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カテゴリ:エッセイ
我が家の愛犬タローはあと一月で満14歳に なりますが、老衰から耳は聞こえず、目も 白内障が進んでほとんど見えない状態です。 四足も立たなくなりつつあり、よたよたと まるで酔っ払いのように千鳥足で歩いては、 柱や家具に突き当たっています。 一旦横たわると、もう自力では起き上がれません。 それでもタローは、一生懸命生きています。 私も今日もまた一日タローが生きながらえたと ほっとするのです。 タローが眠っている、その寝顔を見ながら 私は子守唄を歌ってやります。 ねんねん ころりいや ねんねしな 坊やはよい子だ ねんねしな その子守唄ももうタローには聞こえないのに、 そっと頭を撫でながら歌ってやります。 タロー、長生きしてくれて、ありがとう!
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Last updated
2006年11月19日 09時44分13秒
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