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カテゴリ:苦し紛れに書いてみる
俺はいろいろな手を使って森下の電話番号を聞き出して、連絡。
一時に例の喫茶店ということに決定した。 俺がどのような手を使ったかは、企業秘密だ。 俺もいろいろ試行錯誤を繰り返したのさ。 というわけで、一時に喫茶店にいるのは・・・・・、俺だけか。 遅い、遅すぎる。 決定、今日は中野にドリンクバーをおごってもらおう。 きっと森下も喜ぶだろうよ。 ま、されはさておき、森下がまだこない。時刻は一時半。 呼び出しておいて遅刻とは、社会のルールを知らない愚か者のすることだ。 俺は森下と中野に対し怒りを奮闘させていると 「よう、待たせた、わるい。」 と中野がやってきた。 悪いと言っておきながら目線はミニのスカートをはいているウエイトレスだ。 おい、いつまでウエイトレスの姿を見てのほほんとしている。大丈夫か? 「いやー、いいねぇ。」 何がだ?意味がわからん。 さて、時刻は二時半をまわった。一向に森下は顔を出さないし、俺は中野とドリンクを飲みながら暇つぶしに中野の人間の愛についての講義を聞かされていたところだ。 やっぱり疲れるぜ。それに森下の野郎の世界の一時っていったい何時のことをさすんだ? いつまで待たせやがる? 「よし、全員いるわね。じゃぁ場所を変えるわよ。」 いつの間に、突如現れた森下はいきなり場所を変えようといいだす。 なんというやつだ。人を一時間半も待たせておいて。 移動するなら、最初からこんなところに集めるなよ。 「行くわよ。」 『どこへ?』 「すぐそこの公園。滑り台もブランコもあるわ。世間のガキは大喜びよ。」 『おお、だからどうした?別にその公園に滑り台やブランコがあろうと関係ねぇだろうが。』 「そこで、私たちの存在などについてこの私が特別講義をしてあげるわ。 ということで、行くわよ。」 『はいはい・・・・』 「あれ、和田ちゃん、ドリンクバーの料金払わないと・・・・」 『あれか?あれはお前のおごりだ。』 「な、何で、認めない、僕・・・いや俺は断じて認めないぞう。」 じゃよろしく頼む。 そういって、喫茶店を後にして、近くの公園へ向かった。 なんかやな予感がするぜ。おれの第六感は当たるって小学校のとき有名だったからな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.09.24 19:31:13
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