お茶の時間

イラストは、陸裕千景子さん。

会社員の田宮吾郎と警視庁の警部・高梨良平は、恋人同士です。
いろいろあって、現在、高梨の官舎で同棲中です。
捜査一課のメンバーにも公認です。
田宮にアプローチしていた会社の後輩・富岡は、「友達」宣言をして以来、本当に何も言ってこなくなりました。
その富岡にアプローチしているのは、米国の大富豪の息子で、
富岡に一目ぼれし、会うため逆出向というシステムを作ってまでやってきたアランです。

富岡は、同期の西村という女性から相談を持ちかけられました。
西村の友人の花村由紀恵のことでした。
なんでも家族全員が、占いにはまってしまっているということでした。
胡散臭い占い師にかかわったことで何か悪いことが起こるのではないかと心配しています。
田宮とアランも同席していて、その話を聞きます。
なんとアランの父にも占い師がいるということで・・・。
なぜか、田宮とアランがその占い師・星影妃香に会いに行くことになります。
有名占い師で、半年先まで予約で埋まっているということでしたが、
今日の今日で予約を取ってしまったアランでした。
田宮は、彼女にオーラみたいなものを感じました。
しかし、アランは、インチキだといいました。それは・・・。
翌日、星影妃香が殺されました。
高梨が担当することになり・・・。
事件には、俳優の早乙女結姫という人物がからんできます。
彼は、高梨の考えを見透かすようなことを言い・・・。
星影妃香と早乙女結姫には、関係がありました。
それは・・・。
そんな中、早乙女の事務所社長が殺されて・・・。
早乙女という人も不思議な人でした。
こちらを見透かすようなことを言い・・・。

罪シリーズです。
ゴロちゃんと高梨のCPは、相変わらずラブラブです。
今回は、ゴロちゃんたちは、それほど事件に関わりはありません。
でも、しっかり被害者とは面識ありました。＾＾；
高梨が活躍ですね。
高梨と早乙女の駆け引き？
高梨の柔軟な考えと優しさが解決に導きました。
納さん、ミトモさんも出てきます。
そして、アランのやることは凄すぎて、もはや突っ込めない！？・・・ですね。
他に短編があります。
短編の内容は、富岡が田宮にした質問についての話です。
アランが諦めるのか？富岡が折れるのか？
アランがまた思い込みで・・・。＾＾；