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カテゴリ:夢
私は一生に一つでいいから、皆さんに読んでいただけるような、小説を書いてみたい、という夢を、ずっと抱いていました。
「あなたの飛びつきそうなお話が、載っているわよ。」私の夢を知っているワイフは、ある時、新聞に掲載されている実話を、私に教えてたのです。その記事の内容は、幕末に藩から派遣されて、ニューヨークの大学に留学し、苦労を重ねながらも、アメリカで活躍したひとりの日本人の、実在したお話です。 その記事を観た私は、「小説を書くのなら、これだっ!」と思いました。 その後、私はその記事に記されていた、明治時代のひとりの日本人について、ずっと調べていったのです。彼が留学して通ったアメリカの大学も、ニューヨークでの学会で発表した帰りに、訪ねました。 その大学の図書館にあった、彼の留学時代の記録や、留学中に肺結核で亡くした友人のお墓も訪ねました。その大学のキャンパスのはしくれに、留学中に亡くなったいろんな国から来た、多くの学生のお墓があるのです!私はしばらくその立ち並ぶ墓石の前に、たたずんでいました。彼らの、夢が果たせずに、異国で眠っている無念さを想うと、痛いほど彼らの気持ちが、分かるような想いで............ またある時は、その彼自身が亡くなって、何十年も経ってから、初めて建てられた彼自身のお墓と、立派な記念碑がある、アメリカの大都市のひとつ、シカゴも訪ねました。 とにかく小説を書いて、あわよくば、直木賞でも...........というような気持ちより、小説を書くという夢を抱えながら、取材旅行を楽しんでいるような気分の方が、強かったのです。あの頃が、このあいだのことのように、今は懐かしく蘇ってくるのです。 こうして少しずつ書き始めた小説ですが、たちまち見事に夢は、砕かれてしまいました。 うまく筆が進まないのです。 「どうして書けないんだろう?」 どうしても途中で、書けなくなってしまうのです。 あんなに夢見ていた小説なのに........ 色んな小説を読んでいて、「ハッ!」とするような表現に出会うと、必ずノートに書き留めているのですが、今はあまりにも自分の文才の無さに、絶望的になっています。 きのう出会ってすごく感動した小説の一節に、こんな表現がありました。 真理子は夜景の底に滑り落ちる記憶を追った。 直木賞作家のひとりの作品の中の一節です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年04月23日 11時59分03秒
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