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カテゴリ:エッセイ
知り合いに三度結婚して三度離婚した婦人がいます。 大正二桁うまれですから、かれこれ80歳にはなる人 ですが、なかなかチャーミングなお婆ちゃんです。 まず、その人は医者と結婚して一児をなし、その子を 置いて離婚。 その後、進駐軍のG I と結婚してアメリカに渡り、ハーフの 女の子を産んで、やはり子どもを置いて離婚して自分だけ 帰国したのです。 それでも、まだたりなくて三度目は歯医者のお爺さんと 60歳台で結婚して、またもや離婚しました。 不思議なことに、離婚するたびに財産がふえて、今では 悠々自適の余生を楽しんでいます。 ほんとうにどうなっているのでしょうか。 傍で見ていても、小気味のいい生き様ですよねえ。 私もせめて彼女の爪の垢でも煎じて飲みたいくらいです。 むしゃくしゃすることがありますと、私も三度くらい離婚 すればよかったのにと、やけくそになって思うことも ありましてねえ。 人生、なかなか思い通りにはならないものでして。 やけっぱちになったついでに、3人くらい父親のちがう 子供を産んでおけばよかった、なんて思いましてねえ。 思うだけなら、罪はないんだと。 まあ、ばかばかしいことを書き、お恥ずかしいかぎりですが。 では、今日はこの辺で
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Last updated
2006年11月17日 14時41分27秒
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