出会いがあるから散歩も楽しいのだ
朝のうちは、雨が降っていたのだ。 じーと、空を見ていたら、やんだので散歩に行ってきたのだ 「空見上げてたのは、お父さんで、けんたは夢を見ていたじゃないか」 ・・・今日の散歩も楽しかったのだ。 緑の草原を駆け抜ける僕・・・みどりのなかを走りぬけてく真っ赤なポルシェ~♪ってもんで、ご機嫌なのだ。 「うん、一句できた。上り坂息きらす柴犬めずらしい」 あー!!あそこに、おばさんお姉さんがいるー早く行こう!! 「このお姉さんには、けんたが散歩始めた頃から可愛がってもらってたよなあ。脱走した時も、一緒に遊んでるとこで逮捕したこともあったなあ」 うん、僕は大好きなんだ。いっぱい遊んでくれるんだもの 「他にも、いい人たちといっぱい遊んでもらったよな。けんたは幸せ者だな」 あっちで、現役のお姉ちゃんが僕のこと「かわいー」って言ってるよ 「気のせいだろうでも、遊んでくれるってさ」 わーい!!嬉しいワンいっぱい遊ぼう。お姉ちゃんちも犬飼ってるんだって。 「随分しっかりしたお姉ちゃんだったなあ。5年生とは思えないぞ」 お父さんより、ずーと、はきはきして、ちゃんと自分の考え言ってたよね。 「・・・お父さんより、は、余計だな」 こまかいこと気にしないのいっぱい遊んでもらえて楽しい散歩だったよ 「そうか、良かったなあ。お父さんは、けっこう根にもつんだ」 どきまさか、あれだすの?お姉ちゃんが撮った写真・・・ 「その通りだよ、けんたくん」 お父さんなんか、嫌いだよー!!おやすみー 「うーん、お姉ちゃんは、"まねきけんただ"って喜んでたけど・・・また、いっぱい遊んでくれる人が来てくれればいいなあ」お座布団三枚くださいな いつも応援ありがとうよっつクリックお願いしますのだワン