Here's looking at you, kid・・・。
Here's looking at you,kid.ー君の瞳に乾杯!-「Breakfast at Tiffany」の邦題「ティファニーで朝食を」の「を」をつけた人やら「Gone with the wind」を「風と共に去る」じゃなくて「去りぬ」と訳した人やらほんのちょっぴり題名の語尾に印象深い「オン」を残すことでまるでひとふりのバニラエッセンスとかシナモンみたいに人の心をくすぐることになって、そのおかげもあって作品を世に残した・・らしいといわれる「名訳」ってあるわけですが(なぁんて、門外漢の雑学にて失礼!)題名じゃないけれど、名画のひとつ「カサブランカ」の中の↑のセリフを「名文句」にしたてあげたのは、「君しか見えないんだよ」と言っているだけの↑を「君の瞳に乾杯」という、キザで粋なセリフにしたせいだわ!きっと!と思うわけですがこちらの字幕訳者って誰なんでしょう?などと、秋の夜長、ちまちまと英語→日本語を行ったり来たりしておりました。なぜって??まぁ、いろいろとワケがありましてね(うふふ)↑って、とってもステキな名訳ではあるわけですが、でもでも、この言葉、普段でも使う人いるの?そして普通はどう訳すの?という単純な興味で、個人的にはお気に入りのエキ○イト翻訳にかけてコーヒー吹きそうになりました。Here's lokking at you.(英語)→(日本語)「君の瞳に乾杯」・・・・そのままぢゃん・・・わははははははエキ○イト翻訳、おそるべし!!!(机ばんばんばん)で、その後、Ya○oo などなど、いくつかの翻訳サイトをめぐりましたが↑の訳が一発で出てきたのはエキ○イトだけ。楽しいわ~~(うふふのふ)↑の訳って、もちろん言葉の意味もですけれどその場の空気感、役者さんの目線から想像できる感情の動きそのすべてを翻訳された感じがありますよね。再現芸術としての音楽も、めざすところは「そういうところ」なのかなぁと最近ちょっと思ったりするわけです。楽譜にかかれていることに忠実に。たしかに。作曲者の意図を正しく汲んで。たしかに。でも、その曲に触れて今ここで、心を動かしている自分。その感情の動きもいっしょに表現するのはいけないのか?それを止めてしまうとしたら今ここで、演奏している私たちはただの傀儡(くぐつ・かいらい)なのか?という、ここ数年の疑問。その疑問にちょっとしたヒントをいただいた気がするのがこちらの本です。 Yセンセ(←って、まるっとお名前が写っておりますが 笑)御夫妻の訳によるコルトーの「フランス音楽談義」の本。実は1巻しか買ってないの。参考書としては、私にとってはそれで十分だったのです。でも、「参考に」ではなく、読みこんでみてコルトーのつぶやきのあちこちに「今、ここで音を再現する演奏者としてのありよう」を語る部分に出くわし、あらためて目から鱗がぽろぽろぽろ。出典は当時の音楽雑誌の原稿のようですから、もしかしたら「聴き書き」かも。そのせいか、自叙伝やら自分で書いた楽書よりも、もう少し人間が表に出てるかも。で、さて2巻以降を購入するのか?・・・・鋭意検討中(図書館でもいいかも??? 笑)「録音」という「最新技術」が一般化した時代を生きたコルトー。「デジタル化」「音源持ち歩き←ウォークマンなど」の出始めを生きたバーンスタインこのあたりの人々の、その頃の発言ってとても興味深いです。否応なく流れていく時代と、まちがいなく枯れてゆく自分自身とその両方を見据えて、激流の真ん中で踏ん張ってきた先達の人々。そして、「音が残る」時代に生きて、なおかつ「実演主義」を貫いた先生方。その言葉の重みをいまさら、感じています。本当に・・・。身の丈にあまる大切なものを、いただいてしまったものだなぁと。感慨にふける秋の一日でございます。こちらはこ~んもりと茂ったキンモクセイのひと房。「かほり」というのは、どこか 「響き」 の残す印象に似ているなぁなどとそれこそ「なんのこと????」と言われそうな「唐人の寝言」を考えつつ写真をぱちり! さてさて、ここからは皆様への御礼とご報告です。そんな「ちんまり鍵盤屋」の発信するあちらやこちらの「サウンド別館」ですが忙しさに取り紛れて、ほとんど放置状態であるにもかかわらず。先発の某Kログ 600超。 後発の某YTも280超 (一部300超)のご訪問をいただいていて、びっくり!でした。特に笛吹童子の演奏にたくさんのご訪問をいただきまして、感謝に堪えません。もうすこししましたら、また新しいものを、今までより、もうちょっと良い形でUPしていきたいと実は・・・水面下で・・・鋭意努力中なのでありました。↑の英語→日本語いったりきたりも、そんな作業の間の「みちくさ」なのでした(こらこら)さてさて、最後になりましたが、こちらはご連絡です。12月12日「音の棲む場所クリスマス会」(←限りなくパーティーに近い! 笑)に御参加表明くださっている方々に、順次「合わせ」などのご連絡をしております。11月30日(月)には、該当会場にて、「合わせ会」を行う予定。もちろん他の日・他の場所にも「ねむりんさんさんを出前でゲット」という方法も可(笑)そうです。ねむりんさんはこの会に限り「クリスマスバーゲンセール中」なのです(爆)さてさて実は、あと2ワク(2名~4名 ひと枠10分)のみ、御参加いただけるかもです。今のところ、へーきんねんれい(笑)はえーっと 20代後半くらいになる?なぜなら、小学生もいるから(大笑)小・中・高・オトナ・変な人 さまざま取り揃えております。なので、どんな方も安心してご参加くださいませ(わはっは)締切は10月31日@ハロウィーン!参加方法は「弾く・歌う・語る・聴く」のどれかです。おっと・・・「食べる・飲む」もありました(笑)「聴く・食べる・飲む」のご参加の場合は、実費(食べるもの)のみご負担。「弾く・歌う・語る」の方は会場費アタマ割にご賛同くださる方となります。気にしてくださる方、詳細は、メッセージよりお問い合わせくださいませ。また、すでに参加表明を下さっている皆様~~♪(お手々ふりふりふり~♪)一応、プログラムのようなものは作ろうかと思っております。なので、御名前・曲目などなど最終決定を11月20日までにはご提出くださいませ。ではでは。最後にいつものM氏で締めくくり~♪ あの・・お仕事・・まだですか?はいはい。そろそろ終わります。夕ごはんのしたくでも、いたしましょうかね。では、皆様、ごきげんよう~♪