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Wisney group支部4

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2007.08.13
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どうもです、実は支部8のほうがカウンタまわってます。

小説と称して不明なものを書いていますが、一応、続けます。

だってこれしか更新する理由ないんですもの・・・・

しかも、前回の投稿で僕の苦手な方向に話が進んでいるではありませんか!

自分でドキドキハラハラしてます・・・・

===================================-

===○○○====

何だろう?

担任の岡本がやけに気分がよさそうだ。

なんせスキップしてハミングしながら廊下を渡っている。

おい、岡本先生、もう人生の折り返し地点にいるオヤジ教師がスキップしてハミングしながら廊下を渡っている姿がどれだけ生徒の目に毒か考えてくれ、この通り頼む。

ほら、生徒はもう退きまくりじゃないか。

どうしたんだ先生、3億円の宝くじでもあてたのか、離婚してわかれた息子に会ったのか。先生のその気分のよさの源を教えてくれ。
そしたら俺が生徒諸君の代表になって先生の姿があまりに醜いか言ってやるからさ。



教室について、席に着く。

一応、ラブレターの一つでもないかとひそかに机の中に手を忍ばせて確認する。

まぁ、過去にそんなラブレターはもらったことないから期待はしていない。
しかし、万が一という言葉がある。賭けてみようではないかということで始めたラブレター捜索。

あっ。

何かある。封筒だ。

・・・・ただの封筒だ。

ハートマークひとつもない、何の変哲もない封筒だ。

しかも、この封筒と同じものをついさっき見たような・・・・・。

中野の封筒を思い出す。おいおい、マジかよ。

ま、可愛らしい封筒じゃないので、クラスの連中も俺が何かをしてようと冷やかすつもりはないらしい。感謝するぜ、生徒諸君。
 
封を切って、手紙の内容を読む。

やっぱりだ。中野と同じ内容の手紙だ。しかも俺のは活字印刷されたもの。

何故、中野が手書きで俺のは活字印刷なんだ?ま、いいか。
 
読み終えたところでようやくお出ましの中野くん。さっき会ったばっかりなのだが、やっぱりこいつを見ていると疲労感が俺を襲ってくる。

「おー、和田ちゃん。おっはよー。」

『その朝からテンションが高いのやめてくれ。
そうだ、お前、毎朝飲んでいるという例のビタミン剤やめろ。
そしたら気持ちが少しは緩やかになって、そのテンションの高さを抑えられるかもしれないぞ。』

「俺、朝からビタミン剤は飲まねえよ、何言ってんだ?」

『あぁそうかよ。飲んでないのかよ。悪かったな、俺の見当違いだった。』

「お前らよく毎朝毎朝よくしゃべるねー。もう僕の耳は地獄耳になりそうだよー。」

紹介しよう。

この俺と中野のお話、ってか、俺はお話している気ゼロなんだけど、その中で毎朝こういうツッコミを入れて、かつ、言葉を間違って使いやがるこの天然ヤローは、こいつも俺と中学の時からのマイフレンドで名をジョンソンという。

・・・・・嘘である。

名を大根という。
断っておくが[だいこん]じゃなくて[おおね]だということをお間違えなく。

「大根、地獄耳は使い方がめちゃ間違ってる。」

「うそ、耳触りでなんか地獄みたいな感じがするから地獄耳っていうんじゃないの?」

「残念だが全然違う。」

「おかしいなぁ、本で読んだんだけどな。」

『俺は大根がどんな本を読んでいるのか知りたいよ、たくもう。』

そう、地獄耳の使い方を間違えるこの世の天然の天然。

ちなみに、地獄耳の使い方を間違えていても成績はかなり上位だ。

「そういや、数学の宿題やったー?」

大根よ、なんだそのマクドの無料スマイルみたいな微笑ましい笑顔は、眩いぞ。

「あっ、やってねぇ。何時間目だっけ数学。」

「今日はないよー。」

「おい、だったら一々、数学の宿題の話題なんて出すなよ、本気で焦ったぜ。」

残念だったな、中野。

大根が天然ヤローだってことを忘れてやがる。

今日の4時間目は数学だ。まぁ、恥をかくのはお前だ。

そして大根を大いに信頼したのもお前だ。俺は首を突っ込まないようにしといてやる。

自己責任バンザイだぜ。



さて、中野は全教科の教科書などはすべて学校に置いているので、毎日カバンが軽い。

いわゆる置きベンってやつである。

ゆえに、教科書を忘れるなんてハプニングはないわけで、4時間目の数学の存在を3時間目終了時の休みで気付いた中野はモーレツなスピードで大根の数学の宿題を書き写していた。

てか、大根も全部学校に置いてきているのか?さっきは数学ないとか言ってなかったっけ?

まぁ、そんな矛盾など世界規模にみたら小さなものだから俺的には無視の対象となるわけだがな。
まぁ、そっとしておいてやろう。応援もしてやるぜ、中野。




さて、と、朝からいろいろなことがあった一日の勉学時間を終えて放課後にはいったわけだが、さてどうしたものかな。

朝の灼熱の太陽は雲に覆われ、その雲は大地を大いに潤していたのだ。

まぁ、簡単に言うと雨が降ってきたのだ。

新聞の天気予報では思いっきり快晴でピクニック日和なんてほざいていたくせに、なんだこの様は。

最近の天気予報も当てにはならないね。

まぁ、世界にはこんな日でも傘を持っている、いわゆる勝ち組と

・・・・・・

当然、おれは負け組みなわけだが・・・。

いいさ、いいさ。

さーて、選択肢は二つある。
一、 走って帰る。
一、 ここで雨宿り。

そう、はなっから体育館の裏に行くという選択肢は、ない。

さて、どうしたもんかな。

うーむ、悩むね。

走って帰るには、この坂を雨の中、風のごとく走らなければならないし、ここから駅まで結構遠い。

かといって雨宿りするのも時間がかかりそう。

『仕方、ねぇな。』

例の手紙のことが記憶によみがえってくる。

俺はオカルトとか興味ないから行く気はなかったのだが、この際だ。

どうせ、ここには、傘がない哀れな少年に傘を恵んでくださる女神様や、実は俺に昔から惚れていて、

「あの、一緒に傘、使いませんか!」

みたいな、純粋無垢な少女もいないのだから、暇つぶしにはなるだろう。

『仕方、ねぇな。』

再度、同じセリフを吐く。

溜息もでる。

『行きますか・・・・』

「おい、和田ちゃん、結局いくのか?」

隣の中野が言ってくる。お前、行ったんじゃなかったのかよ?
まぁ、いいけどさ。

『ああ、仕方がない。雨だからな。』

「いやー、2枚目の手紙の予言があたったなぁ。」

『いや、たまたまだ。
晴れていれば俺はこの手紙をシュレッダーにでもかけて自然ゴミとして出した後に猛ダッシュで駅まで走って30分発の電車に滑り込んでるぜ。』

「と決まればさっさと行こうぜ。森下が泣きそうな顔して待ってるからよ。」

『泣きそうだって何故わかる?』

「俺のカンだぜ。絶対、森下ちゃんはこの俺の顔が見たくて見たくて仕方がないんだよ、あー、今行くよー森下ちゃーん。」

うーん、完璧なアホだな、こいつ。

まぁ、いいさ。何か面白いものが見れそうな気がしてきたんだものな。






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最終更新日  2007.08.13 21:23:51
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