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テーマ:詩&物語の或る風景(1049)
カテゴリ:エッセイ
百方に借りあるごとし秋の暮れ 石塚友二
四方や八方どころではありません。 百方に借金があるというのです。 それを、さらりと言ってのけるのは、 開き直りなのでしょうか。 かえって男のあわれさが出ているように 思えます。 借金取りに追われながらも、なすすべもなく 秋の暮れをすごしている男の生きざまが うかがえますね。
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Last updated
2006年10月08日 06時21分12秒
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