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カテゴリ:苦し紛れに書いてみる
小説書くってもう、疲れるうえこの上ない。
やんなってくるよ。 自分でも予想外の展開だしさ・・・・・ この続きはほんと苦し紛れだからさ。 やめたいと心の底から思っちまう・・・・ ================================= ===○○○==== さて、体育館裏だ。そこには倉庫がある。 なんとも見た感じ古いものだ。 汚れまくっているし、カビ生えてないか? ・・・・・許せない。 おれの潔癖症がうずく。イライラする。 くそ、毎年、大掃除とかいうことやってるくせに、なんだ、この汚れ用は! 俺は心の中からの怒りを一生懸命に抑えようとしている。 しかし、ここに呼びつけておきながら当人が姿をみせない。 どうやら、遅れているようだ。 体育館、裏。思春期男子が二人・・・・・ 妄想にもならない・・・・ それにしても、まぁ、バスケ部だのバレーボール部などの練習のきつさには頭をさげるぜ。 怒声と罵声がすっごい聞こえてきて心地よい気分ではない。 「遅い!待ってた!」 ・・・・・森下が突如あらわれた。 どうする? 攻撃か?防御か?それともアイテムを使うか?いや、安全を求めて逃げるか? そんなことをのんきに考えている俺っていったい? 汚れた体育館裏を見て、イライラして、で、さらに呼び出した当人が姿を見せなくて、で急に姿を現して。 俺は、言ってしまった。 「待ってた?嘘をつくな!だったらなんだ?そのゼェゼェハァハァなる呼吸音は? どうせ、あれか?遅れたのんだろ?走ってきたんだろ? 人に新種の挑戦状をたたきつけておいて、遅れるなど、言語道断!」 「まぁ、いいじゃないか、和田ちゃん。どうせあれだって。 実は自分のせいで遅れたんだけど、悪く思われるのもあれだから放課後のホームルームが長くなって遅れてしまいました的な少女の心境なんだから、置いておこうぜ。」 叫んですっきりしたのか、それとも、さっさと帰りたかったのか。 「要件を訊こう。言葉数はできる限り少なく、この中野の脳で理解できる範囲で言え。」 と、さっきのイライラを隠して平常に戻そうとしている自分がいる。 「単刀直入に用件を話すから、聞いといて。メモをとっても構わない。 今から話すことは並の人間の知能では理解しがたいからな。」 「だったら話すな。俺は中野の知能レベルでも理解できるようにと言ったはずだが?」 「うるさい!」 森下はこちらをキリっとにらむ。 ・・・・・怖い。 すごい、目つきをしている。 これは、そうだな。 サファリパークのメスライオンに餌を与えて、それを奪おうとする人間をメスライオンが威嚇する時の目つきだ。 目つきがすこぶる悪い! 「チッ、あー、わかった、わかった。とっとと始めてくれ。」 一度舌打ちをしてから、とりあえず自分で冷静になろうと努力する。 だってそうだろ? 急に表れたヤローがこんなギラギラした目つきしてたら少しビビるな。 要注意人物確定だ。 「―――――した。」 雨の音と、体育館から響く騒音で聞こえなかった。 てか、中野? お前、何でそんなにボーとしてんだ? てか、顔が引きつってるぞ! この女、何を言ったんだ? 「パードン?もう一度いってくれ」 俺は、森下に問いただした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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