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カテゴリ:感覚で楽しむア~ト
私の帰省と入れ違いに始まったVan Gogh and the Colors of the Night(~1/5)を観にMoMAにも寄ってみました。このエキシビションは観れないと諦めていただけに本当に良かったです。かなり盛況のようで時間ごとに整理券が配られていましたが、そこはメンバーシップの威力でパパッと中に入れました。
以前、メトロポリタン美術館で素描展はありましたが、ここまで油絵が揃うと圧巻です。Vincent van Gogh(1853~1890)は27歳で画家になったため、数々の作品は10年に満たない期間に描かれ、生涯売れたのは1作品のみ。風景、農村、ミレーの模写、農民・・と順を追って展示されていましたが、1888年、1889年の作品ばかりでした。確かに弟テオへの手紙でミレーの作品に惹かれることを記していますが、ミレーの模写のようであの照りつける太陽の表現などは、ゴッホその人の作品になっていました。 最初は太陽を描いていたゴッホですが、やがて陽の沈んだあとの夜空を描くようになりました。「星月夜」や「夜のカフェテラス」、そしてあまりにもきれいでポストカードを買ってしまった「星降る夜 アルル」。ゴッホの描く夜空は決して黒ではなく、深い青色。それは見ていて飽きない夜空でした。 帰りに2階では"Pipilotti Rist: Pour Your Body Out (7354 Cubic Meters)"(~2/2)という体験型のエキシビションをしていました。真ん中にソファがあり、そこで寝ながら壁一面に展開される映像を楽しむもの。なかなか迫力ありました。 美術館といえば、やはりメトロポリタンのクリスマスツリーを見たくて寄り道もしてみました。マンハッタンにあるギラギラのツリーとは違い、イエス誕生を物語る伝統的なツリーです。残念ながら写真撮影は禁止だったので、以前フラッシュ無しで許可されていたときの写真を掲載します。 今年もあと2日ですね。今回の旅行記もあと1回です。お付き合いいただいて有難うございます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.12.30 07:57:23
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