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カテゴリ:苦し紛れに書いてみる
やれやれ、小説の展開に自分がついていってないって、どうよ?
Wisneyです。 どうしましょう? これ、一応、頭の中では、たぶん、たぶん、ファンタジー系かなぁ的な感じなんですが、 たぶん、たぶん、メインとしている話は学園生活であるという ちょっと、まとまらない、話なのですが、 ま、いっかなぁ? ================================ 第一章・自然界五大王 風が吹いた。 実際、風は強かった。 雨はしとしと降っているくせに、風が強いせいで、激しい雨に見えてくる。 その雨は、体育館、裏の少年少女3人を濡らす。 3人のうち、2人は男子、そして茫然と突っ立っている、ように見えて、実は腹の底からこみあげてきている笑いをこらえている。 「お前らに自然界の力を与えると、水と雷の王が下した。」 なんのこっちゃ。 俺にはわからない。 中野にもわからない。 だから、笑う。 こいつ、何、言ってんだ?頭、おかしいんじゃないか? そうだ、そうに決まっている。 学年に必ず一人はいるという、スーパー不思議野郎だ。 あぁ、小学校のころにもいたなぁ、なんか、月と交信を試みる馬鹿が。 こいつは、その小学生の時に月と交信を試みる馬鹿と脳のレベルが一緒なのだろう。 かわいそうに、お母さんはそんな子に育てた覚えはないよ。 「笑うな!真面目な話なのだ!」 3人のうちのもう一人、唐突に意味不明な言語を並べる少女、森下ゆかり。 俺は、その少女を、かわいそうにと哀れな目で見ながら慰めるように 「そうだね、俺たちは、王たちに選ばれました、はいはい。わかったよ、帰っていいか?」 そう、こういう奴は流しておけばいい。関わるといいことがない。 「真面目に聞け!いいか!お前たちは選ばれたんだぞ?」 「うん、そうだ、選ばれたのは理解したから、中野、帰るぞ」 「あぁ・・・・」 俺と中野が歩きだした。 「逃がさない。あなたは精霊術師として、選ばれた。その使命をちゃんと行ってもらう。」 ――――――――――― 一瞬なにが起きたのかは理解できなかった。 なんか、俺の周りを炎がメラメラ燃えていたよーな気がするのだが、さて、どうだったかな。 気がだけよ? 気がつけば総合病院のベットの上だったんだから、夢だったのかもしれない。 だって外は快晴なんだもん。あの光景では雨が降ってたじゃん。 いや、何で、病院?ベッド? 多分、階段で滑って転んで頭を打ったんだろう、そうに違いない。 「よーやく気づいたか。心配してやったんだ。感謝しろよ」 「おい、中野、教えてくれ」 「知りたい?そんなに知りたい?俺のヒ・ミ・ツ。」 「黙れ、気色悪い。俺が何故総合病院のくまさん室で寝ているかを訊いているのだ」 「どこまで覚えている?」中野は真剣な顔になって訊ねてきた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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