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カテゴリ:さ行=BL小説
イラストは、テクノサマタさん。 小さな男の子の声が聞こえていました。 目を覚ますとネコ耳の生えた男の子が二人いました 「紀理さまにお伝えしなくては」と ひとりの男の子が誰かを呼びに行きます。 ほどなくやってきたのは、和服姿の青年でした。 名前を聞かれて「透耶(とうや)」と答えます。 青年は、紀理で、子供たちは、夏来と秋生といいました。 紀理から猫としての自分は死んだと聞かされます。 しかし、死んだといっても、〈猫の国〉の住人にり、 ただの猫から、あやかしの猫になったと聞かされました。 あやかしの猫とは妖怪のことでした。 トウヤは、人間界のことを覚えていませんでした。 そのうち思い出すということでしたが・・・。 トウヤは、紀理のところでお世話になりながら 妖怪として慣れていくことに・・・。 トウヤの頭の中には時々少年が出てきます。 それは、自分の飼い主だったのか?自分だったのか? あいまいな記憶の中で・・・。 他にもミミズクという名のあやかし猫や鈴という名のあやかし猫が出てきます。 ミミズクも鈴も夏来も秋生は、トウヤを紀理の伴侶になると思っていて・・・。 可愛いお話でした。イラストもとても可愛かったです。(^^) トウヤの過去のお話には切なさもありましたが、 少年とネコの思いやりと愛情が詰まっていました。 これからは、紀理や夏来、秋生たちと幸せになれそうですね。 夏来と秋生にも何か辛い過去がありそうです。 続編があればいいなと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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