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真夜中のお茶会

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2009.10.19
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カテゴリ:映画の話
先週、来週の月曜日は2本見に行くんだと息巻いていたのは一体誰だったのか。
昨日、何見に行くんだっけ?と時間を調べたら――
あれ~???何見る心算だったんだっけ(~_~;)となりまして……

行くぞ!と息巻いていた時と上映時間が変わったら、
何がどうやら熱意が無くなって来てしまったようで。。。

1本は前から行きたい!と思っていたので問題なく時間確認をし、
もう1本……『ヴィヨンの妻』だったんだよね、確か。
う~ん、、、この映画予告の段階では見る気無かったんだよね。
それがTVの番宣とか何たら賞取ったとかの話題に中で見てみる?になって。
で、見に行くかな~、、、となった時に
またどうしても!と言う気持ちにまでなれなくて、結局はスルー。


と言う訳で、
今日見た映画は『私の中のあなた』

これ、11歳の女の子が親を訴えると言うキャッチコピーの映画なんだよね。

白血病の姉のドナーとして生まれてきて、今度は生体腎移植するからと言われたから、
自分の身体を守る為に、と言う理由で。
だけど本当の理由はそうではなくて――

まぁ、そう言う映画だった訳です。
親を訴えるところから始まる話なんだけど、
話の構成は殆どドナーの妹とレシピエントの姉の回想で綴られています。

親が白血病の子どもを救う為にドナーとなる兄弟を作ると言う話は聞いた事があります。
その時はまだデザイナーズベビィと言う考え方が有ったのかどうか。

この話の妹は、遺伝子操作で適合者として誕生させられるのね。
それでも子どもは子どもだから家族に愛されて育つし、
妹の方も姉を家族を愛して、尽くして来ている。

もう一人息子が居るのだけど、彼の存在がかなり希薄。
現時点で姉15歳、妹11歳、息子は14歳くらい?弟と表記されていたから……
けど、この3人設定の年齢よりも物凄い大人なんだ。
大人にならざるを得なかったのだろうけれど。

白血病の姉の病状の一進一退に懸命になる家族。特に母親の献身。
息子も失語症になってしまうのに、その対応の差。
ともかく、家族が姉中心に回ってしまっている。
母親がその機動力になってしまっている。

姉の為なら妹を犠牲にすることも厭わない、正にスペアの扱い。
まぁ、人非人では無いけれど、でも姉の為に妹に犠牲を強いて当然と思っている。
そこに下の娘への労わりは感じられないんだ。

全ては姉娘の為。
幾度も危機的状況に陥って、戦って、戦って最後の最後まで諦めないで戦う。
特に母親とはそうしたものなのだろうな。

姉娘は忍び寄る死の気配の中で家族に対して色んな思いを感謝を抱く訳です。
思い出の中には恋の話もあったりで――。
ここら辺の展開は如何にも外国の話だなぁ……な展開だわ。

実は見ていて年齢的ギャップを感じてしまったのです。
この話の展開なら、せめてもう2つずつ年齢を上げて欲しいなぁと。
文化の違いと言っちゃえばそれまでなんだけど、マセガキなんだ。

種を明かせば、この話の主人公は多分妹娘なんだろうけれど
(名前が一番最初に出ていたから間違いない)、
姉娘も紛れも無いもう一人の主人公であり、
この二人の目を通して描かれる母親も主役なんだと思う。
要するに、母親との関わり、母親を描いているのです。

妹娘が親を訴えた真の理由は、
既に治療の手が無くなり、延命治療にも疲れた死を待つ姉娘が、
どうしても娘の死を受け入れられない認められないと延命治療に必死になる母親に、
自分の死を受け入れて欲しいと言う願いを聞き入れた為の、
手段としての移植拒否の訴えだった。

このプランは姉娘が練り、弟も協力しての姉弟3人での行動だったのだけど、
最終的な瓦解、真相の暴露はそんな健気な妹の姿に耐えられなくなった兄の発言からでした。

……いい姉弟なんだよ、この3人。

それでもこの母親は娘を死させたくないと足掻くのだけど……。

真相の解ったその日、姉娘は母に抱かれて亡くなります。

お父さんはこりゃまたいい父親なんだ。
この家族のやり取りを一歩はなれた所から見ているのだけど、
でもキッチリ締めている所は締めている。
家長と言う感じがしながら、家族の要の感じもしました。


原作は、アメリカで人気の小説だったらしい。
よきアメリカの家族と言う感じなのだろうか。

脇の人間にもそれぞれ小ネタが有って、
それがまたその人物が如何この家族に関わるのかと言うポイントにもなっている。

一文の得にもならない弁護なのに、下の娘の弁護を引き受けた弁護士。
それに裁判の担当判事の事情。
特別な事情と言うのは無いのだろうけれど、最初から治療に関わる事となった主治医。
それぞれの立場、それぞれの事情がまたね……。


それにしても、いい映画だったとは思うけれど、
最初からぽろぽろ涙しながら見てはいたけど、
突っ込みたいところが随所にあってね~、、、(苦笑)

裁判に正式に訴えた娘と、今までと同じに家族生活を送れるものなのだろうか。
無邪気に戯れているんだよね、この親子。
それはそれ、これはこれって感じで。
そう言うのアリですか?ちょっと信じられないのですけれど。

この主人公の妹。信じられないくらい献身的。
だって、腎臓を上げるのだって全然構わないって考えなんだもの。
家族、特に母親が姉中心で、自分のことは殆ど添物くらいに思っていなくても、
そんなものだ、とかなりドライに受け止めて居るし。

息子がまた挙動不審なんだね。
でもそんな事は両親は気付いちゃいないのだけど、何が如何と言う描き方が良く解らん。
この息子の描き方が中途半端な感じ。

で、白血病の姉娘。
病気との葛藤があるのですよ。そこはそれなりに描いているなぁと思いました。
んで、治療の時に出会った同じ病気の青年と恋するのだけど、
これがまた美形の青年なのよ~、は関係ないけど(苦笑)、
エッチまで行っちゃうんだ。

気持ちも盛り上がりも解ります。
が、この直後にこの青年は亡くなってしまいます。
それからどれ位してからなのかは解らないけれど、姉娘は15歳で亡くなるのです。
逆算して幾つなの!?
……う~ん 。。。




さて、来週は見たい映画が沢山有りそう。
まだ確認はしていないのだけど……。
今迷っているのが「僕キミ」を見に行くべきかどうか(苦笑)
先日この原作を読み返し、最後の方がかなりシビアにな展開になっている事に唸ってしまった。
しかし、この主人公の男の行動も、話の為の展開だよね。





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Last updated  2009.10.20 01:31:24
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