テーマ:最近観た映画。(40108)
カテゴリ:Cinema
DVDにて、一青窈主演の映画「珈琲時光」(侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督・2004年・日)を見た。
小津監督生誕100年記念として、小津へのオマージュ的な映画である。珈琲時光とは聞き慣れない言葉だが、公式HPによると「珈琲を味わうときのように、気持ちを落ち着け、心をリセットし、これからのことを見つめるためのひととき」だそうだ。 自然光による撮影がしっとりとして美しい作品。映画初主演である一青窈はミュージシャンとしての一面とは別の表情を覗かせているが、自然体な演技が好感が持てる。静かで動きが少なく、見る人によっては、刺激がまったくなく面白みがない映画に映るだろうが、だからこそ可能な微細な心の襞を描写する深い表現があるのだと思う。☆☆☆☆☆ 映画「珈琲時光」公式HP お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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