5歳の女の子が、病気のママに話しかけました。
「ママ、早く良くなってね。わたし、ママの病気が治るお薬を買ってきてあげる。」
すると、ママは悲しそうな顔をして、でも微笑みは忘れないで、娘にこう言いました。
「ありがとう。ママの病気が治るお薬は、ミラクル(奇蹟)しかないのよ。」
それを聞いて5歳の女の子は、自分の財布を握りしめて、街角のお薬屋さんに駆け込んで、こう言いました。
「ミラクルをください。ママの病気を治したいのです。おいくらですか?」
事情を察したお薬屋さんのご主人は、その娘のために、ミラクルをプレゼントしてあげました。
「はいっ。このミラクルを、お母さんに飲ませておあげ。」
その娘が帰ってから、お薬屋さんのご主人は、必死でミラクルを起こすお薬の開発に取り組み、A製薬会社を創設したのです。
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最終更新日
2014年02月16日 22時41分32秒
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