毎年12月のコンサートでは、カッチーニのアヴェマリアを演奏する機会が何度かあります。元譜はB♭で、これをF管で吹いています。問題は中間部の挿入部の旋律を、どう吹きこなすか?です。
『宗次郎「Ocarina Wind Family」&「土の笛のアヴェ・マリア」より2』 ではE♭の楽譜で、A♭管で演奏するようになっています。問題は2点あり、ひとつは、A♭管は、一般には調達出来ません。二つめは、中間の挿入部はオカリナ楽譜では省略されていて、カラオケではその部分を、ヴァイオリンで演奏しています。
もうひとつの市販のオカリナ用楽譜は、野呂芳文編、『オカリナ/クラシック・コンサート(CD・パート譜付)』です。これはA♭の楽譜で、楽譜自体は中間の挿入部もうまくオクターブ音を取り入れて、ほぼ忠実に編集されています。問題はこれをアルトC管で吹くのが、とても難しいことです。
そこで、私はB♭の楽譜で、まずF管で吹きます。そして中間部の挿入部の旋律はB♭に持ち替えて吹きます。最後の旋律は、またF管に戻って、吹き終わります。これで楽譜どおり完璧に吹けます。
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最終更新日
2016年09月26日 19時32分19秒
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