、ガスター（胃酸の分泌を抑える）、デカドロン（免疫力アップ）、ＮＳ（何だろ？）。２本目、真っ赤な薬、エピルビシン。これが抗がん剤です。（その後、真っ赤なオシッコになって出てきました）３本目、休薬して生食水。４本目、エンドキサン、抗がん剤です。この４本を１時間かけて点滴しました。アレルギーは出ませんでした。そして、何ともない点滴が終わるとお腹がすいちゃって…。丁度、夕飯が運ばれてきて美味しくいただけました食べながら「夜中とか吐いちゃうのかなぁ」なんて思いながら。10時消灯。ところが眠れない…。他のブログに《デカドロン》のせいで眠れないって書いてあったのを思い出しました。０時過ぎても眠れないようなら、看護士さんに頼んで睡眠剤を出してもらおうと思ってました。ところが寝てた自律神経失調症の眠気の方が買っちゃったんですね。こんな時に役に立った抗がん剤初日、終わりです。

  2008年11月25日

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  準備

  抗がん剤投与のための入院前日。長男は、昨日の試合でバテバテ。次男は顎が痛いと…。どうやらおたふく風邪のようです。でも夜は塾に行っちゃったし。帰ってくるとほっぺたが随分腫れています。同じクラスにおたふく風邪で期末試験を受けられなかった子がいたとか…。マジですか～<明日は、次男はおたふくのために病院に行かないとまずそうだし、長男も剣道の練習し過ぎで腱鞘炎になって病院に行くと言っているし…。着いていってあげられないのが心配だ…入院の準備はまだしてないけど、副作用のための準備はしました。吐き気のためにエチケット袋と購入し、いずれ抜け落ちる髪のために低刺激のシャンプーを買い…、ユニクロでリバーシブルのキャップを買い。今夜は医療用カツラをかぶって長すぎる前髪を自分でカットしました。心配事を残して一晩いなくなっちゃうけど、大丈夫かなぁ。

  2008年11月24日

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• 気持ちをわかってくれる人

  病気になっていろんな人のブログを読ませてもらうようになりました。タグで検索するととっても多いんですね。（乳癌、乳がん、乳ガンでそれぞれ違う人が出てきます）こんな病気、初めてですから情報収集のために読ませていただいています。コメントを書かせていただくこともありますが、ほとんどが読み逃げ（申し訳ありません）これから受ける抗がん剤の症状、嘔吐や脱毛だけだと思っていたら人それぞれいろんな副作用があったり、その対処法が書いてあったり。粘膜系がやられてしまうので味覚がわからなくなった時はこんな食べ物が良かったよとか…。とっても勉強になります。そんな中に「乳癌友達を作るな」と書いている人がいました。女性かと思ったら男性。医療関係者だか何だかわからないけど、嫌悪感を覚えました「牛乳嫌いな子供を持つ母親同士が友達になっても“うちの子、牛乳嫌いで困るのよ”で終わってしまう」のと同じだと言うんです。そういう子供を持つお母さん達って（アレルギーの問題もありますが）どうやったら牛乳を摂ることができるかとか研究すると思うんです。（うちの場合は野菜を食べさせるために細かく切ったり、ハンバーグに混ぜたり）嘆いているだけじゃ終わらないんですよ。癌患者も同じです。「辛いよ～、悲しいよ～」って泣いてるだけじゃないんです。ブログに書いている人達の多くは「自分の経験が役に立てば」と思っています。ケンケンさんのスーパーＰさんと電話でお話しました。「ブログを読んで放っておけなかった」と。スーパーＰさんの病歴、副作用、今も薬を続けていること…。「頑張れ、なんて言わないから。言えないから」同じ病気になった人（患った部位は違いますが）にしかわからないんですよ。みなさんが応援してくれるのは嬉しいんだけど、自分じゃどうにもできない苛立ち。（抗がん剤が始まれば“頑張る”はできるんですけどね）電話の向こうで一緒に泣いてくれたスーパーＰさんにはホントに感謝です。ご自分の入院前日にコメントを書き込んでくれたasakoさん（全摘後の治療はないそうです）、手術の前に抗がん剤治療を受けられているbright-stoneさん（副作用について一番参考にさせていただいてます）、樹里さんは何と同じ病院、同じ先生（私が落ち着いたらランチしましょうって約束しました。これも支えになります）。癌友はマイナスじゃない。同じ病気だからこそ分かり合えることもあるし、励ますこともできます。私のブログを読んでくれる人はダンス関係が多いと思います。今はきっと「自分には関係ない」とつまらないかもしれません（自分がなってみなくちゃわからない…）。いつか乳癌になった時（ならないことを願います）《ガーンッ》ってカテゴリーにまとめていますので参考にしていただけたら嬉しいです。

  2008年11月22日

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  オモチャ

  具合悪くなる前に前髪を調節したいと思い、ちょっと早いですが頼んでおいた医療用カツラを受け取ってきました。期末試験中の次男、学校から帰って来るといつも肌着のままです。「カツラもらって来たんだけど、かぶってみる？」と聞くとやる気満々。「写メ撮らなくちゃ、ちゃんとした服、着なくちゃ」。地毛を抑えるためのネットをかぶせカツラを着けてみると…、似合わない何か、ヒッピー（死語か…？）みたいこんな感じ（もっとカッコいいよ）よっぽど似合ってないと思ったのか写メ、撮りませんでした。私はデジカメで撮ったけど。ブログに載せるのはNGだそうです（残念）。それを見ていたみっきょ、興味津々。「みっきょも～」頭、小さいですからそのままカツラを頭に乗せてやると、これが結構似合ってる髪型が元々、似てるんですね。ボサボサ頭がちょっと伸びた感じ。　　何故かうっとり…ポーズをとって大喜び。その後も「またカツラをかぶってみようかしら」なんて言っています。しまったぁこれは幼稚園で話しますよ。「みっきょね、お母さんのカツラ、かぶってみたの」とか…。まずい…まだ、幼稚園ママ達には話してないんです。話すならお茶会とか保護者会とかみんなが集まっている時がいいと思って（後から噂になって尾ひれがつくのは嫌だし、バラバラ聞かれるのも嫌だし）。それに「にゃんこめさん、１番年だからねぇ」なんて言われたくないし（事実、最長老だけど）。年齢に関係なく、乳癌にはなる可能性があるってことをみんなに知って欲しいんだけど…。私の年でこれだけ進行が早いのだから、年下の彼女達はもっと早いだろうから、自己検診するように伝えたいんだけど…、なかなかチャンスがない…。暮れには保護者会があると思うんだけど、その頃は２回目の抗がん剤投与の後で出られるかどうか…。まぁ、そんなことを心苦しく思いつつ、今日も大笑いさせてもらいました。あっ、自分はかぶってみてなかった…。私が使う前にボロボロにされそうで怖いなぁ

  2008年11月21日

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• 来週から

  主人に付き添ってもらって病院に行って来ました。予約した時間に行ったっていつも１時間待たされます。それだけ乳腺外来を受ける人が多いってことです。外科で待っている女性のほとんどが私と同じ診察室に入って行きます。受付ではほとんどの人がマンモグラフィーの予約を取るように指示されています。40人に１人の割り合いで乳癌になるそうですから…。診察室に入るとまず「傷はどうか」聞かれました。「痛い」って答えたんですけど、何もありませんでした。傷を見る訳でもなく、痛み止めも出してもらえなかった…（我慢できなくはないんだけど）。先生、簡単に主人に説明します。外国の検査で遺伝子とか見て抗がん剤治療が必要かどうか判断する検査があるそうです。「43万ぐらいかかるんです。うちの病院じゃまだ受けた人、いませんけどね」（先生、やってみたいとか思ってんじゃないの？　私はそんな大金出せませんからね）２週間前に私に言ったのとはちょっとニュアンスが違いました。抗がん剤、やってもやらなくても自由だ、みたいな…。抗がん剤やっても３割の人が再発するんだと言ってました。がっかりしました辛い抗がん剤に耐えても再発のリスクは０にはならないんですね。０とは言わないまでも0.1とか.05ぐらいだったら100人に１人～５人。３割なんて10人に３人はまた癌になるんですよ。私、その３割に入りそうな気がしてならないんです。何を根拠にそう思うのか…。今年の私、ツイてないんですＢ級ラテン、30組の試合だとしたら１次予選で落ちるのが６人だったわけです。２割ですよ。その２割に入るのが当たり前のように落ちました…ステージ１だと言われた乳癌も手術の時はステージ２。手術後の癌細胞を主人に見せながら、先生、自信満々で説明してくれたそうです。手術中の検査は転移なしだったのに、病理検査では転移あり。（結局、手術を待っている間にどんどん進行していったってことなんですけど）だから病気も３割の方に入りそうな気がして…でも転移しているものを放っておくわけには訳にいきません。こうしている間にもあっちこっち転移しているんじゃないかと思うと精神的にまいります「覚悟して来たんだから、抗がん剤やります」と先生に伝えました。先生、火曜日にしかこの病院にいませんから、来週にするか再来週にするかと言う話になりました。「お正月、健康体で過ごすかどうかって問題です」（健康体ってことないでしょ？）お正月、具合悪くてもみんなが休みでいてくれるんだから、少しはのんびりできるでしょ。「25日…」25日、レッスンあるのになぁ…。２日でも一緒ですけどね。「（12月）２日だと次（の投与）が23日、23日休みだから24日になりますね」「クリスマスイヴは嫌だ…」と言うことで来週の25日に入院して抗がん剤投与することに決まりました。抗がん剤は３ヶ月、２月中には終わりホルモン療法に切り替えていくとか。でも放射線治療も受けなくちゃいけないようです。「△ヶ月間、毎日通院することになります。照射はすぐに終わりますけどね」「毎日～」月曜から金曜日まで毎日、と言われた時点で何ヶ月と言われたのか忘れた…しかもこの病院にはその放射線治療の機械がないんだそうです（なんじゃそりゃぁ）。「本院に行くか…（本院、新宿ですよ。交通費と時間をかけて毎日なんて通えませんよ）、Ｋ病院、近いですね」うちの近くの都立Ｋ病院を紹介してもらえるようです（ホッ）。自転車で行けるし、雨が降っても徒歩で行けるし。癌は手術して終わりじゃない。手術してからがスタート地点だ。どこかのブログで読みました。７割の方に入れることを信じて乗り切るしかないですね。夜、白髪染めをしました。どうせ抜けちゃうんだけど、若いお母さん達に混じって、白髪頭で幼稚園の送り迎えはきついですから。いつも面倒だと思ってやってましたけど、しばらくできないかと思うと楽しかった…

  2008年11月18日

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  クリスマスイルミネーション

  Ｂ級スタンダード応援の前にLaQuaでみっきょを遊ばせました。競技会観戦なんて、みっきょにはつまらないですから。クリスマスの飾り付けがあっちこっちにしてあります。まだ明るいうちでしたので「夜、来たら綺麗だろうねぇ」。５時間近くの観戦。みっきょ、飽き飽きです。外に出るともう真っ暗。LaQuaでご飯を食べようと行ってみると…。電飾ピカピカできれい～　みっきょ、目がキラキラです私はクリスマスの頃の町が大好きです。昔は（20年以上前）主人のバイクに乗せてもらって、新宿まで夜景を見に行ってました。今みたいにどこででも電飾なんてやってなかったんですよ。新宿とか渋谷（混むから嫌い）、銀座、繁華街に行かないと見れなかったんですね。池袋のサンシャイン60はクリスマスツリー型に窓の電気を付けたり消したり。ＣＭで東京ディズニーランドのクリスマスイベントを見て、みっきょを連れて行ってあげたいと思っていました。でもその頃の私って、どうなってるかわからない…。諦めるしかないか、と思っていたんです。そしたらLaQuaのきれいなイルミネーション。みっきょも喜んでくれたし（また行きたいを連発）、ホントに良かった。　　紅葉もライトアップみっきょが、去年しまい忘れたクリスマスツリーのてっぺんの星を見つけて、「クリスマスツリーの飾り付け、お母さんとしたいなぁ」とニコニコ言います。12月に入ってからと思っていたけど、早い方がいいのかな？でもどこに飾るんだ？飾っておけば、猫が飾りにじゃれてツリーを倒しちゃうし、最悪、オシッコをひっかけられる場合も…いつもどうしてるかって？クリスマスイブの前日に出して、終わったらすぐに片づけるんです。今年のクリスマスは楽しく過ごせるのかな？ケーキは美味しく食べられるのかな？（味覚もおかしくなるらしい…）どんな副作用が出るのかやってみなくてはわからないので、戦々恐々としています。今は嵐の前の静けさと言ったところです。

  2008年11月16日

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  100均

  手術から３週間、胸が痛くてたまりません傷が痛いんじゃなくて、ブラジャーや服がこすれる感じが痛いんです。それとパンパンに張って痛い授乳経験がないとわからないと思いますが、母乳が溜まってパンパンになった感じです。これは絞れば楽になるんですけど、手術の傷じゃどうしようもありません。あんまりパンパンなんで、久しぶりにバストのサイズを測ってみました。去年の夏にダイエットして４kg減ったのはいいんだけど、胸から痩せちゃったんですね。「小さくなったなぁ」なんて鏡見てました（２カップダウン）。それが大きくなってる１カップアップ！それだけ腫れてるんですね。この痛みはいつまで続くんだろう？他の人のブログを読んでいると「ワイヤー入りのブラはいけない」と病院から言われた人がいました。私は何も言われてないよ…。ワイヤー入りがいけないのかも！そこでユニクロのスポーツブラを買おうと思いつきました。ワイヤーは入ってないんだけど、スポーツブラなんだから、胸が揺れないようにきつくできてるんですよね（当たり前）。今まで以上に痛そう…。諦めた次に考えたのが授乳用ブラジャー。みっきょの時にゆるゆるのを持ってました。捨てなきゃ良かった…でも最近、赤ちゃん専門店ってあまり見かけなくなりました。デパートや水天宮にでも行けばあるんでしょうけど、うちの辺りじゃみんな潰れちゃいました。やっぱり出産率って下がってるんでしょうかねぇ。後日探すことにして、隣りにあるダイソー（100均）へ。100均、大好きで見ていて飽きません。みっきょのお箸やら靴下、フォトフレームなんかをカゴに入れました。主人が「これ、いいんじゃない？」と見つけてくれたのが、スポーツブラ。何かちゃちいんだけど、締め付け過ぎずにいい感じです。２枚ゲット！１枚105円ですよいつまでも続く痛みじゃないだろうから、こんなもんで充分でしょう

  2008年11月13日

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• カウントダウン

  カウントダウンと言うと大晦日でしょうか？除夜の鐘を聞きながら、ニューヨークからのテレビ中継なんかでカウントダウンしているのなんか見ますね。私のカウントダウンと言うと競技会に申し込んでからの１ヶ月からでした。２週間前、レッスンはあと何回受けられる、練習は何回できる。１週間前、間に合わないよ～なんて…。乳癌じゃないかと思い始めてから、しょっちゅうカウントダウンするようになりました。次の診察まで何日、検査まで何日、結果が出るまで何日。大げさだと思うかもしれないけど、結果を聞きに行く日が私にとっては《運命の日》です。担当の医師の診察日が火曜日だけなので（分院に行けば月曜と水曜日があるんだけど…、自分で予定を決められない立場）、最近のスタンダードレッスンは１～２週間おきになってしまっています。２週間ぶりの教室。Ｎ先生はいつもと変わらず迎えてくださいました。種目は相変わらずワルツ。前回の細かい注意は忘れてしまったので（それどころじゃないんだもの）股関節を伸ばすことだけを意識しました。股関節が伸びれば膝が入るはずなのにやっぱりできてない…細切れに何度も同じことをやっていると、だんだん何をやっているのかわからなくなる…ちゃんとステップを覚えていないってことがバレバレですね。レッスンが終わり、そのまま終了。いつもなら次の予定を決めるんですが…。今度の日曜日（16日）、Ａ級返り咲きを狙っているＫ先生の応援に後楽園ホールに行きます。年内最後の試合ですし、きっと優勝してＡ級昇級を決めてくれるに違いないので、大応援団と一緒の席にしてもらいました（思いっきり応援するぞ～）。チケットをまだもらっていなかったので受付に行ってみると、何と今週はＫ先生、お休みなんだそうです。教室休んで最後の調整してるらしいです。家に帰ってみるとＫ先生からチケットが届いてました。便箋には「生き様を見てください」って…。生き様には笑っちゃいましたよ頑張ってね～。楽しみにしていたレッスンの日が終わりました。次の診察まで１週間。カウントダウンが始まります。手術はしなくていいのかな？抗がん剤はいつ始まるんだろう？入院はいつ？その後の体調はどうなんだろう？不安だらけの１週間が始まります。

  2008年11月11日

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• 休会、中止

  夜の競技サークル、Ｔ井先生を乗せて会場へ。転移していたことをお話しようかと思っていたのですが、政事の話題で盛り上がり、言い出せませんでした。車を降りてから会場の入口に着くまでの間にお話しました。チャコ先生「髪が抜けることなんてたいしたことないわよ」確かにねぇ、脱毛ぐらいたいしたことないのかも…。それより抗がん剤の副作用の方が不安だ…せっかく昇級したスタンダードの級を落とさないために、JDSFを休会しようと姑息な手段を考えました（這い上がる自信がないんだもの…）。どうしたって理由を聞かれますから、会長にはお話しました。今春から台東区ダンス連盟の会長になったＴさんに休会の手続きを聞きましたが、今までにやったことがないのでわからないとのこと…翌日、登録係のＭ田さんが本部に聞いてくださったそうで電話をくださいました。登録はしておかないと今までの級が取り消されてしまう（退会とみなされちゃうんですかね？）休会届けは翌年の秋で構わない（年始めだと思ってました）秋なら何とかなるかもチャコ先生も会長も休会しないでこのまま続けることを勧めてくださいました。これで１年休むことに決めちゃったら、本当に目標が無くなって、抜け殻になっちゃうかも…。もしかするとそれほど体調が悪くならないかもしれないし（だといいなぁ）。チャコ先生の話では痩せている人の方が症状がひどいんだそうです。（あ～、そりゃぁ、私は体力あるように見えますわねぇ。この体型じゃ）何よりも家でグジュグジュしているよりも踊っていたほうが気晴らしになっていいでしょう、と。「脱毛しても帽子をかぶりながら踊ってる人、いるわよ」「両方、取っちゃった人もいるんだから」励ましてくれると、嬉しい気持ちと「何でこんな病気になっちゃったんだろう」って悲しい気持ちとこれからの抗がん剤治療の不安が入り交じり、やっぱり泣いちゃいましたみんな踊りながらも心配そうに見ています。副会長「元気ないみたいだけど大丈夫？」「はい、もう元気出ました」さていつものことながらラテンから。すぐにラテンの曲がかかってしまったので、シャドーもなしにいきなり踊りました。ホント、不思議なぐらいダンスだと腕が上がるんですよ。洗濯物を干す時なんて痛くて痛くて…。サンバ、新しいルーティンに入るところ、いきなり旧バージョンで踊ってしまいボロボロに。主人が何とかフォローしようとしてくれましたが、全く駄目スピン、早いステップですから、ちゃんと心構えができてないと踊れないんですねぇ。よーく覚えておこう。Ｔ井先生からは、サンバの「１つ１つのステップが大きくなってしまっているので、忙しくなってしまっている」とアドバイスいただきました。何度言われても大きく踊っちゃうんだなぁチャコ先生は「ラテン、良くなっているわよ」と言ってくださいました。時々痛みが走りますので、抑えて踊っているのがいいのかもしれません。スタンダードももちろん練習。何か気持ちよく踊れちゃって…。これって勘違いの踊りしてることが多いんですよねぇ。主人に言わせると「若干、動きが早くなってる」そうです。やっぱ、そうかぁ。私の場合、気持ちよく踊れた時ってまず良くない。ラテンもスタンダードも抑え目に踊ったほうがいいみたいです。サークル行って良かった暗い気分が晴れましたこれで次の診察までは大丈夫でしょう。診察して「やっぱり、リンパ取りましょう」なんて言われたらまた落ち込むかもしれませんが…（もう手術は嫌だ…）。

  2008年11月09日

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  初ヅラ体験

  医療用カツラの試着に行って来ました。うちっていい場所にあるって言うか、ダンスショップもたくさんあるし、何と医療用カツラの専門店まで近くにありました。みなさん、ダンスショップに行くなんて行ったら半日～１日がかりになるんでしょうけど、私の場合は「ヒールカバーがないからちょっと行ってくる」なんて感じです。それがカツラ屋さんまでそばにあったなんて普通のビルの２階にあり、全く気が付きませんでした。ウインドウがあるわけじゃないし、会社名しか出ていないので、何を取り扱っている会社なのかわからないんです。女性スタッフが対応してくださって、いくつか試させてもらいました。主人が考えていたショートタイプのカツラ、随分、茶髪です。かぶってみると、バラエティーで外人役やるみたいな感じで変でした。次はもうちょっと長め。前髪が９：１ぐらいで分かれているので、何か変。前にヘアアレンジのクラスに通った時はこんな髪型を習いましたが、こういうのって若い子向けだよねぇ。６：４ぐらいに分けようとしてもできない…ショートボブも試してみました。髪の毛がある状態でかぶっているので、うなじの辺りが変ですが、結構気に入りました。これならラテンでもスタンダードでもいけそうです。でもホントに短いのでカツラだとバレるんじゃないかと心配で、もうちょっと長めのを試着しました。おかっぱタイプ。下手に分け目を入れるより、自然です。今の自分のヘアスタイルがおかっぱですし。でもちょっと短め。ロングヘアーのを試したいと聞いてみると、品切れ中。でも他のお客さん用に取り寄せてあったのを試着させてくれました。やっとしっくりくるのが見つかりました。前髪は自分に合わせてカット可だそうです。値段は人工毛なので５万弱（人毛だと６～７万）。とりあえず予約しました。でもこのロングじゃ試合に出れないなぁ…ゆる～くセットすることはできるかもしれないけど、かぶってるわけですから髪を上げればカツラだってバレますね地毛にネットをかぶせて抑えてカツラをかぶるんですが、触ってみるとポワポワ浮いている感じがして違和感がありました。見ていた主人は「全然わからないよ」なんて言っていましたが。髪が無くなれば違和感も減るのかもしれませんが。初ヅラ体験、面白かったですいろいろ試しているうちに楽しくなってきちゃって。違和感あるなぁと思っていましたが、変な髪型の人って結構いっぱいいるんですよ。まさかカツラじゃないんでしょうけど「何で分け目がそこなの！」とか「そのカットおかしいでしょ？」って突っ込みたくなるような人、結構います。今まで人のヘアスタイルなんて気にしたことなかったけど、似合ってない人、いるんだなぁ

  2008年11月07日

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  メールって便利

  涙もろい私にとって、メールは本当に便利です。ラテンのＳＹ先生に現状を報告し、スタンダードのN先生のメールアドレスを教えていただきました。来週のレッスンで説明すればいいんですけど、入院する報告の時もウルッときちゃったんで、とても教室では言えないと思いました。レッスンの予約は状況をみてお願いすることにし、教室では病気のことには触れないでくださいとお願いしました。人前では泣きたいのを我慢しているのが吹き出しちゃいそうで…（絶対に泣く）。何よりも申し訳ないのは先生達って歩合給なんですよね。毎週、通っていた私達が不定期になってしまうことが申し訳なくて。N先生からは「不定期になることは全然かまいません。教室か僕に連絡ください。来週のいつもの時間にお待ちしています」と返事を頂きました。次男は私が泣きながら帰って来て主人と話しているのを聞いていましたから、現状を理解しているのかと思いきや、聞いてみるとわかってないんだそうです（ホントにコイツ、無関心な奴だ）。長男と次男に向けてメールを書きました。転移が見つかったこと、抗がん剤治療が始まること、そのために入院すること、脱毛が始まること。私にとって脱毛が１番大きな問題ですから「抜け始めは気持ち悪い光景だと思うけど、嫌な顔をしたり笑ったりしないで欲しい」と頼みました。長男からはすぐに「了解」と返事が来ました。私の布団に寝っ転がっていた次男を覗いてみると、やっぱり動揺してる…無理に明るく振る舞うんだよねぇ、次男って。みっきょには何て言えばいいのかな？お母さんが病気だってことは理解してるみたいだけど。髪の毛抜けたら、みっきょも驚いちゃうだろうな。夜は一緒に寝てますから、ハゲがバレちゃうな。ナイトキャップして寝てもずれちゃったらビックリするだろうな。ん～、困った私があんまり「髪が…」なんてブログに書くものですから、主人が早速、医療カツラのお店を調べてくれました。患者同士がはち合わせしないように完全予約制。早速、翌日の予約を取りました。主人はせっかちです。まぁ、私１人じゃ何も行動を起こさないと思いますが…。　楽天にもあります、医療用カツラ「カツラ買っちゃって、18日の診察でやっぱり抗がん剤やらないって言われたら、どーするの？　無駄になっちゃうよ」「試合で使えばいいよ」前にラテン用にショートボブにしようとしたら、髪質の問題で全然できなかったんです。美容師さんにも「無理！」って言われました。主人「にゃんこめの髪質じゃ絶対できないようなヘアースタイルもあったからさ」なんて言っています。この硬くて太い髪質のせいでできなかったヘアースタイルにしてみるのもいいかもねぇ。

  2008年11月06日

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• 心がボロボロ

  昨日、退院後初めての診察に行って来ました。手術中の簡単な検査ではリンパへの転移はなかったと言うことですが、詳しい検査の結果を聞かなくてはなりません（細胞を細かく切って念入りに調べるんだそうです）。それと今後の治療方針を聞きに。２時半の予約だったけど１時間も待たされました。主治医の先生とともに回診に着いて来ていた先生が外来に来ました。今日は診察のある日じゃないのに何でだろ？会釈してのんきに待っていました。私が今日、ここに来たのは「検査の結果は何でもありませんでしたよ。予定通りホルモン療法を始めましょう」と言う言葉を聞くためでしたから。やっと呼ばれ診察室に入りました。「パンパンに腫れちゃって痛いんですけど」先生、傷の治りも順調だし腫れるのは仕方ないことなのだと。術後から腕に針を刺したような痕があり、そこが痛いんです。「先生、ここに何か刺しました？」「いや、何も刺してませんよ。ばい菌が入って化膿しちゃってますねぇ」と言われただけで何の処置も無し…注射針刺したのなら必ず消毒してテープが貼ってあるものですが、それも無し。本当に先生は何も知らないみたい。手術中、どさくさに紛れて誰かが刺したんじゃ？なんてことはどうでもよくなりました。先ほど、会釈した先生が現れました。その先生は何もしゃべらず聞いていただけですが…。先生「病理検査の結果ですが、とっても小さな物ですがリンパへの転移が見つかりました。手術中に見つかっていたら確実に切っていました」普通なら見落として“転移無し”と報告されてもおかしくないような大きさだそうです（0.7mm）。この時は私も冷静でいられました。手術前日に「何かある」と言われた時に覚悟はしていましたから（それとは関係ない物なんだけど）。抗がん剤治療の説明がされました。母も１番弱い抗がん剤を服用していました。副作用もなく普通だったんです。小さな癌だから私も弱い薬が出るものだと思っていました。先生「通院しながらでもできるんですが、最初は入院した方がいいと思います。１日か２日。発熱や嘔吐がある場合もありますから」私「もう入院したくないなぁ…」みっきょのことが頭に浮かびました。みっきょを残してまた入院するなんて考えられません入院中、寂しかったようですっかり甘えん坊になってしまいました。朝食の時だけですが、私の膝の上に座り食べさせてあげています。「お母さんに抱きしめてもらうのが１番あったかいの」と帰って来たことを本当に喜んでくれています。そして私を地獄に突き落とした言葉は「100％、髪が抜けます」入院前に見たワイドショーでフジテレビの女性ディレクターかなんかが自分の乳癌治療を記録したものを見ました。その人は抗がん剤治療の方が先で、投薬２週間後にいきなり脱毛が始まりました。それも徐々にではなくごっそり抜けるんです。その映像が頭から離れなくて、私も小岩さんみたいになっちゃうんだと思うと涙が止まらなくなりました。転移よりも脱毛の方がショックでした。12月14日、新宿大会の頃、ちょうど抜け始めている頃ではないでしょうか？医療用カツラかぶっても踊っているうちに飛んでしまったら嫌だし…新宿大会、断念です。まっきーさん、くしゃみさん、こいちゃん、ケンケンさん、ごめんなさい。投薬は３ヶ月から６ヶ月だそうです。薬をやめない限り、髪の毛は生えて来ないようです。終了後、８ヶ月から１年かけて元に戻るようです。それって来年、試合に出られないじゃん。ラテンはＤ級まで落ちてもＣ級まで戻る自信はあるけど、今年初めにゲットしたＣ級スタンダードは自信がありませんＣ級を維持することはできても、Ｄ級から這い上がることはできないだろうなぁ…せっかく次男の受験に影響がないように早めに手術してもらったのに…。（ちょうど説明会のない時に入院、手術できました）あと２校、説明会が残っているのに抗がん剤投与の後ですから、自分の状態がどうなっているのかわかりません。また予定が立てられなくなっちゃったみっきょと観劇会に行こうとか、町会のお餅つきに行こうとか考えてたんだけどな。どうなんだろう？行けるかな？病院からピンク色の２冊の手帳をもらいました。１つはこれから抗がん剤治療を受けるための手引きのようなものと、もう１つは治療の記録を書き留める手帳でした。私の前に同じ診察室から出てきた女性も同じ手帳を持っていました。これから抗がん剤治療を始めるんですね。その人、凛としていました。それに比べて私は…、泣いてボロボロ。何でこんなに涙が出るんでしょう？「転移無し」と言って欲しかったけど、見つけてくれたことには感謝しています。放っておいて、あちこちに転移したり、大きくなって発見するよりずーっといいですから。脱毛も薬が効けばのことです。脱毛することは喜ぶべきことなんですよね。そう言い聞かせてはいますが、やっぱり脱毛はキツイです。体は元気なんですが心がボロボロです。愚痴ばかりになってしまいましたが、これからも普通に接していただけるとありがたいです。

  2008年11月05日

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• 変わらぬ生活

  月曜日、予定通り退院しました。10時半ぐらいに会計ができてくる予定が、全く…。結局、病院を出たのはお昼近くでした駐車場に向かう途中、大きな車が止まっていて（救急車っぽかった）男の人が１人いたんですが、私、何も知らずに「ちょっと失礼」なんてそこを横切ってしまい、車の中を見ると棺桶が…。男の人、手を合わせていました。私みたいに元気に退院できる人ばかりじゃないんですよね。帰りに主人と回転寿司でお昼を食べてから家に戻りました。家に着いたのが１時ぐらいだったんですが、母はまだ掃除してました。何で～今まで何やってたのぉ～久しぶりのシャバの空気に疲れたので横になりたかったのですが…。寝ようとしても掃除機のゴーゴーという音が…。寝てられない仕方なく起きて、雑巾がけを手伝ったのでした。やっぱり右腕使うと痛い２時過ぎ、みっきょが幼稚園から帰ってくる時間。久しぶりに迎えに行きました。みっきょ、抱きついてきました。一緒に待っていたＡちゃんのママに「お母さん、病院で大変なの」なんて話していたみたいで、聞かれたので仕方なく入院していたことを話しました。まぁ、いずれお茶会の時にでも「自己検診するように」ってクラスのママ達には話そうと思っていたんですけどね。帰ってきてからのみっきょは、ずーっと私にくっついていました。いつも主人と遊んでいるのに（私なんて寝る時以外は必要ないと思っていたのに）、こんなに歓迎してもらって嬉しかったです。洗濯物をたたみ、お風呂掃除をし、ご飯の支度は母がやってくれたので手伝った程度、いつもと同じ生活に戻りました。犬の散歩はさすがにフラフラしましたけど、もう大丈夫みたいです。お風呂もどっぷりとは浸かってないけど、お湯がかかっても傷に沁みませんでした。ホントはもうちょっとゆっくりしたいんですけど、ここで休んでたらダンスレッスンに行けなくなるので、無理します。病み上がりだからって、好きなことだけしていいってことはないので…。文句を言われないためにも、家のことやって堂々とレッスンに行ってきます。

  2008年10月27日

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  元気です

  24日、無事に手術が終わりました。この日は２番目の手術と言うことで主人は10時半に来るように言われていました。手術前の点滴も始まり、手術着に着替えているのに待てどくらせど呼ばれない…看護士さんがやってきて「１時半に注射をして２時に手術が始まります」と教えてくれました。前の人、大変な手術だったのかな？２時間遅れです。主人に見送ってもらって手術室へ。あの丸いライトを見ていたところまでは覚えていますが、後は全然。「にゃんこめさん、終わりましたよ～」の声に目が覚めると同時に激痛。《麻酔から覚める時にピンク色の幸せな気分》どころか地獄のような苦しみでした。（これは隣のおばちゃんが「痛い、痛い」って大騒ぎするわけだわ…）手術直後は痛み止めが使えないらしく６時を過ぎるまで待つように言われました。点滴に痛み止めを入れてもらってやっと楽になりました。誕生日検診で母乳が出たのはホントにただの母乳（断乳して４年も経っているのに出るもんなんですねぇ）で、脇にあった怪しい影は何でもなかったそうです。ただ普通の人の倍以上えぐったみたいです。最初はステージ１だったのが、前日の説明では２に格上げされてました今朝、同じ格好でいたものだから腰痛で目が覚めました。点滴、尿道につないだ管、酸素マスク、血流が滞らないようにと足の裏につけたマッサージ機みたいなのが徐々に取れていきました。全部取れて自由の身フラフラしていたのもちゃんと歩けるようになってきました。手術前日の担当医師の説明の時に「ホントに25日の昼まで食べられないんですか？」と聞くと「食欲なんて出ないですよ」と言われました。ところがどっこい、全ての管が外れるとお昼が待ち遠しくて仕方ありません。当然、お昼も感触暇で暇で時間が経つのが遅い…２時半頃、主人がみっきょと次男を連れてきてくれました。みっきょはゲームボーイアドバンス、次男はパソコンやりまくりです。遅れて母も来ました。そうそう、今日の次男の文化祭、中止になったんです。登校したら警察の黄色いテープが貼ってあって入れなかったとか…。正しい情報はわかりませんが、主事さんが襲われたとか、脚立から落ちて亡くなったとか…。主事さん、とても大きくて、襲おうなんて考える人いないと思うんだけど。生きているのか亡くなったのかまだわかりませんが、人間、何が起きるかわかりませんね。私も忘れ物を届けに行った時に何度か話したことあるんだけどなぁ…。これ、入院初日の夕飯に出たカブです。これから乳癌の手術しようかって人間には嫌味なんですけど…。ちなみに腕は肩までしか上げられません。えぐった胸より細胞を取った脇の方が痛くて多分上げられるんでしょうけど、怖くてできません。でもスタンダードやるには困らないぐらい上がります。（レッスン受けられるかも！）ラテンはリハビリしだいかな。とにかく元気です。ご心配頂いてありがとうございました。

  2008年10月25日

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  入院生活

  昨日から入院しています。手術するまでは元気なのでとっても暇です元気なのにパジャマを着てベッドの上にいるわけですから、とっても退屈です。せっかく持ってきたパソコンもつがらなくて…。つなげるためにはモデムを借りてこなくちゃいけないらしい…。借りてきても自分じゃできないから主人が来るのを待つしかありません。「どうぶつの森」持ってきて良かった　何ヶ月もやってなかったから、新鮮です。夕方、母がみっきょを連れてやって来ました。みっきょには何も話していなかったものだから「ちゃんと話した方がいい」と。私が入院しているなんて思ってもいなかったようで、私を見てもどうしていいのかわからなかったようです。「しばらく帰れないから」とは言ったけど、ちゃんと聞いてたんだか何だか、ふざけていました。家では「お母さんと」「お母さんと」なんて言っているようですが、主人がいれば大丈夫でしょう。さて、病院の食事は……、やっぱりひもじいですおかずが地味！牛角、行っておいて良かった！１口30回噛むを実行しているのと水分を大量に摂っているので満腹にはなるのですが…。しかも夕べは７時近く（ホントは６時の予定）に夕食で、今朝は８じ40分（８時の予定が）。大食漢の私としては地獄のような空腹を味わいました看護士さん達はみんな優しく、とっても穏やかな喋り方をします。隣の年配女性は手術直後で「体が痛い」「喉が渇いた」としょっちゅうナースコールをします。向かい側のおばあちゃんは、１人ではトイレができないのでその度に看護士さんを呼びます。看護士さんってホント大変10時消灯なのですが、そんなに早く寝たことがない私は眠れませんナースコールの度に目が覚めちゃうし「いっぱい寝たぁ」と思ってもまだ０時前だったり、早く寝たものだから５時には目が覚めたり…、生活習慣狂うわぁ主人が来てネットをつなげてくれました。これでコソコソ携帯つなげなくてすみます。ネット依存症の私は水を得た魚！後ろにあるのはまっきーさんが送ってくれたお花です（ありがとう）。夕方、エコー検査がありました。手術前の担当医師の説明もありました。脇の下近くに何やら怪しいものがあるそうです。癌かもしれないし、違うかもしれないし。ただの癌なら取れば済みますが、リンパに転移しているとやっぱり大変なことになるようです。やっぱり火曜のレッスンは無理みたい（当たり前だろう！）。12月の新宿大会も危なくなってきました（無理かなぁ）。

  2008年10月23日

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• 食べ放題

  翌日から娘が入院するって言うのに私の母親は◎◎の会の集まりがあって、出かけました。（何かにつけて△△会とか名前付けてるんですよ。ただの飲み会だろっつーの）これはチャンス！子供達と外食です。ちょうど牛角からメールが来ました。平日の食べ放題2,600円が500円引き！みっきょは無料なので４人で2,000円のお得！これは行かなくては。牛角って安いって言うけど、全然安くない！１人前の量が少ないんだもの。それに飲み物も安くない！食べ盛りの中高生、連れて行ったらすごくかかっちゃうから食べ放題は助かります。私も６日間の入院生活、ひもじい思いをしそうなのでたっぷりお肉を食べておこうと思ったのですが…。肉・肉・肉・肉・肉・肉・肉・肉・肉・肉…、エンドレスに続く肉！食べ飽きたぁ楽しい食事だったからいいんですけど。

  2008年10月21日

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  悲劇のヒロイン

  しこりを見つけてから９月中旬まで悲劇のヒロイン状態でした。検査結果が出る前から乳癌のような気がしていましたから、何かある度に「私に来年はあるのか？」なんて考えて泣いていました大学病院１回目の受診の時（まだ触診しただけで何も言われてない）に誕生日を迎えました。「ラテンドレス買おうか」と言ってくれる主人に「試合にもあんまり出ないのにドレスばっかり持ってたって仕方ないでしょ」なんて断りましたが、本音は私しか着ないドレス、死んじゃったら無駄になるでしょって思ってました。みっきょがダンスやってくれればいいんですけど…。そこで小さいパソコンを買ってもらいました。子供達、自分用のパソコン欲しがってたし、これなら使えるじゃないですか。運動会で楽しそうなみっきょの笑顔は来年も見ることができるのかなとか、せっかくＭ山先生から「将来役に立つから」なんてアドバイスを頂いても「役に立つ時なんてくるのかな」と悲観的になったり…。とにかく動物が好きでウーパールーパーを飼いたいと思っていましたが、ただでも猫がたくさんで世話が大変なので諦めました。世話する人間が減ったら、余計大変になっちゃうから。　　この顔がとってもラブリー～元気になったら（元々、元気なんだけど…）、ウーパールーパー飼うぞ～。毎日１回は泣いてましたけど、手術が決まって清々しています。今より、術後の方が大変そうですけど…。

  2008年10月17日

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  試合に出れない訳

  楽天ブログは友達以外にいろんな人が来るし、興味本位で読まれるのも嫌だなぁと悩みましたが、書くことにしました。８月22日、胸にしこりを見つけました。まずはホームドクターに診てもらい、大学病院に紹介状を書いてもらいました。担当の先生が火曜日だけの診察なので、毎週受けていたスタンダードレッスンが受けられなくなった訳です。ただのしこりじゃないような気がしていました。最初に考えたのはみっきょのこと。みっきょは私のオッパイが大好きです。何かにつけて触っています（赤ちゃんの時は母乳を拒否したくせに）。肩胸が無くなっちゃったら、みっきょ、どう思うだろう？一緒にお風呂に入れなくなっちゃうのかな？（母が４年前に乳癌で全摘したんです。つい最近までみっきょに胸を見せたことがありませんでした）次に考えたのが「腕が上がらなくなるかも」。乳癌は脇のリンパに転移しやすいんです。リンパを切ると腕が上がらなくなります。ダンスできなくなっちゃうかも…。８月31日、すみだ産業会館での競技会に参加。ラテンみたいに激しい動きは進行を早めるのではないかと思うと怖かったです。９月２日、受診。マンモグラフィーとエコーの予約を取って帰りました。９日。マンモグラフィーを見た先生、他の先生も呼んでエコーを見ていました。エコーで見た感じ、触診した感じで「まず悪性であることに間違いない」と言われました。私が乳癌？覚悟はしていたのですが涙があふれました。涙が止まりません部分麻酔をかけ細胞を取りました。10日。血液検査、心電図、胸部X線写真。25日にＣＴ、30日にＭＲＩを受けることに決まりました。それまでは自由の身ですから、予定通り15日の仙台の試合に出て、16日のスタンダードレッスンも受けました。10月７日、ＣＴとＭＲＩの結果が出る日です。１人で聞く勇気が無かったので主人に一緒に行ってもらいました。年齢的に進行が早いんじゃないか、転移しているんじゃないかと思うと怖くて結果はステージ１。それほど性質の悪い癌ではないとのこと。（性質の良し悪しって何だ？　癌であることに変わりはないので私にとっては嬉しくないんだけど…）今のところ転移もしていないそうです。全摘ではなく、患部だけを取るだけですみそうです。でもどのぐらいえぐるんだろうこの時の先生、みのもんた状態だったんです。こちらは早く結果を聞きたいのに「ファイナルアンサー」状態。今後、どうするのか、いつ手術をするのかを話してくれません。受験生を抱えていること、子供達の学校行事に当てたくないことを話し、それでも手術は早くしてもらいたかったので、10月24日に手術することが決まりました。24日の長男の保護者会にいけません25日の次男の文化祭に行けません入院は22日。麻酔が効くかどうかの検査があるので２時までに来るように言われました。22日の２時と言えば、みっきょの健康（体操）教室と同じ時間。送り迎えをしてあげられません。みっきょ、寂しがるんじゃないかと思うとやっぱり涙が出ましたよりによって主人が大阪出張の日なんです。みっきょのことは母に頼みますが…、アテにならない…。大丈夫かなぁ翌日、次男の中間試験が終わるのを待って、入院することを伝えました。いつもうるさい次男、より一層、明るくおしゃべりになってました。動揺していたのかもしれません。こんな事情で年内の競技会は諦めましたが、意外に早く手術してもらえるので、12月14日の試合に出ようと思いました。何か目標を持っていないと、自律神経失調症まで出てきちゃうかもしれませんから。実は今年２月３日の雪の立川大会の朝、パチンコ玉ぐらいのしこりを見つけていました。その時は慌ただしく出かけ、夜、探してみましたが、見つけられませんでした。もしこの夜、見つけられていたらもっと小さいうちに手術できたのかもしれません私が住む所には区立の立派な癌センターがあります。毎年、無料で検査を受けられるのですが、去年の受診時に「来年から、乳癌と子宮癌の検査は１年おきになります」と言われました。その時のマンモグラフィーで母乳が勢い良く出たんです。マンモグラフィーは胸を挟んで（押しつぶして）撮影します。技師さんは「よくあることですから」と言っていましたが、断乳して４年以上経ってるのに、母乳が出るなんておかしな話です。それにメチャクチャ痛かった。今までそんなに痛いと感じたことはなかったのに…。13年前、次男の断乳をして１ヶ月後の検診の時も同じことがありましたが、明らかに母乳だとわかっているのに大学病院の検査に回されました。今は予算が足りないとかなんとかで…、「よくあること」で片づけられてしまったんだと思います。もし再検査に回してくれていたら…。１年前から癌はあったのかもしれません。１年おきの検査になったおかげで、良かったこともありました（私にとっては）。まだしこりを見つける前に９月の誕生日検診の予約を取っていました。９月18日。もしこの時に乳癌、子宮癌検診があったら「もうちょっとで検診があるから」と病院に行くことはなかったかもしれません。区民検診を受けていたら結果が出るのが１ヶ月後。今頃です。母の場合は、区民検診で見つかり、大学病院に行き、それから諸々の検査。手術をしたのは区民検診から４ヶ月後のことでした。２月のパチンコ玉の大きさから、放置してしまった７ヶ月間で２cm以上に大きくなりました。テレビで癌は何年もかけて大きくなるなんて見たことがありますが、やっぱり年齢的に進行が早いんだと思います。さて、私がこのブログに書こうと思った理由はただ１つ。女性のみなさん、自己検診をしてください。お風呂に入る前に鏡で自分の胸を見て下さい。形がおかしくないか、触ってみてしこりがないか、腕を上げた時にひっつれてないか。乳癌は１番わかりやすい癌です。（母の場合はしこりになるタイプではなく平たく広がる癌だったので自己検診では見つけられませんでした）触って「ここに癌がある」と思うと怖いんですが…。区民検診で自己検診のやり方を習っていたこと、胸にしこりのある人形があってそれで癌の感触を知っていたことが今回の発見に役立ったと思います。恥ずかしくなっちゃうほどリアルなパーティーグッズですね。でも癌センターにはこんな胸の模型があるんですよ。来週の今頃は手術が終わってベッドの中ですね。最後の検査から３週間後の手術です。進行していませんように。

  2008年10月16日

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