親知らずとの戦い(人生で3本目の抜歯)
私のお気に入り「キシリトール」のガムを食べていたら「ガリッ、痛ッ」 舌でガムの中を探索すると奥歯に被せてある金属がとれていました。そして歯科に2回行き問題なく終了。その時に・・・ついに肉に埋まった親知らずを抜くことになりました。足は捻挫していて「どうせ捻挫のせいでサッカーができないから、ついでに抜いておこっ」と軽い気持ちで決意。場所は右下奥。どうやら横に向かって生えているらしく、このままにしておくと正常な歯を押してしまって、両方ダメになってしまうとのこと。もし、その親知らずが虫歯になって腫れてしまうと、痛み止めを飲みながら痛みに耐え、腫れが引いてからしか抜けないそうです。歯科の予約をしてから、ずーっと「肉に埋まっているということは肉を切らなきゃいけないからなぁ」と戦々恐々。そして当日。仕事の途中だったのでスーツ姿で戦いに挑む私。「これでもか!」というほど口を引っ張られ、麻酔を注射。数分後、メスのようなもので肉を切り、歯が見えた様子。ここまでは麻酔が効いているので痛みも不快感もなく進みました。「歯が見えてからはペンチのようなものでポッンと抜けるから、一安心」と思っていましたが、親知らずの歯は簡単には抜けないらしく、「ウィ~~~ン」という音と共に歯を砕こうとする音。それでも砕けないらしく、棒のようなものを突っ込んで「ミシッミシッ」と脳に響く音が。長時間、口を限界まで開いていたのと、痛みはないけど歯を砕く時に頭を何度も上下させられ、精神的に「ウガァ~~」となり、あと少しで変身するところでした。(T_T)私:「何でもいいから、早くしてくれ~~」(心の声)先生:「う~ん、歯に肉が絡まっているねぇ。どうしようかなぁ」(ボソッ)私:「今、ボソッと言ったけど、私はちゃ~んと聞きましたぞ。ちょっと、ちょっと、あんたが悩んでいてどうするの?何でもいいから、とにかく、とにかく早く終わらせて!」(心の声)それからも先生が悪戦苦闘していましたが、歯を砕きに砕いて無事終了。先生:「どうでした?」私:「この状況で「どうでしたって?」普通、聞くぅ~?」(心の声)私:「大変でした」(本当の声)私:「まっあんたの方が大変だったと思うけどね」(心の声)何とか大手術(私にとってはですけど・・・)が成功し、抜いた歯(砕いた歯)を見せてもらいました。「こ、こんなちっぽけな歯に私はここまで苦しんでいたのか」と愕然としました(相変わらず大げさな表現)そして薬をもらって帰宅。その後はというと、痛み止めが切れて食事もとれずに「う~う~」うなる日々。連続で痛み止めを飲んだら良くなりましたが、違和感は消えず1週間ぐらいは苦しんでいました。痛みがとれてからも抜いた部分に「あり得ない程に物が詰まる」状態で、忘れた頃に詰まっていた物が出てきて、空腹が満たされるぐらいでした・・・んな、こたぁない (^^ゞそんなこんなで・・・まだ少し物が詰まる&2キロ近く痩せましたが、かなり回復してきました。と、安心しているのも束の間。まだ左下に同じ状況の親知らずが残っているのであった。まだまだ戦いはつづく・・・。とりあえずサッカーができないのは困るので、「秋に抜こうかぁ」と先送りにする政治家のような考え方でありました。