真夜中のお茶会

ひっきー脱出！と言うことで、根性で映画を観に行った！

予定では先週のうちに観に行く心算だったのに……(>_<)
先週は結局はずっと引篭もりになってしまい、
ってゆーか、昨日まで出るに出られぬ状況で、
そろそろ限界！と言うことで、後は野となれ山となれ～、、、ははは(-_-;)
な状況で、……映画に逃げる！

見た映画は『蒼き狼 地果て海尽きるまで』
・・・オフィシャルサイト、何故か入れない……？？？

言わずと知れたチンギスハーンを描いた壮大なドラマ……です。
原作は森村誠一氏。
「蒼き狼」製作委員会となっているが、角川映画らしい。
エンディングで、何故か井上靖氏の名前が出てきたのですが、それは何で！？
何か色々と書いて有って、でも読めるほどの時間はなくて――。

確かにね、「蒼き狼」と言えば、井上靖！と言ってしまう世代ですが。。。(-_-;)

事前に何かと噂になっていて、見たいのだけど、失望の方が多そうな感じがして、
結構迷いながらの映画館行き。

ふん。映画は～、、、凄いなぁ。この人・人・人。確かのあのシーンは、圧巻。

しかし、映画の感想は――と言うと、面白くない訳ではないのだけれど、
２時間ちょいで、エピソードテンコ盛りのチンギスハーンを描くのは、ともかく駆け足。
え゛？さっきの場面から何年？何であのシーンからこのシーンになる？？？
その割りに、このシーンは……なんでぇ？？？最初から最後までそんな感じで(苦笑)

大雑把と言うか、駆け足過ぎと言うか、エピソードの詰め込み過ぎ――。
散漫な印象になっていた。
――
何と言うか、物語的に流れがスムーズに感じられないのよ。
それに、詰め込みすぎの弊害か、掘り下げ方が甘くて、肝心の人物説明が足りない上に、
人物が描ききれて居ない感じがある。

う～ん、、、思考と行動が理解しきれないのよ。
だから、描き方が甘い、としか言葉が出てこない。
詰め込みすぎで、場面の続きが唐突に、変わっていく。
登場人物の掘り下げも、物足りない。


そうそう、役者さんがね、結構豪華って言うか、大御所のちょい役的なのも有ったし、
ベテランさんの演技は、流石だなぁと言う感も有ったし、
主役のチンギスハーンの反町は、――反町～！(笑)って、存在感だったし。

その反面、あ～～～！もう止めて欲しい！(>_<)って思える、
何！？このシロート誰！？って思ってしまう様なのもウヨウヨ居た。
メインのチンギス・ハーンのライバルを演っていた人とか、子供時代のこの二人は特に！

台詞棒読み学芸会って言ったら・・・怒られるかな～？
いやぁ、でも酷かったよ。

それから、気になった事で、この間は何？この溜め方は一体何？この場面転換って……！？
そう思う場面が結構在りました。
あ～、やっぱ纏まり悪く思えるのかなぁ。。。


何かね～、期待ばかり大きくて、張りぼての人形を見せられた気分。
期待したほど・・・ではなかったです。。。