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2007.11.12
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本屋さんで見かけ、気になって……つい手に取り、読み耽ってしまった本です。



Light・Shadow-白衣の花嫁-/日向唯稀/水貴はすの
…………………………………………………………………………
五年生存率25%の花嫁―最後の瞬間まで愛してる―

「これまでに見てきたどんな花嫁より綺麗だ」
一度は余命三ヶ月と宣告されるも、九死に一生を得た優麗なる若社長・白石は、
現在五年生存率25%という癌の再発防止治療の日々を送っている。
不安にかられる白石を心身共に支えていたのは、二十年来の親友であり主治医でもある天才外科医・黒河。
積み重ねた友情の上に実った愛は熱く甘く激しくて。すべてが光り輝いていた。
が、そんな矢先に白石は、見知らぬ男に拉致監禁されてしまい!?
…………………………………………………………………………
お薦め度的には★4(★1~満点★5)好き度的には★4.2


シリーズ第5弾になる本なんですね。

帯の文字に引かれて、気になって気になって、手に取らずにはいられなかった(苦笑)
帯つきのアフィリを探したのですが、無かったのがなんとも残念です!
帯の煽り文句は読者の意識を惹きつけ、
手に取れ~、読みたいだろう~と誘っているのが、本当に美味しいなぁと思った。
帯の煽りに釣られて読み進め、煽りどおりの緊迫感と切なさと、
あれも一種の感動なんだろうな、真摯な感覚を受け取りました。

帯の煽り文句は『五年生存率25%花嫁』……だったかなぁ(苦笑)

ただ、シリーズ5冊目と言うだけあって、人間関係や、その事情など、
シリーズ4冊を読んでいた方が話しの解りは良いんだろうなと
思わざるを得ない部分が多かったと言うのが悲しかった。
いや、却ってだからこそ、前作4作を読んでみようかという気にさせられたと言う事は、
良く出来ていたと言うべきなのかなぁ……。

癌の手術をし、術後の治療をしている白石とその主治医で恋人の黒河の、
生存率25%に賭ける甘々な恋人同士の……勝手にしてくれ。。。な日々の話。
なんですが、五年生存率25%!のインパクトは、何をも凌駕する。

五年後に生きていられるのは四人に一人という現実に、その時も生きていたいと言う思いと、
今を行きる事に貪欲に、真摯にという白石の姿勢がね、凄く感じられて。

黒河と恋人同士になった経緯めいた物が語られるのだけど、
当初余命3ヶ月と宣告され、死んでしまうのなら一度でいいから思いを遂げたいと、
白石が黒河に迫ったと言うようにあったけど、
他の部分からももっと複雑な感じの交友関係だったようで、
そういう細かな部分を解るには前4作を追い掛けるしかないのかなと、こんな所でも思ったのです。

本編、前半部分のバカップル前回の甘々な二人――
でもね、とっても健気な感じなの、とても一生懸命と言う感じが切ないほどに微笑ましいと言うか。

後半は、白石が誘拐され――
何故!?という理由が、それはそれで色々問題ありで、誘拐の開放の条件は――
という所で、色々画策?され、問題提起にそれを解決する為に奔走し、等々、
物凄く真面目に、遊びに揺らぐところが無い感じに展開されていくのです。

本気でのめって読んでしまった。
医療現場の話とか、本格的では無いのだとは思うけれど、
こう在りたい、在って欲しいと言う感じで話が進行されているのです。

前半の甘々のだってBLだもん的な話の展開から、これって医療物だったんだ。。。
そう思ってしまうほどの濃密さ。
濃いだけでなく、その真面目さに……やられました。

日向唯稀さんの本は、初めて読むようなものなのよね、多分(苦笑)
こういう話を書く人だったのかと思うと、
改めて、このシリーズから読んでみようかと思ってしまったわよ!












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Last updated  2007.11.12 22:40:50
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