真夜中のお茶会

『龍の烈火、Dr.の憂愁』『ライク・ファーザー・ライク・サン』

新刊を読む優先順位はなんなんだろう？？？(苦笑)
とか思いつつ、今日読み終えたのは、

『龍の烈火、Dr.の憂愁』樹生かなめ/奈良千春

シャレードの時から追い駆けてきたシリーズ。何作目になるのかな？？？
大体これは別シリーズのスピンオフで、でも本編の方のシリーズはイマイチ興味が持てなくて。
毎回そう言っている様な気がするけど。。。これは面白い。
融通の利かない生真面目で奇想天外な男の姐さんの奮戦記……ちょっと違う？
戦争勃発に抵抗する氷川が中心の話でした。
それにしても、登場人物達が微妙にズレているのよね～。
そのズレ加減が絶妙で。
だけど、今回も話は終わっていないように思うんですが。
これで終わりと言われたら、……怒るよ！(苦笑)


はてさて。
自分でも何を読んでいるのか全く覚えて居ないこの鳥頭ですが、
お友達のブログを見ていて、そう言えばこれも読んだなぁと思い至ったのが

『ライク・ファーザー・ライク・サン』英田サキ/ヤマダサクラコ

発売日に読んじゃっていました(-_-;Ａ
息子ほどに年の離れた男の子が、父親代わりのようなオヤジに健気な恋心を抱く。と言う話。
紆余曲折の末、オヤジも好きだと受け入れてくれてメデタシメデタシ(笑)
まね、そこに辿り着くまでの――アレコレ色々。
オヤジ以外は――別れた妻も、その息子もみんな味方で協力してくれるのに、
肝心のオヤジには変な虫が付いていたり、オヤジには殊更避けられたりと。
だけど真摯な思いは通じるという事なのかなぁ。
それにしてもこの話でインパクトの強かったのはオヤジの別れた元妻。
この元妻が、もう最高にオットコマエなの～～～！(〃∇〃)
ここぞと言う時にビシバシ決めてくれて、格好イイ！(笑)
惜しいかな～と思ったのは、話的にはちゃんとケリは付いているのだけれど、
出来れば最後のその後を含めてもっと丁寧に描いて欲しかったなぁと。
まるでページ数が足りなくなったからと、畳み込まれるように終わっちゃったのが残念。

英田さんの作品って、得て不得手がかなりハッキリしていますが、
これは好きだなぁと思えるお話でしたね。

あと、何が有るのか。
地道に買った本を片付けなければと思っているのだけれど、中々減りません(T_T)
もっとサクサク読めたらいいのに。

今日は結局は『龍の烈火、Dr.の憂愁』の読了でお終いだったな～。
次に読み始めたのは『宮廷神官物語　少年は学舎を翔ける』榎田さんです。
……溜まっている同人誌も片付けなければ。。。