11月に入って、今年のカレンダーもあと1枚。11月の風景写真は、プラハのカレル橋を見下ろすように写したものです。
あのカレル橋は2回渡ったことがあり、よく覚えています。1回目はチェコがまだ東欧圏だった頃に、国際学会に参加した時。スイスから空路でプラハに入ったのですが、その時のジェット機は旧ソ連機で、シートベルトはほとんどが壊れたまま。スチュワーデスならぬむくつけき男のスチュワード。とてもよく揺れて、怖かった思い出があります。
その時のプラハで飲んだビールは、ドイツのミュンヘンのビールよりもずっと美味しく、プラハのビールは世界一だと思いました。
2回目はすっかり西欧化したプラハに、ジルヴェスターコンサートの一環で、ベルリンからプラハの歌劇鑑賞に出かけた時。奇しくも国際学会開催ホテルと同じホテルに宿泊したのです!そのあと、ウイーンのニューイヤー・コンサートに参加しました。
11月のカレンダーの風景写真で、色んな事が、ついこの間のことのように、思い起こされるのでした。