今夜の音合わせで、再認識したこと。それは、池田綾子作詞・作曲の『明日への手紙』という歌が、歌詞を離れて、オカリナとピアノの演奏でとても情感あふれる演奏が出来る、ということです。

本来、歌詞に多くのメッセージが託されて創られたはずのヴォーカルが、歌詞無しでどこまでその情感を表現出来、メッセージを託することが出来るか、のひとつのモデルとなる歌のように思われます。

この『明日への手紙』のように、歌詞を離れて、オカリナとピアノでとても情感あふれる演奏が出来る歌に、河口恭吾の『桜』があります。

この二つの歌の共通点は、もとの歌を離れて、オカリナの曲として、とても似合っているところです。今後も岡梨奈孝至のオカリナ演奏の大切なレパートリーとして、温めてゆきたいと思っています。