『サライ』の歌曲のすばらしさに触れて、オカリナというメロディ楽器で、どこまで『サライ』を表現出来るか、が大きな課題だと述べました。そこでは、サライがペルシャ語であっても、ラクダの小隊の宿であっても、あまり大きな問題にはならないように思われてくるのです。
いつか帰る 愛の故郷
サクラ吹雪の サライの空へ
いつか帰る その時まで
夢は捨てない
作詞者の谷村新司の世界では、「サクラ吹雪の サライの空へ」と歌う「サライ」は、ペルシャ語でもラクダの小隊の宿でもなく、日本語の「サライ」で、「故郷」そのものなのです。
大切なことは、作詞者の『心』だと思います。そう思えば、とても伸び伸びとした情感で、この『サライ』が演奏できる、というものです。
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最終更新日
2018年11月22日 00時18分24秒
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