カテゴリ:別に何でもない
イヴの深夜、着物姿のままコンビニにタバコを買いに行ったら、
路上に怒鳴り合いのカップルがいて 近くのベンチで眠ってた酔っぱらいの男性、 気まずさかうるささかで、どこかに消えたので 凍死を心配して声をかけようか、迷ってたけど手間が省けました。 皆さんそれぞれだわー、と思ったのですが、思い出しました。 昨日、隣の女の子の行動が妙だ、などと書きましたが、 ありました、私にも大変に妙なクリスマスが。 20代の頃、世ではクリスマスは恋人と過ごさないとならない掟でした。 でもって、プレゼントの平均金額は5万とか……。 そういう時代に、もう崩れかけの仲の彼氏とクリスマスを迎えました。 実質はしっかり崩壊してて、別れるのは決定なのに 『でも、クリスマスは約束だからね!絶対だからね!』 と、大変不条理な事を言われ とんでもないと立腹しても断れません。 強行な態度に出ると、家におしかけて来て大泣きするのが分かってます。 何かにつけ周囲の人に誰かれ構わず相談しまくり、私は笑い者でした。 ここは逆らわない方が利口だろうと思いました。 着てく物がないとか、予定がまだ分からないとか、頑張りましたが 服は買ってやる、今からしっかりその日を空けておけばいいだろ、 と、彼は相当クリスマスにディナーに行く事にこだわっている。 どうせその日の前に、服を買って貰ったりするんで、また会う。 嫌でも会うなら、当日まで我慢して付き合っておこう、 その方が気まずくない、そこまでの我慢だ、食事が終わったら、 それこそ『約束だからね』と別れようと思いました。 彼には選択能力がないので、レストランは私が探しました。 そういう面倒も、全て別れに向けての準備と思ってこなしました。 当日、予定通りレストランに着くと、 店内は隣のテーブルの会話が聞こえる位に密集。 そんな中で食事してたら、心拍数が少ない私には その環境がNGだったらしく目眩が! 料理も相当作ってて、換気も悪いので酸素が足りなかった模様。 かなり気分が悪くなり、隣席に迷惑をかける恐れがあるんで 急いで席を立ち、トイレに向かったけど、時既に遅し。 トイレのドアの横の壁に顔面からぶち当たりました。 その時は、息苦しいし心臓痛い方が辛く、全く痛くありませんでした。 壁に手をつくなど、防御する余裕がなくモロでした。 目立たない所にうずくまってたら、 店の方がおしぼりをくれ、閉店時間過ぎにやっと自力で歩ける位に回復。 あーーー苦しかった、と手元を見たら、おしぼりが真っ赤! 顔を触ってみて、大変な事が起きてると察知。 鏡見たら、顔、ボロボロでした 家はタクシーでわりと近かったので、 もれなくついてきた彼と帰りました。 この辺りから段々本格的に痛くなって来る。 暫くは、痛いし恐いしで、顔を触れず手当も出来ず寝てました。 医者には行かずじまい、放置しといてよく治ったと思います。 この出来事があり、そのまま付いて来る(だけで何も役には立たない)彼に きっぱり別れを言うのがかなり遅れ、我慢が長引きました。 肝心なその日には痛くて大変で、それどころではなく テキトーに「うん、うん」と返事してたからです これは天罰に違いない。 優柔不断は駄目だ。と思いました。 この状況、店の人から見たら、かなり変なカップルだったと思います 病気なのに無理して食事に来たのか? 連れがこれなのに、ぼんやりヘラヘラ店の者と会話してるこの男は? タクシーの運転手も変に思ったでしょう、 彼は道路事情が全く分からず、私が血だらけのハンカチで顔をおさえつつ 道を細かく説明しました。 一通や行き止まりが多い場所で、 説明しないと大変な労をかけるので、せざるを得ませんでした。 その彼がこれを読む事を心配しないのか?とか もしや、この場を借り、彼に呼びかけ?と思われた方もいると思いますが、 そうではなく彼は文盲に近いくらい、文字を読まない方だったので まず読むことはないと思います お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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