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カテゴリ:炎の蜃気楼
朝から読んでしまった。。。(-_-;)
『別冊Cobalt』の 『炎の蜃気楼』を読んでいたら、無性に本編を読みたくなってしまった。 『別冊Cobalt』に載っていたのは『赤い鯨と室戸のこうもり』、 ・・・室戸水軍の兵頭が首領になる前の話。 その中に証立ての話があって、本編では、兵頭が高耶さんに証立てをしていたなぁとか。。。 はぁ~。。。 正直ポリシーに反するなぁと思いつつ……『炎の蜃気楼』は、BL区分には決して入る話ではない。 分けるならサイキックアクションもの。 シリーズ自体が長いものだから、これから読むとしたら物凄い大変だと思うけど。 でも、面白いと思う。 サイキックアクションと思いつつ、面白いのはバトルシーンよりも人間の心理描写だと思う。 あまりにも屈折した人間が多すぎるきらいは在るものの、 でも、人は一人ひとりを描いたならば、複雑なものだと思うから。 と言いつつ、読んでみたのは20巻から……ははは朝から2時間掃除そっちのけで読んで、 26巻で流石にタイムアウト。 ……この、20巻と言うのがかなりのミソ。ミラファンなら一目瞭然。 そこを読みながらも尚且つ私は前述の如く主張します!それでも決して『炎の蜃気楼』は違うと。 (23) (24) (25) (26) 20巻のアフィリ画像が無い(>_<。)。。。 ミラに於ける20巻は明らかに一つの区切りで――その後は度等の濃密な展開に突入して行く訳だけど、確かに20巻以降の四国編はそれ以降ひとつの流れになっている。 ……だけど、この20間に至るまでの話が、本当は一番好きかも知れない。 高耶と直江の――往生際の悪い葛藤の部分が。 20巻以降は、どちらかと言えば生者と死者の話になって、 一気に読めばシンドイ部分が大きいんじゃないかなぁと言う気にさえなる。 確かに、高耶や直江の深層の思いや、赤鯨衆の越し方、死者の未来、思いが濃密に描かれて、 それはそれで引き込まれ、その苦悩や葛藤に思いを巡らせずには居られないのだけれど。 今日読んでいた20巻から26巻は、全てを無くし、全てを捨てて、 リセットした高耶と直江の最終章に向けての始まり――からの話。 そして高耶の四国での赤鯨衆への参加と、魂の寿命、直江への思い――。 死者の倫理に揺れ始める高耶。 その始まりの部分。 巻数からでは20巻は真ん中よりも前なのに、話の流れからいくと、 比重的には2/3ぐらいに思えるのです。 それ以降は四国での死者の話に終始するからなのかもしれないけれど。 アニメじゃなくて、ドラマCDを作ってくれないかなぁと思う。 今まで作られたものは、後半はオムニバスになってしまったし。 そうじゃなくて、ちゃんとしたものを作って欲しいなぁと。 全部とは言わないから。20巻まで出良いから。 でも、……今さら……なんだろうな……。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.04.21 22:50:21
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