|
カテゴリ:BL感想|小説メイン
お正月2日目は、昼間、この本を読んでいた。
……TVで箱根~を見ながら(苦笑)
コンセプトはベタベタな王道、昼メロ路線だそうな。 確かに。 妙に納得。 んで、読んだ本。 虐げられた主人公、 出生の秘密、 環境の激変、 シンデレラストーリーか!? 年の差カップル、 苛め、 そして本当に望む物は――。 こんな感じで話が進んでいく。 本当にベタで、おいおい……って思っちゃう展開なのだけれど、 目も当てられないほどの酷さはなくて。 部分に於いては、この主人公、大人し過ぎに思えた。 ともかく、この主人公の性格が良すぎ。 素直というか、基本、真面目な本当に良い子なの。 でもって健気。 回りがみんな敵かもしれない環境で、 唯一見方かもしれない教育係に恋して、 その状況と環境と立場とその先行を思って、 全てを捨てようと思ったり、 思いもかけず、両思いと解って、 好きな相手のために全てを諦めようとしたり。 最後は二人で全てを捨てて飛び出すのだけど。 だから、そんな展開がベタ(笑) 意地悪や妨害する敵はいても、 それほど強くもなく、意地悪でもなく、 憎みきれない感じで。 次への展開の為の~、と言った登場の仕方。 ベタベタな昼メロなら、もっと過激な敵や状況に追い込まれた方が~、と思うのですけどね。 でも、この温さが良いのかなぁ。 あっさりケリが付いた分、 手に手を取って飛び出した二人のその後が 読みたくなった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.01.04 15:41:09
コメント(0) | コメントを書く
[BL感想|小説メイン] カテゴリの最新記事
|