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カテゴリ:苦し紛れに書いてみる
題のとおりです。
僕は比較的、てか絶望的に国語力のない人間ですから 僕が自作で小説を書くとこうなってしまいます。 ジャンル:不明 作者の意図:不明 結局何がしたいのか:不明 形式:一人称(ときたま二人称または三人称) =========================== 世の中に生まれたからには世界的奉仕をし、名を残すような人間となれ! 誰だか知らんが、こんなことを提唱したやつがいる。 まぁ、世界中を飛び回って世界の飢えた人々に優しく接して ≪第二のマザーテレサ降臨!≫みたいな感じの存在になるのもさぞ楽しかろう。 しかし、現実とは厳しいものなのだ。 いい環境で恵み育ち、知能を高めて、いい高校からいい大学に入って卒業しても 人生に成功するのは一握りの天才なのだ。 つまり! 俺みたいなごく普通の一般公立校に通う一高校生男子が ≪世界に名を残すような人間≫になるわけがないのだ。 と、いうわけで、俺はこの日々を、ごく普通の高校生男子として過ごす。 和田孝之、人生最大の決意。 そう、今、決めたのだ。 ===○○○==== さーて、俺としてはサンタやUFOなどその存在すら否定してしまいたくなってしまう。 世界各地でUFOが見たという情報は次々にやってくるが、そんなものは、どうせ見間違えかガセに決まっているというのが俺の脳が下した結論なのだ。 一応、俺は眼で見たものや化学的証明がされていないものは信じないようにしている。 ―――いや、信じてもかまわないのだ。 クリスマス以外は仕事をしないジジイや、地球より科学が発達した星の生物の存在や杖から雷を放出する魔女など信じてもよいのだ。 でもそのときはやっぱり少なからず俺がかかわっていて、秘密を共有し、そいつらの貴重な日常生活をビデオにでもとって世界の科学者という科学者に突きつけて賞という賞をもらって、大いに稼ぐね。 そんなんだったらもう将来安心でテレビやラジオの取材をうけまくって新聞の一面に大きく出たりしてさぞ気持ちがいいだろうなぁ。 なんて、考えているのは、俺だけか? てゆうか、何でこんなことを考えているか、というと、今が社会の授業中で社会の授業担当、兼、我らが1―Cのクラスの担任の岡本教諭がイエス・キリストのお話を一生懸命、春なのにこの暑い時期に延々と語っているところに岡本がサンタの話を組み入れたからである。 あーあ、一応、中学の時からのマイフレンドの中野くんなんてお休みモードだぜ。 確かに、聞くのも疲れてくる。 まぁ、だからといって、 「先生、ちゃんとしないと授業が遅れますよ。」 なんて言えるほど俺には勇気と真面目さはないので、暇つぶしに思考回路を回転させていたのだ。 まだまだ、出口が見えない、岡本の話を聞くこと10分。 お前は純粋なキリスト信者か! と、半分、あきれを感じていたところでようやく、学校のチャイムがなって授業の終了を告げたのだ。 ―――今日の授業内容 イエス・キリストについて キリスト教の発生について 先生の性格について ・・・・・・・・ まぁ、いいだろう。 さぁ、そんなことより、飯だ、飯。 「和田ちゃーん、一緒に飯食おうぜー」 と声をかけてくるさっきまでお休みモードだった中野くんを無視して、一人自分の机で弁当包みを広げて、今朝もさぞ一生懸命に朝起きて冷凍食品を電子レンジでチンした母親の気持ちを考えながら本日の昼食を頂くことにする。 高校生活が始まってから1ヶ月間のほぼ固定パターンだ。 「和田ちゃん、無視しないでよ。もう、何で俺はお前に興味津々なのに、お前は俺に振り向いてくれないんだよう、俺なんか空しいじゃないか。」 『わかった、わかった。そんなにこの俺と飯が食いたいなら一緒に食ってやる。だから、その≪ちゃん≫付けはやめてくれ。』 「いいじゃんかよ、俺としては呼びやすいぜ。それに愛嬌があっていいじゃないか。」 『その愛嬌をフリーマーケットに売ってやりたいぜ。』 「そう言うなって。そういや、D組の森下ってかわいいよなぁ。俺はもう森下ラブになっちまうよ。」 『急に話が飛ぶ奴だな。なんだ?森下ラブって。その森下とやらが惨めでかわいそうに見えてくるから止めてやれ』 「でも距離は近いぜ。なんと!俺は彼女と同じバイトなんだ。どうだ?羨ましいか。」 『だからどうした。残念だが、中学最後の年にもらったバレンタインのチョコの数は1個(義理)対3個(妹達がくれた)でお前の3倍だったはずだぜ。まぁ、それはいいとしてお前バイト始めたのか?』 「おいや、ご存じなかったの?俺は学校から帰ると毎日、勤労に勤しむべくバイトに行っているのだ!」 なんて無駄な会話を飯を食い終わって昼休み中ずーとやっているわけだ。 ホント、こいつの相手するの疲れるぜ。 それに今の話の話題は、バイトなのか、森下なのかはっきりしてくれ。 5時間目の予鈴が校内に鳴り響く。 助かったぜ、チャイム。お前もたまにはよきタイミングで鳴ってくれる。感謝、感謝。 (続くのか?) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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