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テーマ:DVD映画鑑賞(14195)
カテゴリ:映画の話
映画の封切りは2007年6月だったのかな。
地元の映画館は…後れての封切になり、私がこの映画を見たのは2007年8月22日だったらしい。 感想を書いたと思っていたのだけれど、ブログの過去日記を探しても無くて、 どうも書いたつもり……だけだったらしい(-_-;) 覚書のように、誕生日に『キサラギ』を見たと書いてあった。 本編の感想を省略して、過去日記を貼り付けようと思っていたのに、う゛~~~(x_x;) この映画は、TVの予告編を見て、見たい!と思っていたもの。 だけど、公開時には地元の映画館は何処も扱っておらず、 これはTVでやるのを待つしかないのかなぁと思っていたんです。 それが、たまたま見ていた映画館の予告で上映を知り、それから公開を指折り数えて、 始まったらともかく見に行こうと。 で、上映開始後即見に行った訳です。 封切りよりふた月遅れでした。 思ったとおりに面白かった。 思っていたような映画であったようで、思っていたような展開ではなくて、 思っていた以上に面白かった映画でした。 一場面で繰り広げられるミステリのようで、ヲタク魂全開の、……コメディ(笑) そう。これはコメディよね。追い駆けていたアイドルのミキちゃんは何故死んだのか。 一周忌に集った5人のミキちゃんファンが、お互いに疑心暗鬼の目を向けて、 それぞれの立場から、如何に自分がファンなのか、濃い関わりがあるのかを主張して、 ミキちゃんの死を検証する。 5人が5人とも、それぞれが知っている事、それぞれの真実をすり合わせて、 浮かび上がる出来事が、ミキちゃんの死の真実なのか。 明かされるごとに濃度が増していくそれぞれとの関係の深さ。 まるでミステリ!と言いたいのだけれど、制作側はその気なのかなぁ?とは全くも思わずに、 一つ真実が明らかになると、コメディの奥が深くなる!ぐらいにしか思わなかったのね。 そういう意味では最後の最後まで楽しませて頂きました。 んで、楽しみだったのがDVD♪ もーね、特典DVDが凄いんだ!(´▽`*)・・・本編より長い。。。 メイキングとか、舞台挨拶とか、色々あったけど、一番面白く見られたのはダンスフルバージョン! 力を抜いて、精一杯動いてる。踊っている。 アレだけ一生懸命踊ったら、さぞかし疲れるだろうなぁと……。 あ~、、、結構ヤケクソ!?すみません!(>_<)そんな風にも思えてしまう、踊りっぷり! メイキングも勿論色んな角度から切り込んで――墓穴堀とか、開き直りとか、 色んな楽しみ方をさせて頂いたという、美味しいものでした。 映画もね、特典を見てから――と言うか、 ネタを知ってから見直すと気が付かなかった色んな物が楽しめるんだろうなと言う事も……ふふふ。 しかしこの特典……メイキングを見て一番「へぇ~!」と思ったのは、 15日あまりでこの映画が作られたと言う事。 確かに、時間を掛ければと言うものではないのでしょうけれど、2週間で撮り上げたのか、と。 映画の中の時間は……本の数時間なんですよね。 で、この映画は元々舞台だったんですか。 だから、作りが舞台みたいと思ったのかと。 1場1場面なんですよね。 そこに集った5人の男の、やり取りのみで進んでいく話、明らかになる真相。 ――だけど、真実は本当にそうなのか!? どんでん返しに継ぐどんでん返し。 と言うよりは、出された事実の積み重ねで明らかなになって行く、見える真実の多面化。 まるでそこに立てられたミキちゃんの芯にどんどん明らかになる出来事を肉付けしていくような。 より明らかになっていく人物像。 無条件にキャーキャー楽しんで見ていられる、そんな映画でしたね。 ミキちゃん。 ずっと顔が出てこなかったのね。 売れないアイドルがどんな物なのか!? 最後に出てきたミキちゃんは、インパクト大でした!! 売れないアイドル……一生懸命なヲタファンを見ている方が、 パワーを感じるし、幸せになれるなぁって。。。 キサラギプレミアムエディション外箱 箱の中身 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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