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真夜中のお茶会

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2006.12.23
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テーマ:彩雲国物語(445)
カテゴリ:彩雲国物語
今年最後の放送でしたね~。

今日は根性無いなぁ、簡単に……。

今日は結構文句タラタラ……。
気分が減り込み気味だからだろうか。
アニメ大好き!と言う方は、引き返された方が良いかと。
以下の感想を読み、気分を害されても、責任は負えませんので、悪しからず。




何時も『彩雲国物語』の放送を見た後、
その回の前後を合わせ原作本を読んでから、感想を書いています。
原作からは結構時間が過ぎているので、細部までは正直覚えていません。

でも、アニメを見て、「ン?」と思うところや、それこそ印象的で、なきゃいけない場面がなかったり、
明らかに話として可笑しいと思うところは、やっぱりアニメオリジナルになっている。

アニメを楽しく見ている人達にとっては、それがとても嬉しくて楽しい事だと思う。
が、原作の世界が好きな私は、あからさまに視聴者に阿る感じが――。

こんな事を思いながら見ているから。
でも、基本的に話が好きだから、見ていたいのよね。。。

正直かなりテンション低いなぁ……。
疲れているからかなぁ?多分。。。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【今日のあらすじ】

茶家当主選定式の招待状を受け取った秀麗は、危険を承知で、茶朔洵の元へ飛び込んだ。
劉輝から、茶州州牧任命の折、贈られた「つぼみ」のかんざしを取り返さなければならないからだ。
一方、茶家三男、克洵は、祖父、仲障のたくらみを止めようとして、牢に放り込まれていた。
その克洵を助けに、克洵を慕ういとこの春姫が琥連へと向かっていた。
(琥連:正しくは、連の文字に王へんが付きます)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今日のお話は、ま、大体原作通りな展開で、あらすじ+それから~。

全体的に、話の分割前後入れ替えが細かくあるけれど、それはTVの手法なのでしょうね。
後は、各場面で、細かく割愛が入っていることが……正直不満。

主に割愛されているところは、登場人物たちの冗談の応酬の、
いわば雰囲気を作っている部分や、キャラクターたちの関係や性格を髣髴させる部分。
それらのところがもっとキチンと描き込まれていたならば、話も面白可笑しくなっているだろうし、
登場人物達がもっと生き生きと、厚みのある人物になっているだろうなと。

この点に対しては、全部のキャラクターに言える。

今日は冒頭、朔洵がいきなり秀麗を迎えに来るのだけれど、
この登場の仕方も、静蘭と燕青が気配を察知したと思ったら忽然と部屋の中に朔が居る。
のではなく、燕青が窓外に居る朔の存在に気が付き、
それに呼応するように悪びれずに朔が部屋に現れる、という感じ。

原作からだと、燕青の方が一枚上手、キッチリ押さえているという感じがあるけれど、
アニメでは、朔にしてやられてしまった感じが否めない。

この朔登場に関しても、その前に秀麗達のお喋りがあって、朔の無駄毛のない脛の話から、
燕青が朔の根性叩きなおしてやる!と言って、朔を示すんだもの。

ここら辺の無駄毛、髭談義は?
無駄毛が嫌いな朔洵が、燕青の「姫さんがお髭素敵、と言ったなら」の問いに、
即座に「伸ばす!」と切り替えしたり。

迎えに来た朔洵に、秀麗はもっとサバサバと、潔く付いていくのに――。

そう、今日の「掃きだめに鶴」は燕青の言った言葉から、そのまま取ったのね。
無理に捻ってなくて(苦笑)
で、その直後に翔琳が春姫を背負っての登場で、別口が来た、と相成るわけです。

曜春が悠舜に春姫と翔琳が琥連に向かった事を伝えに言った時、何故かその場に居る香鈴。
いや、居ても可笑しくないのですが、付け足されたなぁって(苦笑)
悠舜ひとりでの、龍蓮の木簡推理を、香鈴が代わりにして下さっていました。
そう、アニメでの香鈴の台詞は本来悠舜のもの。
悠舜はその時点で龍蓮に合っていないのに、ちゃんと事実を把握している、
できると言う事実が、この場合大切なのではないでしょうか。

あ~、ネタバレね、この、由准官吏って、悠舜の事ね。
曜春が由官吏を指して足が悪いと言っているから、もう解禁(苦笑)

春姫は祖母・英姫の「男は駄目駄目だから助けてあげなくてはいけない」と言う言葉を胸に、
克洵を助けに行かなくっちゃ!と、琥連に辿り着いた。
駄目駄目な克洵だけれど、その目は鴛洵と同じ目をしているから、克洵なら、と――。

秀麗は朔が持ち去った『蕾』を取り返す為に茶家本家に付いてきたのだから、
「返してよ!」と朔に迫ったり、朔は朔で、お爺様の命令で迎えに行ったけれど、
最終的には手込めにするためで、お爺様は既成事実を作って嫁にすると言っているが、
自分は形には拘らない、傍にいて退屈させてくれなければ、と。

秀麗は、手込めにされたって嫁にはならない。
屋敷の中では自由にして良いといわれ、『蕾』を返して貰うまで、腹を括る事にした。
面影の被る劉輝を思い出しながら。

久し振りの朔洵のちゃんとした登場に、こやっさんの艶のある声がいとも麗しい。
その存在感は、やっぱり凄いです~。
それにつけてもあの絵はちょっと(T_T)

春姫は茶家の見取り図を黙々と書く。

静蘭は、無事に帰っただろうかと……、思いを馳せた相手、
劉輝達は野宿の真っ最中……だったりする。
サービスショットだねぇ。
有り得ない展開(苦笑)

朔は、秀麗に自分の為にお茶を入れて、二胡を弾いて欲しいと言う。
甘露茶もあるから――。

書く上げた地図を秀麗に持っていて欲しいと、翔琳に頼む燕青。
翔琳を納得させた理由は、北斗が世話になった邵可さんの娘だから(-_-;)

これで丸め込みましたか。
ちょっと理由付け甘いんじゃないでしょうか。
だって、燕青は邵可さんと北斗の関係を知らないのだから!
実際は、茶州の禿鷹兄弟が貴陽に行った折、秀麗に世話になったから、
秀麗の為なら何でもする!という、翔琳の気概が~~~!
本当、だから良い加減に原作捻じ曲げないで欲しいよ!(怒)

影月クンが、翔琳と同い年だと言われてショックを受けたり……。

克は座牢の中で、父親の世話をしながらもブツブツと思考の海に浸っていた。
腐りきった茶家だから鴛洵伯父はああするしかなかったのかと納得し、
自分に出来る事は――。

……この克洵のシーンも、もっと克洵の内面、父親を思う心とか、
そんなのが綺麗さっぱり切られていたし。

総じて、本筋だけ何とか繋いでいます。
枝葉はこの際無視です!
そんな風に思えて仕方がないわ。
枝葉が無くて、 何の話に膨らみが持たせられようか!?


と言うわけで、以下次回。
次の回は、年が明けて、1月6日ですって。

それでは、2週間後まで、メリークリスマス!&あ はっぴー にゅういやぁ~♪











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Last updated  2006.12.23 11:52:58
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