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カテゴリ:さ行=BL小説
イラストは、水名瀬雅良さん。 頭が割れるような痛みを感じ、目覚めた目に前には、 男の死体がありました。 この僕が知らない男を殺すはずがないと思いましたが、 しかし、自分の名前も顔も姿も思いさせない「この僕」がいました。 その場からやみくもに逃げ出した僕です。 その時、闇から手が伸びてきて、腕を摑まれます。 長身の男です。 男の車に乗せられ、そこから離れましたが、男から質問が飛びます。 何も答えられない自分がいます。 記憶喪失でした。 僕は、細いプレートの付いたブレスレットをしていました。 それには「RYO」と書かれていました。そして、コインロッカーの鍵を持っていました。 とりあえず「リョウ」と呼ばれることになった僕。 助けてくれた男は、「探偵のジョー」と名乗りました。 コインロッカーを探しに行き、見つけて開けてみるとカバンがあります。 中には、百万円の束がいくつも入っていて、メモが・・・。 メモには「六甲山、北条氏」とありました。 手がかりはそれだけなので、そこを目指すことにします。 そして・・・。 謎が謎を呼んで・・・。という展開でした。 面白かったです。 記憶喪失前のリョウと記憶喪失後のリョウ。 全然違いました。でも、それは表面です。 ジョーは、ちゃんと本質を見抜いていましたね。 幸せになれそうでよかったですね。(^^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.08.25 15:18:10
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