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2006年11月05日
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カテゴリ:エッセイ

 

 

 愛犬殿の主治医の先生が一昨日祭日にもかかわらず

 往診に来てくれました。

 「私が死んだら、この子も死んでしまいます。

 ですから私はなんとでもしてこの子のために

 生きていてやろうと思って」

 と私は獣医の先生に言いました。

 「僕だって、いつもそう思っているよ。

 僕が死んだら、うちに入院しているペットたちは

 皆死んでしまう、ってね」

 と、30代前半の先生は真顔でこたえました。

 どうやらその先生は喘息持ちのようで、年がら年中咳を

 しています。

 まだ若いとはいえ決して丈夫とはいえないのに、

 この先生は寸暇を惜しんで一生懸命動物たちのために

 がんばっているのです。

 その真摯な姿勢に私は心を打たれました。

 老衰で四足の立たなくなりつつある我が家の愛犬殿の

 様子を忙しいなかでも駆けつけて来て診てくれた先生の

 気持ちがありがたくって私は頭がさがりました。






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Last updated  2006年11月05日 07時53分06秒
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