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カテゴリ:感覚で楽しむア~ト
私が昨年から本格的にはまっているABT(American Ballet Theatre)には16名(今期舞台にたっていないのでPLAY BILLではMALAKHOV抜きで15名)のPrincipal Dancerがいます。男性8名、女性8名。出身国もグルジア、アルゼンチン2名、ウクライナ3名、キューバ2名、ブラジル、スペイン、ロシア、アメリカ5名・・とさすがNYのバレーカンパニー、国際色豊かです。
バレエ好きな友達や席で隣あった人と話しても、見事に好みが分かれます。反対にどんな好みでも16名のダンサーたちは満足させてしまう個性をもっています。彼らは技も一流ですが、揃いも揃って美男・美女なんです。 この日のブロンズアイドルは今年ABTに入団したミハイル・イリン。 足音をたてず、しなやかな踊りは本当に素晴らしかったです。 先週の演目は"La Bayadere"。この日はキューバ出身のホセ・カレーニョを目当てにチケットを購入しました。バレーダンサーとしてはベテランの域に入り、女性ダンサーを美しく魅せることには定評があります。が、私としては単純に、お顔が好み。 Solor Gamzatti Gillian Murphy The Bronze Idol Mikhail Ilyin ホセが揺れ動く(はずだった)2人の女性にはジリアンとイリーナ。この2人とディアナは特に美しくて、初めて見たときなど美しすぎて霞がかっていたほど・・。 高慢なガムザッティを踊らせたらピカイチと思うジリアン・マーフィー。魅せてくれました! 席に着いて「今日のブロンズアイドルは誰だろうなぁ」とPLAY BILLを開いたらピラッと一枚落ちてきました。ホセが怪我して降板、代わりにデヴィッド・ホールバーグ。ホセの降板も残念ですし、怪我も心配ですが、1人でホールバーグを観るなんぞなかなか無いことなので、どう魅了してくれるか楽しみに舞台を待ちました。 イリーナは今日も輝いていました。婚約したソロルがガムザッティに気持ちを傾け、切ない表情をするときなど、本当にこちらまでキュ~ンとなってしまいました。2幕目、ソロルが阿片で夢現にニキヤと踊るシーンのバランスのところで、2人の息が合わなかったところがありました。ホールバーグとイリーナの手の位置が違ってしまい、しばらく2人共、空を掴む感じになりました。凄かったのは、そのようなハッとするシーンでも、イリーナは多少ぐらついたものの、片足でもバランスをくずすことなく持ちこたえたこと。凄いなぁ・・と思って観てしまいました。 公演終わっての1枚。 なんとなくイリーナが「よく頑張ったね」とホールバーグに声をかけている気が・・ 1幕目のシーン3、パレスでガムザッティの魅せる場面。ジリアンは本当に美しかった。若さ弾ける・・というか、ソロルもお客さんも見て見て!とイタリアンフェッテもピッピッと決まり、ピルエットも超高速で回っていました。この演目でダンスというと、ブロンズアイドルが1番に思い浮かびますが、そっかガムザッティもあったんだ・・と。 1幕目のシーン2で、ソロルをかけて女性2人が争うシーンがあります。2人とも美しすぎて・・かえって怖かったです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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