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テーマ:詩&物語の或る風景(1049)
カテゴリ:エッセイ
十六夜の出先にかかる電話かな 鈴木真砂女
「東京にでれば、その宿へ、町うちでも出先に かならず主人から電話がかかってくる。 私自身に信用がないからだと言えば それまでだが」 と、真砂女は書いております。 この句を詠んだ頃は、まだ老舗旅館の 女将をしていました。 おそらく、この頃から彼女には好きな人が いて、数年後には、その人のもとに走った のではないかと思えます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年10月09日 05時34分29秒
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