ダックスの気まぐれ日記・コラム。 　【楽天ブログ編】　東京の経理サポートのブログ

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• サービス業とはいうものの

  こんばんは。今日も暑かったですね。隅田川の花火大会も盛況だったのでしょうね。今年は遠方からも見ることができず、事務所にこもっていました。税理士業はサービス業だというのはここ最近の流行のようです。私も「ものを売るな！体験を売れ！」の藤村さんのファンですから、士業にもサービス経済化の波が押し寄せていることは理解しています。でそんな中、先日の流れで士業の方たちのＨＰを見ていて感じたのは、税理士業はサービス業だと仰っている方の多さ。ためしに「"最近、税理士業というものがサービス業に"」といったキーワードで検索してみると実感できます。所長挨拶で皆さん同じことを思っているんだー（笑）ちょっとした息抜きでネットで遊んでみました。今月ももうひと頑張りです。

  2009.07.25

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• よき出会いを

  最近、久しぶりにネット上での税理士の世界をサーフィンしてみました。いろいろな発見がありましたが、一番驚いたことは検索キーワードで「税理士　激安」などと入れて、実際に激安サービスを提供する会計事務所が多数あること。これは、アドワーズなどの広告欄に表示されるものから検索欄で、そういったキーワードのページをもつ事務所まで様々です。「格安」や「低価格」を前面に押し出している事務所もあったり毎月の新規契約数を表示している事務所もあったりと、少し見ない間にずいぶん様変わりしたように感じます。なんだか見ているだけでクラクラしてきました。まあ税理士業務に激安サービスを打ち出そうと、それに飛びつくお客様がいようと興味がありませんが、私にはとてもできない方法です。私もサービスに対する価格は設定していますが、価格だけで選ばれたくはないといつも思っています。新しいお客様とは、お互いが成長できるいい関係を築きたいのです。そのため、単純軽作業の請負だと価格勝負もありでしょうが少なくとも経理回りの専門知識を提供する業務の場合は、価格だけで契約しようとする方には来てほしくないなというのが本心です。たしかにホームページというのは自分の存在を知ってもらうには素晴らしいメディアです。情報の発信側が意図を持って発信し、受けても検索キーワードなどで意図をもってサーチすることができます。「ああ、よき出会いを」激安ホームページを見るにつけ、そんなことを思いました。

  2009.07.23

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• エクスペリエンスマーケティング

  ある方の話を聞いているときにマーケティングコンサルタントの藤村正宏さんの話がでました。この方の提唱するエクスペリエンスマーケティングは「物を売るな体験を売れ！」や「感動で売れ！体験で売れ！」などの書籍や講演会で学びました。お客様は、商品やサービスそのものが欲しいのではなく、そこから得られる体験や満足を求めています。１　お客さんは商品がほしいのではない。２　○○したいのだ。３　それで□□な生活を手に入れたいのだ。物事の本質を理解しないと、ビジネスでは存続すること自体が難しくなりました。朝のテレビ番組でＡＺというショッピングセンターが紹介されていました。鹿児島県の田舎町に突如ＡＺという巨大ショッピングセンターが出没。あらゆるものが揃い、しかも安い。欲しいものを注文すれば仕入れてもらえるそうです。娯楽の少ない地方では、こういった巨大ショッピングセンターでの買い物は一大イベントなんでしょうね。トラックで買い付けに来ている人もいたりして。これなどは商品以外の付加価値を提供して成功しているケースなのでしょう。昨日は、会計業界におけるマーケティングにも話が及びました。お客様第一主義、クライアントファーストなどをお題目のように唱える会社は多いですが、本質的な部分を理解し実践できるかが問われています。今一度原点に戻って考えます。

  2009.07.19

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• 今日の雑感

  判断に迷うことがあり、ある人にメールを入れる。深夜、返事があった。添付ファイルで参考文献までコピーをしていただいた。わざわざ調べてくれたことに感謝そして、ああこんな時間まで頑張っているんだと。最近、ちょっとしたことに喜びや嬉しさを感じることが多くなってきました。あまり余裕があるわけではありませんが、その一瞬一瞬を大事にしたいのです。

  2009.07.18

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• 今日の雑感

  今週はなんとも慌ただしい一週間でしたがヒューマンキャピタル2009という展示会に行ってきました。不況期において人材活用・組織活性化は重要な課題です。単なるアウトソーシングによるコストダウンではなくコアとなる人材のパワーアップ、戦力化こそ、危機を乗り越えていく鍵です。「常の学び続ける組織」であることが強さにつながります。それを支援するシステム、ツールなども紹介されていました。

  2009.07.11

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• 7月スタート

  いよいよ7月、真夏の季節がやってましたね。まだ梅雨は明けそうにありませんが、真夏の太陽はすぐそこにきていますよ。あまり楽天ブログを更新できていませんが細く長く書いていきます。（ある本で危ない会社の見分け方として社長日記が更新され　なくなった会社とでていました。そんな見方もあるのですね。）最近はこちらのブログも書いています。今年は労働保険の年度更新時期が変更になり、社会保険算定基礎、源泉所得税の納期特例などでただいまプチ繁忙期です。（笑）「経理のスタンダードサービスを目指す」という目標をオフィスダックスでは掲げています。まだまだ考えるべきことは多く実現の道のりは遠いですが一歩一歩進めたらと思います。今年前半が経過した今、一息つきながら考えています。

  2009.07.01

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• 起業のさいに大切なこと

  こんばんは！スモールビジネスで起業をする場合の相談を受けることがよくあります。多くは会社設立や、開業時の手続き関係からお話を聞かせていただくことになりますが、その際に起業する理由やその想いなどを聞かせていただいています。そこでいつも感じることは、起業をして会社を作っても、うまくスタートを切れるかどうかはそのビジネスに対する想い、強い使命感がどれだけあるかだなということです。新しいビジネスに対する考えやアイデアだけでは、形になりません。そこには強い実行力が必要で、それを裏付けるのがそのビジネスに対する理念・使命感です。「自分こそがこれをやらないといけない！」ある意味、思いこみであってもいい。その理念的な部分が行動に結びついてビジネスの形ができていきます。それがないと困難に当たった時に挫折してスタートさえも切れないのです。「家族（お母さん）が反対したから」「資金的に難しそうなので」・・・なんとなく起業をした場合は障害となる理由が目白押しです。不況の中で起業を考えておられる方も多いかと思いますが理念や使命の部分をしっかりと考えてからでも遅くありません。会社設立や税務・法務などは専門家がいくらでもいますしこういった部分で起業家が悩むべきではありません。

  2009.06.24

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• 今日の雑感

  東京で仕事をしていると、地方の状況がどうなのかは分からないことが多いし、考えることもあまりありません。それゆえ、この状況が普通と思ってしまいがちです。例えば、研修。税理士会関連の研修や研究発表なども、23区内のどこかで行われるため、せいぜい１時間あれば行くことができます。そして、その頻度。私的なものを除いても結構な数、研修の機会がありおそらく地方の方よりも恵まれているのでしょう。また、税務税務調査での税務署の態度、考え方なども違いがあるのかもしれません。とある地方の国税局管内では税務調査での税理士への事前連絡は行われていないそうです。東京の税理士会が頑張ったからでしょ、という話もありましたが、地方では税理士の数が圧倒的に少なく課税当局との力関係も東京とは随分違うのでしょうね。こういったことは税理士業界だけでなく、ビジネス全般にいえるのかも知れません。東京では、夜遅くまでビルの明かりが消えることがありません。不況と呼ばれていますがこれは、あまり変わっていないように感じます。東京で頑張る皆さん、ぜひ東京のメリットを生かしてビジネスをして行きましょう。（とはいえ、電車は込んでいるし人も多すぎてストレスがたまる　こともありますが・・・。）

  2009.06.14

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• 債務消滅益の認定

  本日の週間TAマスターに「ＤＥＳ・自己株式の譲渡に債務消滅益の認定」の記事が出ていました。ＤＥＳとは、いわゆる債務の株式化のことで、従前は券面額説をよりどころとして、債務の金額と増加する資本金額が等しいとして債務免除益を認識しない増資がよく行われていました。平成１８年税制改正で、債務を時価で評価してＤＥＳを行うこととされて以降、実務的に（税務署的に）どのような姿勢で取り組みが行われているのか今ひとつ明確ではありませんでした。今回の事例では、債務者会社が債務額と同額で資本金を増加させたところ国側は債権者会社が取得した債権額（債務の金額よりは低額）で資本金を増加させるべきだと判断したようです。「混同により消滅した本件債務の券面額とその取得価額（直前の　帳簿価額）との差額につき、債務消滅益が発生したものと認め　られる。」この事例は下級審の判決で、原告は控訴しているそうですからまだ確定したものではありませんが、ＤＥＳを行う場合には慎重な時価判断が必要といえそうです。

  2009.06.09

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• ビジネス・インサイト

  ビジネス・インサイトという言葉を最近知りました。石井淳蔵先生の「ビジネスインサイト　－　創造の知とは何か」を読んでいます。画期的なビジネスが生まれる場合に、それが思いつきでも偶然でもなくビジネスで閃くための何かがあったという。ダイエーや宅急便、キットカットのケースタディなどは非常に興味深い。じっくり読みこなしたい本です。

  2009.06.08

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• 今日の雑感

  あっという間に6月に突入しております。今日は梅雨らしい（あれまだ梅雨入りしていなかった？）天気。やはりこの時期は、こんな天気がよく似合います。あじさいの花もだいぶ色づいてきました。さて、今までエキサイトブログというブログに税金、会計、経営のことなどを書こうとしてきましたが、どうにも使い勝手がよくないのでｇｏｏブログに書くことにしました。「日々の気づき」こちらもどうぞ、よろしくお願いします。

  2009.06.05

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• サービス経済化

  昔、それも２０代のころ中小企業診断士の勉強をしていた時期がありました。そのころから既に、「サービス経済化」なる言葉が使われていたことを記憶しています。産業が農林漁業を中心とした第１次産業から工業化した第２次産業になり高度成長期を経て、サービス業を中心とした第三次産業中心の社会に変革していくことといった内容だったと記憶しています。あれからかなりの年月が過ぎましたが、サービス経済化は進展したのでしょうか。ある面では相当に進展し、ある面ではまだまだ理解がされておらずそこが、ビジネスチャンスを生む可能性を秘めていると思う。例えば、ある製品を製造しているメーカーがあるとします。その製品は決して差別化されたものではないが、非常に顧客から喜ばれているというケース。見てみると、顧客のちょっとした要望、例えば小ロット販売や短納期の要求、デリバリーに際しての細やかな心遣いなどが支持されているケース。こういった場合、製品自体はコスト的に変わらないものであってもサービスという面での付加価値がついていることになります。また、自分自身が最近感じる身近な感覚では、事務所の近所の吉○家に行かなくなり、小諸そばや別の牛丼チェーンに行くようになったこと。なぜ行きつけの牛丼屋に行かなくなったかというとどうも店全体がオペレーションを回すことだけで手一杯な感じで食べていると疲れてくる。これに対して、最近よく行くようになったそば屋は、同じようなチェーン店でありながら店員さんがおばちゃんばかりで、なぜかホッとする雰囲気のため。どちらも安い、早いは共通していますが店内の雰囲気からは、食べた後の疲労感が微妙に違います。昼休みは気分転換を兼ねていますから、なるべく疲労感を感じないほうがいい。これも単に食事だけを提供するのではなく目に見えないサービスが差別化要因になりうるなと感じる出来事。単に商品を販売するだけ（物販業）、単に食事を提供するだけ（飲食業）単に税金を計算するだけ（会計事務所）といった一面だけの考えでなくお客様の満足度を高めるための「サービス」が求められているのがサービス経済化ということだと思います。そういった視点をさらに研ぎ澄ましていくと、どんな産業でもまだまだ成長する機会はありますね。

  2009.05.26

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• 今日の雑感

  起業が成功するポイントはどこにあるのでしょう。いろいろな要因があると思う。経営者の熱意やキャラクターなど。いろいろある中で大事だなと思うことはシンプルな仕組みと精緻な準備という点。シンプルな仕組みとは、だれが聞いてもある程度理解してわかりやすいビジネスの流れ、ビジネスモデルです。ビジネスの仕組みとして複雑すぎると抜けが生じたり誤算が生じやすくなり、お客様にも理解されないものとなってしまう。そして、シンプルな仕組みでありながらそのパフォーマンスを最大化するような精緻な事前準備、オペレーションの備えが大事だと思う。シンプルに考え、しっかり準備する。逆のケースだと良くない。仕組みとしては複雑で奇をてらったものだが、その実行段階がアバウトでいい加減なものだと失敗する可能性が高い。複雑な仕組みが実行されないのでそれは当然でしょう。午前中に打ち合わせをした社長の話を聞いていて、シンプルなビジネスモデルでありながら時系列を含めた流れの素晴らしさに、思わず感動してしまいました。

  2009.05.25

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• 今日の雑感

  今日の夕刊に「ＧＤＰマイナス15.2％」の記事がでています。ますます不況色を盛り上げる内容です。統計としては正しいものなのでしょうが、不安になって萎縮するとますます、そのとおりになってしまう。こういうときこそ、基本を大事にした商売をする必要があると感じています。基本を大事にするとはどういうことでしょうか。番外弱者の中小零細企業では社長の役割は、営業をして売上を作ることだと思います。ランチェスター戦略の竹田先生の本では7割営業、3割が管理の仕事でちょうどいい位と。社内にばかりいないで、お客様に直接会って、話を聞くことが基本です。そう、いわゆる「接近戦」です。ネットやマスメディアを使った広告だけではなく、少しでもお客様に直接会える機会をつくる。展示会などの参加は、お客様や関係者との人間関係造りのきっかけとなります。先日お会いしたクリエイティブ系の社長も自分なりの方法で営業活動をしたら結果が出てきそうだとのことでした。動けば何かしら活路が開けるものです。

  2009.05.20

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• 今日の雑感

  夕方自宅の周りを散歩してみました。風が強いものの雨もあがり気持ちがいい。馬込図書館によって少々立ち読み。以前読んで感動した「蒲田戦記」をパラパラと読む。住専問題で話題になった桃源社の社長が書いた本で、地元蒲田を舞台にしたリアルなやり取りが興味を引きます。日本のバブル終焉の時期のお話です。ところで最近の東京ではだんだんと、テナントに空きが目立つようになってきました。世界的には未曾有の不況がやってきたということになっていますがまだ首都圏では限定的な感じがします。とはいえ、昨年からの不動産関連の厳しさは続いているようでテナント募集の看板はさらに目立つようになりました。以前、業務をさせていただいたお客様のホームページを見たら「不動産」業ではなく「広告代理店」的な業務に転向されていてびっくりしまた。今の時代、過去にこだわっていると簡単に倒産してしまいます。たくましく、やっていらっしゃるご様子で嬉しくなりました。話は代わって、最近、ランチェスター戦略の本を読み返しています。弱者、とくに番外弱者の零細企業が取るべき戦略を再確認しています。多くの中小零細企業にとって戦略の間違い、戦略のなさはこの時期、致命的です。竹田陽一先生の本では、ナンバーワンを目指す弱者の戦略として次の9つの戦略概念をあげておられます。（１）全体発想をすて要点を細分化する（２）勝ちやすい場面を選ぶ（３）重点主義に徹しナンバー・ワンづくりを目指す（４）営業活動は局地戦を選ぶ（５）戦闘時間量を増加させる（６）接近戦を選ぶ（７）軽装備に徹する（８）先制攻撃ですぐ実行（９）隠密行動をとる勝ちやすい場面を選ぶという話には、あの「すかいらーく」が元々はスーパーであったもののダイエーやイトーヨーカ堂などの出現で厳しくなることがよそうされたことから当時、まだ競争の少なかったファミレス業界に進出した話がでていて、なるほどと感心しました。先ほどのお客様も勝ちやすい場面を選ばれたのでしょう。柔軟な発想で弱者の戦略を愚直に実行することで道は開けてきそうな気がします。

  2009.05.17

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• プレスリリースの方法

  東京商工会議所に入っていますが、会報の購読とセミナーの参加ぐらいしか活用していない。しかし、会報をじっくり読めば興味深いサービスを提供していたりします。プレスリリース配信サービス共同通信ＰＲワイヤーのシステムを利用してプレスリリースを発信することができるサービスで、東商の会員なら無料で利用できるようです。興味深いサービスです。

  2009.05.05

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• ５月

  街中を歩くと緑が眩しい季節ですね。ＧＷかどうかにかかわらず、今しかないこの瞬間を楽しみたいですね。オフィスダックスに新しい仲間が増えました。社労士の勉強をしているＫさんです。一緒に働いていただける仲間に出会えることも「ご縁」だと感じています。そして、ビジネスそのものもご縁で成り立っているのだなとつくづく思います。

  2009.05.04

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• SOHO支援

  4月はいろいろなものがスタートする季節ですがわがオフィスダックスオフィスダックスがスタートしたのも4月です。平成14年の4月に税理士事務所と合資会社をスタートさせたので、7年前のことになりますね。そしてメインテーマとして掲げたことが「ＳＯＨＯ支援」。ＳＯＨＯとはスモールオフィス・ホームオフィスの略のことです。当時は上場を目指すぞ！という人たちも多くいましたがその一方で、自分の夢を実現させたいと考えスモールビジネスで独立、スタートする人たちもいて、なんといっても自分自身もその一人でした。専門知識やマンパワーを「ＳＯＨＯ支援」に使いたいと考えて「メール経理顧問サービス」、「ホームページ作成」をはじめいくつかのサービスをスタートさせました。それらの中には、今ではもう行っていないものもありますが今でも続いているサービスもあります。今日、家の掃除をしていて「ＳＯＨＯコンピューティング」、「ＳＯＨＯドメイン」という廃刊になった雑誌がでてきて懐かしく、そんなことを思い出しておりました。近いうちに新しいサービスを開始しようとたくらんでいます。経済情勢に不透明感が漂う今日、ＳＯＨＯ事業者の方に安心を提供できるサービスです。これは正確にはオフィスダックスが行う事業ではありませんが考えに共感できるところがあり、全面的に協力したいと思っています。これについては、近いうちに発表できるかと思います。それでは。。

  2009.04.26

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• スモールビジネスのすすめ

  「100年に1度の不況」などというマスコミが作ったような言葉が流行していますが、確かに調子のでない業種や会社も多いことでしょう。そんな、今ひとつ先が見通せない時代こそ「スモールビジネス」にチャンスあり！と考えています。「小さな会社のブランド戦略」という村尾隆介さんの書いた本に「スモールビジネスが、かっこいい」という章があり、思わすそうそうとうなずいていました。チャレンジし続けること、「作る力、売る力、管理する力」が必要なこと、自分らしさへの「Because」の問いかけなど、経営者の生き方がビジネスそのものになるスモールビジネスは素晴らしと思います。（ちなみに我がオフィスダックスはスモールビジネスの「管理する力」の　お役立ちができることをミッションとしています。）スモールビジネスで検索していて、勇気づけられるサイトを見つけました。「スモールビジネス」成功のセオリー－90真剣に起業しようとしている方はぜひ読んでみてください。

  2009.04.15

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• ＴＡＩＮＳのこと

  先日の税務会計学会の研究発表は朝倉先生の「調査に役立つ税務判決の重要性」。朝倉先生といえばＴＡＩＮＳ（税理士情報ネットワーク）の生き字引のような方。ＴＡＩＮＳを使って時々、調べものなどをしたりしますがまだまだ知らないことも多い。なんと画像の情報まで収録されているとのことです。基本的に税務情報はテキストベースでも十分なのですが情報公開法により開示されて情報にはマンガや挿絵の入ったものがあるため、それに対応するようにしたみたいです。そう、ＴＡＩＮＳには裁判所の判決や審判所の裁決だけでなく情報公開法によりＴＡＩＮＳ事務局の方が開示請求していただいた税務当局の情報なども入っているため活用する価値ありのツールです。

  2009.04.11

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• 今日の雑感

  4月、フレッシュマンが目立つ東京。なんとなくウキウキする春ですが今、外では雷がなって冷たい雨が降っています。もう少し暖かくならないと花見とはいかないです。今月から介護保険料、雇用保険料が改定されます。その説明をお客様に向けて午後からせっせと行う。月次データチェックに合わせて行いますのでまだすべてのお客様に連絡できたわけではありませんが、これも大事な仕事。それにしても募集をかけているハローワークからは何の連絡もありませんね。東京でも求人倍率が1倍を切ったと昨日の新聞に出ていましたがなぜ？雇用のミスマッチか、単に目立たない求人で誰も見ていないのか？弊社の条件が悪すぎるのか？（確かに東京の給与水準は地方に比べて高いように思いますが）これも縁が大事ですので、あせらず募集中です。

  2009.04.01

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• 3月も終わりですね

  2月に引き続き3月も慌ただしく過ぎていきました。繁忙期などという言葉を使いたくはありませんがもう少し落ち着いて過ごしたいものです。「東京税理士界」という会報に面白い相談事例がでていました。「過年度で計上すべき貸倒損失をその後の事業年度で計上した場合の　減額更正の可否」3月決算の青色申告法人が、平成15年２月に破産終結した会社の売掛債権の貸倒損失を計上せずに、後の事業年度で貸倒損失を計上したところ税務調査で、この貸倒損失は否認されさらに平成15年当時の貸倒についても申告期限から5年を経過していることから更正する余地なしと調査官にいわれて、どうしたものか・・・（困った・・）という事例。一般的な理解では税務署長の行う減額更正は、青色申告法人の法人税に関しては5年しかできないのでは？という認識ですね。これは、国税通則法70条に規定されています。そこで国税通則法70条を読むと今回は第2項の適用があり、さらに第2項は1号で「納付すべき税額を減少させる更正」、第2号で「純損失等の金額で当該課税期間において生じたものを増加させる更正」が既定されています。そして第1号の適用は確かに5年ですが、第2号の適用は法人税の純損失に関するものについては7年を経過する日までとされています。調査官は、「第1号を適用して15年3月期の法人税を返すことはできませんよ」と主張しているようです。しかし、純損失を増加させる更正についてはこのケースの場合は7年が適用され結果として、平成15年3月期の青色欠損金によってその後の事業年度の税額が減少する更正は可能であるという結論。（その後の年度は5年以内です）こういった事例は、条文をしっかり理解することの重要さを認識させてくれますね。（汗）少し専門的な話になってしまいました。明日から4月。気持ちを新たに頑張ります。

  2009.03.31

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• 募集について

  今日は、風は冷たいものの晴れてとても気持ちのいい日となっています。桜の開花も進むことでしょうね。現在、オフィスダックスではパートタイムで働いていただける方を募集しています。ハローワークに募集の求人票を出していますが、ある程度のスキルを持った方は少ないのでしょうか。ほとんど応募がありません。年齢制限をすることができないという職安職員の話で、求人票には「年齢不問」となっているため、高齢者の方からの連絡がありましたが社内的には想定年齢層はあります。お客様は３０・４０代の起業家の方が多いこと、給与・経理関連スキルよりもコミュニケーション、ＰＣ関連スキルを重視して考えるとやはり３０・４０代の方を考えています。さらには、退職されたＫさんと同様に子育て世代の社会参加を応援できるような職場でありたいと考えています。ハローワークの求人票ではそういったことがうまく伝わらないですね。

  2009.03.29

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• 今日の雑感

  今日は立命館税法講座の最終日。午前中、事務所で仕事をした後東京駅横のサピアタワーに向かう。今日は事業承継税制関連の話。単なる納税猶予ではないようだ。気をつけないといけない落とし穴などもあります。こういった実務的な話を聞ける場はなかなかないので、参加する価値はある。思えばここ2ヶ月は積極的な学びがストップしていたような気がします。いや、いろいろなことがありそれなりに学ぶべき点はありましたが、目の前の出来事に反応しているだけでは積極的な学びとはいえない。目的、目標を持って学ぶことで新たなチャンスが広がります。新たな分野にチャレンジするために今は仕込みが必要です。

  2009.03.21

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• ありがとう

  事務所のバックオフィスを支えてくれているＫさんが退職することになりました。よく気がついて安心して仕事に打ち込むことができました。ご主人の転勤で関西に帰られることになりましたが、同じ関西人ということもあり、事務所内では関西弁で話ができたことも、リラックスして仕事ができたことにつながっているような気がします。ありがとう。新しい生活を楽しんでくださいね。オフィスダックスでは、新しく人材を募集しています。

  2009.03.21

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• 今日の雑感

  久しぶりの更新になりました。日々、慌ただしく過ごしていますがとりあえず風邪もひかず、疲れで倒れることもなく元気です。でもここ２か月は土日も関係なく仕事をしているような気がします。もっとも自営業の強みで、特にそのことに関してはストレスがないのですが。この間、いろいろなことがありました。昔、勤めていた会社の同期であるＨ君から電話がかかってきたり友人から税金のことで相談されたり。（エンジニアとしてのイメージからやっと税理士としての　イメージができてきたのかな。とはいえ、サラリーマン的　生活よりも自営業的生活のほうが長くなりました。）今年の無料税金相談担当も先週ありましたが、こちらも無事こなすことができ、いろいろな方の相談にのり税金とは別の面で勉強になりました。さて、今月後半も今までに引き続いて忙しくなりそうですが心までなくさないように頑張ります。

  2009.03.15

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• 「てっぺん」で飲む

  昨日は、「てっぺんの朝礼」で有名な居酒屋「てっぺん」の渋谷店に行ってきました。噂どおり、すごい熱気でお客の入りも大入り。内装はシンプルながらも、店員さんがものすごく元気がいい。誕生日の方へのケーキプレゼントでは、大音響の音楽をバックに店員さんが踊ったり、お客さんを巻き込んでHappybirthdayの歌をうたったりと、盛り上がっていました。宇田川町のはずれにあるこの店は店舗内装にはそれほどコストをかけたようには見えませんが、大島社長のチーム作りを具現化したスタッフたちといった強みを感じました。リストラばやりですが、どこに強みをだすか、どうやってとんがった仕事をしていけるかが、この時代を生きる経営者に問われています。（あまりの熱気の余韻か、今日午前中はダウンしていました。）

  2009.02.07

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• 今日の雑感

  2月の第1週ももう、週末になろうとしています。なんと時間の過ぎるのが早いのでしょう。今のところインフルエンザや風邪もひかず元気です。マスコミ報道では、大手企業の赤字拡大やリストラ報道など、いまいちさえないニュースが多い。しかし、不況風に流されてはいけないと思う。大企業が収縮に走るなら、スモールビジネスでは、どうやったら売上を伸ばせるかを懸命に考える時期ではないでしょうか。スモールビジネスでは、どのみち経費節約なんて知れています。そういえば、「金をかけずに売り上げを伸ばす」なんていうコンセプトで神田正典さんの本が出始めたのも、10年位前のこんな世相の時期だったような気がする。スモールビジネスは小回りが利くことが唯一のメリット。考えて即、行動しましょう。

  2009.02.05

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• 今日の雑感

  今日は冬らしい寒さの一日でしたね。土曜日は基本的に仕事をしています。お客様からの電話もあったりしますが、基本的には電話もメールも少なく集中できます。仕事の合間に「税研」という税務雑誌を読む。長文の記事は、ぱらぱらと目を通す程度で後で読みたい記事ばかり増えます。そんな中で事例研究の記事に目が止まりました。「解散した株式会社の清算中の事業年度」現在、会社法と法人税法の規定により株式会社が解散（合併による解散を除く）をした場合、解散後の清算事業年度予納申告の「みなし事業年度」は解散日の翌日から会社法上の清算事務年度ですが、この清算事務年度は解散の翌日から始まる各1年の期間とされています。つまり、解散後は申告する周期が今までの決算期と変わってしまいます。これは会社法494条で規定されている清算中の株式会社が各清算事務年度ごとに貸借対照表等を作成しないといけないという規定からきています。しかし、この条文を読むと、破産手続開始の決定による解散は除かれています。破産手続き開始による解散では、予納申告のタイミングは従前の決算期と同じになり、通常の解散とは異なります。この不況では会社の破産も増えてくると思われますので、このあたりの清算に関する取り扱いの違いは注意しないといけませんね。また、この株式会社の清算事務年度の規定は合同会社などの持分会社には適用されませんので、こちらも株式会社の解散と違いが出てくる部分です。

  2009.01.24

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• 日々雑感

  久しぶりの更新です。いわゆる繁忙期真っ只中ですが、お客様からの面談は最優先にアポを入れています。お客様との通信手段にメールが大きなウエイトを占めますが、やはり直接お会いして話をすることが大切です。雑談の中から、面白い考えがでてきたりします。メールのやり取りではあまり出てこないことです。まあ、繁忙期ではありますがブックオフにふらっと立ち寄って105円で売られている本に、欲しかった本を見つけたり。最近買ったのは、「マッキンゼー式世界最強の仕事術」「アメーバ経営」。マッキンゼー式～は世界最高の仕事集団であるマッキンゼーのコンサルタントの働き方、スキルなどを紹介しています。スーパーコンサルタントにはなれないかもしれませんが、少しでもそのマインドに近づきたいという憧れはあります。アメーバ経営～は実はまだ読んでいません。こういった本が105円で売られているブックオフには感謝です。（少し古い本でも、内容が素晴らしい本に出会えるのが魅力です。）忙しい季節ですが、モチベーション維持に読書は続けたいですね。

  2009.01.23

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• 今日の雑感

  この正月休みは読書を中心に過ごしています。「強欲資本主義　ウォール街の自爆」神谷秀樹　著ロバーツ・ミタニ・ＬＬＣの代表である神谷氏の解説によりサブプライム問題から生じた深刻な不況の原因とそれに立ち向かう方策。それにしても、バブルというのはその最中には、それがバブルだとは気づかないものですね。アメリカの住宅需要が絶好調なんてニュースを聞いても０７年の秋ごろにサブプライム問題が表面化するまでは、あまりバブルだとは意識されていませんでした。「サルでもできる弁護士業」　西田研　著弁護士業界は一般庶民からみるとテレビでみる法廷劇のようにかっこいいイメージがありますが、その内側は中にいる弁護士にしか分からない世界です。その業界的問題点への対峙と、徹底したシステム化による業務改革を目指す著者のやり方には興味を覚えます。好き嫌いで人事　松井道夫　著有名な松井証券松井社長の本です。インターネット専業証券ではあるが、きわめてアナログ重視の思考で、どういった会社にしたいのか、どんな社員と一緒に働きたいのかといった想いが大いに伝わってきます。供給者側の論理を廃し、消費者の側から商人道を行くこと。思うことは易しいが実践することは本当に難しい。心構えのヒントを読むことができました。その他、あと数冊あります。この休みに読み終わるかわかりませんが、いろいろ考えることはできています。

  2009.01.03

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• 謹賀新年

  皆様、明けましておめでとうございます。東京は元日、今日と青空が広がって気持ちのいい年の始まりです。今年も例年どおり初詣や読書、そして新年の目標などを考えて過ごしています。個人的には「健康で楽しく過ごすこと」ができればそれで十分です。仕事の目標としては、数値目標はさておき「必要とされるサービスを必要とされる人へ」という想いをしっかり持って仕事をして行きたいです。私の仕事はスモールビジネス、ベンチャー企業といった会社の経理まわりをサポートすることです。仕事の原点である「経理」で専門性を高め、必要とされる方へのお役立ち度を高めたいのです。逆にいうと、「適当に申告書を作ってくれればそれでいい」といった経理サービス自体を必要とされないお客様、必要性を感じられないお客様とはおそらくご縁がないでしょう。それでいいと思っています。（とはいえ今まで声をかけていただいたお客様はこの点をご理解　いただいているかたばかりですが。）思えば、アメリカのサブプライム問題も「必要とされない商品、サービスを必要とされない人へ」販売した結果、生じたものではないでしょうか。経済的に家を買うことの困難な人たちにとって、無理なローンを組んで家を買うこと自体、不幸な結果を招くことは目に見えています。しかし、売る側の論理に支配され、さらに近い将来発生する損失の「ババ」を引かせるために証券化して（見えないようにして）、適当な格付けをして世界中にばら撒くなんてことは、まっとうな商売ではないことです。不況風の先鋒である自動車も同じことです。先進国では自動車の普及は相当に進んでいますが、自動車会社で生産される車はいまだ旧態依然とした、ガソリン車が中心です。ガソリン価格が下がってきたとはいえ、不安定な原油に頼った20世紀型商品は、デザインや乗り心地はよくなったものの、画期的な車の登場にはまだ時間がかりそう。自動車は現代生活では必要とされるものですが、必要とされるのはクリーンでローコストなもの。燃費換算でリッター10円程度の車が出てくればいいのになと思います。「必要とされる商品、サービスを必要とされる人へ」今年もよろしくお願いします。

  2009.01.02

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• 大晦日

  今日は大晦日です。今年もいろいろな出来事がありました。一つひとつが意味を持ち、考えさせられる一年でした。経済環境の変化もその一つ。ニュースでは大晦日、日比谷公園で失業者のために炊き出しをしているとか（参加した支援を受ける方が80人程度らしいのですが）ことさら、不況を伝える報道が目立ちます。今朝の日経新聞では積極的なＭ＆Ａで有名な日本電産社長の永守氏のインタビュー記事がでています。日本電産も０９年３月期の営業利益見通しを増益予測から、前期比２８％減に下方修正しています。海外顧客の需要の減少と顧客の在庫圧縮への動きの影響だそうです。この記事で印象に残ったのは、雇用調整に対する考え方。「不況対策指針では『雇用は天守閣』と定めた。正社員の雇用は　守るという従来の方針は変えない。人員削減で目先の収益が改善　しても景気回復時の収益拡大は遅くなる。新卒採用についても、　優秀な人材なら計画を大幅に超えてでも採用したい」人の問題を簡単に、軽く考える経営者も多い。安易に人を雇用し、不況となれば簡単に頸を切ればいいという考えは会社経営を本質的なところで理解していない経営者です。そういった意味でも永守社長の言葉は重いなと思います。この不況風、会社の存在意義を考える機会にもなるでしょう。さて、新年まで1時間と少し・・。皆さん良いお年を！　

  2008.12.31

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• 今日の雑感

  今日で今年の営業は終わりました。あわただしい12月となってしまいましたが、無事今年の業務を終わることができたことは、ありがたいことです。事務所でデータのメンテナンスや税務雑誌などを読み返したりしています。そういえ国税庁から役員給与の質疑応答事例が新しく出されています。業績悪化の役員給与改定事例なども記載されております。株主や取引先などの第三者との関係で減額改定せざるを得ない場合などについても言及されていますが、やはり同族会社については恣意性という視点から客観的証拠資料の整備が大事なようです。「同族会社のように株主が少数の者で占められ、かつ、役員の一部の者が　株主である場合や株主と役員が親族関係にあるような会社についても、　上記1に該当するケースがないわけではありませんが、そのような場合には、　役員給与の額を減額せざるを得ない客観的かつ特別の事情を具体的に説明で　きるようにしておく必要があることに留意してください。」さて、明日は大晦日。ゆっくりと今年を振り返る一日にします。

  2008.12.30

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• 今日の雑感

  いつの間にかマスコミの論調は不況一色です。なんとまあ100年に一度の不況だと宣伝しているものもある。確かにサブプライム問題でアメリカ住宅バブルがはじけて以来、資金の周りが急速にしぼんできていますので住宅や自動車といった高額商品産業ははこれからは厳しいことは間違いないでしょう。しかし、期間労働者などの不定期雇用者の解雇問題や家庭の主婦が数百円単位で節約している様子をことさら大きく取り上げて不況を演出しているマスコミの姿勢には疑問を感じます。こういうときこそ、積極的な気持ちが大事だと思います。日常業務に追われてできていないことを打ち破り、もう一歩前に出る姿勢が必要だと思うのです。

  2008.12.16

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• 今日の雑感

  昨日は、立命館大学の税法連続講座の日。民法の遺留分、遺言のところを中心とした講義です。経営承継円滑化法などのこともあり、ここは民法自体をしっかり理解しておかないといけません。関根先生も仰られていましたが、民法自身は難しくないが税法が絡んでくると相当に奥が深いものとなる。とはいえ、あまり馴染みがない部分でしたので難しく感じました。帰りに書店に寄って本を衝動買い。「弁護士が書いた究極の読書術」税務訴訟専門の弁護士の方が書いた本です。相当に忙しい方なのでしょうが、読書に対するポジティブ感は勇気付けられます。

  2008.12.14

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• 今日の雑感

  ここのところ暖かい日が続いていますね。12月に入って最初の更新です。毎日が過ぎるのが早いですね。ここのところ脱税のニュースが多い。認定司法書士の人の巨額脱税事件。債務整理の仕事など、本来人助け的な仕事かと思っていましたがこんな人もいるんですね。脱税のリスクは相当高いのです。経済的なことだけでなく、信頼を裏切ることになります。話が変わってＤＭの話。事務所には毎日、それなりのＤＭが入りますが今日送られてきたのはマンガを使ったオリジナル小冊子のＤＭ。その中には、はがきサイズで「契約成約方への温泉ご招待」のパンフレットも。温泉ご招待はどうでもいいのですが、マンガ小冊子の案内は珍しいですね。士業のパンフレットやホームページは文字が多く、堅いイメージのものが多いのですが、それはおそらく情報の受け手のイメージをそれほど意識していない結果のような気がします。重厚で厳かなイメージでそれに相応しいお客様へアピールという戦略もあるのでしょうが・・・。同業者のホームページを見ていると、あまり意味のない写真画像（純粋に日本人だけの事務所なのに外国人のミーティング風景の画像など）が多用されていたり、顔がフレームアウトした人物写真をトップページの一番メインに持ってきたりと。自社サイトもそれほどセンスがいいかと聞かれると返事に詰まりますが・・。ちょっとしたアイデアをＤＭからいただきました。

  2008.12.12

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• 今日の雑感

  ブログ画面の左上にＰＲなる広告がでるようになっています。私がＰＲしているわけではなく、楽天側が広告を出しているようです。無料ブログの限界か、あまり自分のブログには相応しくない広告でも掲載され続けるのでしょうね。ＧＯＯＧＬＥアドワーズ広告もなぜか同業者の広告が・・。そろそろブログも移転する時期に来ているかも知れません。こちらのブログでも書いています。

  2008.11.30

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• 今日の雑感

  今日の午後は東京商工会議所主催のイノベーションフォーラムなる講演会を聞きに行きました。前半はＰＨＰ社長の江口克彦氏の話は中小製造業のとるべき道を中心とした話。いろいろなことを話されていましたが「会社の中で一人くらい24時間365日仕事のことを考えている　人がいてもいい。それは社長の役割。」と松下幸之助の語ったエピソードが印象に残りました。従業員でそんなことができる人は社長の器ですが、単に仕事時間が長いだけだと従業員はストレスから病気になってしまう。しかし、社長はそんなリスクはほとんどない。だから、もっと真剣に仕事に向き合うべきだということだと思う。一番印象に残った言葉です。

  2008.11.28

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• 今日の雑感

  弊社のウエブサイトのコンテンツをほとんど、そのままコピーしたホームページを見つけました。自分の思いを言葉にしたものが他人の思いにすりかわっているのを見るとなんだか情けないやら悲しいやら・・。まあ、真似をされるということは真似るべき対象としては認められているのかなと自分を慰める。話は変わりますが、製造業でリストラの動きが加速しそうな気配ですが、これは今まで人手不足に悩んでいた介護福祉業界などには朗報になるでしょうか。物を相手にする仕事と人を相手にする仕事では、その必要とされる素養は違うでしょう。そのギャップを埋めるのは職業訓練や研修機会を提供する行政の出番。ばらまきの給付金などやめて有効な施策に使ってほしいものです。

  2008.11.25

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• 今日の雑感

  だいぶ寒くなってきましたね。ニュースでも自動車関連業界を中心に激しく「景気後退」を伝えています。景気のいい時期には持て囃された非正規雇用者は容赦なくリストラの嵐・・。何千人単位での契約打ち切りなど、そこには雇用を守る視点はないようです。一人ひとりの生活などを思うと心が痛みます。しかし、こんなときこそ自分で未来を切り開いていくという気概が大事なのです。いろいろなブログを見ていると個性的な人に出会います。simpleＡさんもそんな一人。どこが凄いかっていうと・・・っとそれはブログを読めばわかります。考え方、行動力などなど。プレゼント企画も愛読書？のプレゼントは小さい！ということでその方のセミナーをプレゼントしたりする感覚はさすがと思います。ということで、いろいろな刺激を受けて行動に結びつけることが大事なんやなあと再認識。

  2008.11.21

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• 裁判員制度

  今朝の新聞折り込みチラシに「裁判員制度のお知らせ」なる政府広報が入っていました。来年5月から一般の国民も刑事裁判に参加する裁判員制度が始まります。それに先駆けて来年の裁判員になる可能性のある人に最高裁判所から今月末に通知が届くようです。裁判員候補者名簿に登録されたことを通知するための書類です。毎年くじ引きで決めるとありますが、公正に行われるものなのか不安ではあります。裁判員となった場合、報酬などがもらえるのかなと思ったのですがどうやら、旅費、日当、宿泊料しか支給されないようです。国税庁のホームページに「裁判員等に支給される旅費、日当及び宿泊料に対する所得税法上の取扱いについて(照会)」が掲載されています。気になるのは旅費、日当、宿泊費の税務上の取り扱い。裁判員は裁判所との雇用契約に基づくものでもなく一種の義務であって使用者からの指揮命令に服するものではないので給与所得ではなく実費弁償的な性質を持つことから一時所得でもないので、雑所得として扱うと書かれています。裁判員の法律上の立場を理解しないとにわかには理解しがたい部分もありますが、雑所得となった日当などは申告漏れが出てくるケースもありそうです。もっとも一般的なサラリーマンの場合は雑所得20万円以下では特に確定申告の義務はありませんので問題にはならないでしょうね。

  2008.11.16

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• 今日の雑感

  今日の午後は立命館大学の連続講座。会社法の回で第3章新株予約権、第4章機関の話。わかってはいる部分でも、経験深い講師の方の話を聞くことは非常に有意義です。「過大役員報酬は所得分散防止のみの機能として残っている」「退職給与に関する功績倍率の考え方」などなど、今回は会社法的よりも税務的に面白い話が聞けた。この講座は単に知識を習得する場ではなく実務家として如何に考えるかという視点で気づきが多い。

  2008.11.15

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• 自助論

  サミュエル・スマイルズの自助論を読み始めました。この本は、ある弁護士先生が研修会で配られた小冊子で紹介されていた本で、たまたま本屋で文庫本が並んでおりました。「天は自ら助くるものを助く」この格言から始まる自助論は自らが主体的に考え行動する「自助の精神」こそ活力ある国家を作るであろうと述べています。なぜ今、この本に目を向けているかというと例の２兆円のばら撒き給付金を非常に懐疑的に見ているからです。数万円でも、国から「差し上げます」といわれて断る人は少ないでしょう。しかし、国家財政も逼迫しており給付の効果も怪しい、さらには３年後には消費税増税ということでは、何のための給付金なんだろうと思います。マスコミも給付を前提とした議論が多くなっていますがもう少し大きな目で見られないものでしょうか。

  2008.11.08

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• プロの経営者に任せる

  テレビ東京の番組　カンブリア宮殿に日本理化学工業の社長がゲストで出ておられました。この会社は「日本で一番大切にしたい会社」で一番目に紹介されている会社で、川崎にあるチョークなどを生産している会社です。障害者雇用で注目されている会社ですが、この番組で社長の大山さんが、「障害者雇用はプロの経営者の力を借りないといけない」といった趣旨のことを話されていました。これを聞いて、なるほどなあと感じるものがありました。障害者、特に知的障害者の雇用環境は相当に厳しいものがあります。最低賃金制度などに守られることなく、一ヶ月の賃金が１万５千円程度が平均的な相場だそうですが、教育訓練や雇用機会創出という意味合いはあるのでしょうが、福祉団体の作業所などの賃金は相当に低いそうです。そこでは、福祉という視点を重視しすぎるあまり、経営という視点が抜け落ちていると感じます。通常、人がフルタイムで一ヶ月働いて１万円の賃金というのはありえない話です。作業所などの指導者は、相当にご苦労されていると思います。先日もテレビで、パンなどの原料費の価格が高騰して作業所を続けて行くことが困難だという話がでておりました。しかし、そこでの作業者の賃金も相当に低いもの。ローコストな運営でも成り立たない経営って・・・。売上がきちんと上がっていないのでしょう。そこで働く人たちの真の幸せを実現するには経営的な感覚をもって愛のある経営を実践できる「経営者」が必要なんだと強く思いました。

  2008.11.03

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• 勝負服

  今日で１０月も終りですね。秋も深まり寒いくらいでした。ところで昨日、合資会社の話題がでましたが、さらに合資会社ねたを。検索エンジンで「合資会社」を検索すると結構個性的な会社がでてきます。「勝負服」の合資会社テーラーさん。勝負服ときいて、デートに気合を入れて着て行く服のことかなと思ってクリックしてみますと競馬の騎手が着る服を「勝負服」というそうです。へえ騎手の服もいわれてみれば、職人さんが作っているのですよね。お昼にお客様を訪問したときに競馬ねたがでたので、妙に納得。

  2008.10.31

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• 日々雑感

  外出するとつい本屋さんに寄ってしまったりする。「資格起業３年で１０倍の法則」なる司法書士の先生の書いた本が気になり、つい買ってしまいました。３年で売上、事務所規模が１０倍！とはすごい。１０年で３倍というのならよく聞く話です。私自身現状に満足できていませんので、刺激を受けました。時間軸を意識する必要がありそうです。

  2008.10.30

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• 合資会社の件

  そういえば、先ほどのブログで「合資会社」のことを書きましたが偶然か、ここのところ合資会社に関する問い合わせが続きました。今は会社法により出資者が全員有限責任の合同会社も設立できるようになり、あえて合資会社を設立する人もほとんどいなくなったでしょうが、ネットバブル以前は合資会社から起業する人たちもいたと記憶しています。あいにく、東京から遥かに離れたお客様なのでお役に立つことができませんでしたが、少数派ながら合資会社で活躍されていらっしゃる方を知り何となく嬉しくなりました。オフィスダックスも実は、合資会社でスタートしました。スモールビジネスにとって小さくスタートできる合資会社（今は合同会社という選択肢もあります）は、ありがたい存在でした。

  2008.10.29

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• 事業承継研修会の件

  昨日は、中小企業大学校の「事業承継関連実務家研修」。廃業率が高まっています。優秀な中小企業が継続していくためには、創業者である社長から次の世代へスムーズにバトンタッチして行くことが重要です。そこに立ちはだかるのは、「経営の承継」と「事業用資産の承継」の問題。今回の研修では、事業承継について会社法、相続法、税法の観点から事業承継について解説が行われ、最後に事例の紹介がされました。遺留分に関する民法の特例や、今後税制改正で成立するであろう事業承継関連税制の動向など興味深い内容でした。また税理士の城所先生の解説では、会社の株式承継では相続時精算課税制度などの活用もあるが、暦年課税制度を利用して多少の税額を発生させてでも株価の低い時期に毎年贈与する方法も、受贈者自らが確定申告をすることで贈与の事実が確定するので、勧めていますという話をされていて、なるほどと思いました。贈与税の基礎控除は110万円ですが、税率10％を許容するなら310万円までの贈与が可能ですので（実効的な税負担率なんと6.4％）、これを10年も継続するとそれなりの株式が贈与できます。事業承継事例の紹介では、珍しく合資会社の出てくる事例も。会社法の前の商法時代は「合資会社」は人的会社として株式会社との合併や株式会社への組織変更もできませんでしたが、会社法になりそれも可能となりました。会社法施行で新しいスキームによる事業承継ができた事例。

  2008.10.29

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• 日々雑感

  税務明解シリーズという立命館大学の三木先生が監修された本を夜、読んでいます。この本は、法人税、所得税などの税目ごとに出版されていますが、今は「法人税」を興味のあるところから寝る前に読んでいます。税務明解シリーズは、非常に良くできた本です。我々税理士が仕事をする場合、常に税法という法律とその実際の運用実務（多くは税務署サイドの「通達」に影響を受けますが）を意識して進めますが、この本はそんな、実務家の仕事の流れをよく考えて書かれています。ときには、はっとするようなこともあります。関係用語の解説で「通達における『できる』という表現の意味」税法における通達というのは国税職員の税法解釈の指針となるもので、あくまで税務職員の視点でかかれています。ですので通達で「～できる。」という表現があった場合はあくまで、税務職員が課税処分をするときに「できる」ということであって、納税者側で有利判断をするときに使えるという意味ではないということ。納税者側の判断を許容する場合は「～するときは、これを認める。」という表現をして区別されているようです。こういったさりげない解説って、なかなか他の専門書ではお目にかかれませんね。

  2008.10.25

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