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テーマ:恋愛について(2608)
カテゴリ:マリエル/後輩S
メンヘル日記はいかんと思えども、一方で、書き記したい気持ちも生じてくる。日記終了が目標であるこの日記。なんのかんのと、いつもどおりに更新している。まあ、内情を吐露するようなものではないので、よかったのだが、今夜は支離滅裂で痛い日記を書きます。言うことと、することが違ってすみません。そのうちカイゼンしますので。
私の周囲では眉をひそめられるマリエルとの関係。当然である。これまで断続的に金銭の援助を続け、その額は5年間で三桁に届くか届かぬか。じゃあ、肉体関係がその代わりとして提供されてきたのかというとほとんどなし。ほとんどの詳細については書くことが面倒である。彼女はセックスが嫌いな状態。それは私に限らず、考えられる要因として、セックスによって、関係があきられることを畏れているようだ。また、セックスするような心の余裕がない毎日であることも確か。 フィリピンホステスと付き合うおっさんが、小遣いを適当に与えて愛人化することはいたるところでみられ、逆に、貢ぎながらもヤラせてもらえずに騙されるおっさんの姿も多数目撃されている。 (シーン1) ベッドの上で30分間、頑張ってもたせる。 9:30頃お互いに自分のベッドより電話。予定通り会うのか会わないのかとの問答。ヤツは3:00まで仕事をしているので、起きるのは大変だ。寝起きの声でとりあえず10:00の約束まえに掛けて来たというマリエルにとって精一杯の誠意。ヤツの脳内には、冷蔵庫、テレビ、洗濯機といった家財道具を私のトランクルームより移動させ、さらにはアパート入居のための敷金の不足5万円ほどをゲットできるならば、無理して出かける価値があるというもの。「デキル?」と話がせく。破産状態の私の腹は、結婚して親と同居または近所に住み、世話をする生活へ繋がるのであれば、やってもよいと思う投資。破産管財人である父に状況を説明する必要があり、その件についてヤツに話すと話さないで欲しいと激しく却下された。 「ナライイヤ、モウネル!洗濯機モ、カウカライイ」という投げやりな展開に。そこで切らせないのが、私である。なだめすかして話を続けて、私に対する気持ちを引き出そうとした。そしてマリエルが突然切り出した。 「ネエ、アタシノドコガスキナノ?」 フィリピン人はいっぱいいる。どうしてアタシを選ぶのか。いったいアタシのどこが好きなのか。 私は不意打ちを食らった。「声。」と答えた。ヤツには受けている。「みゃうみゃう、ひゃおひゃお」とドナルドダッグのような声でマネしてみせた。なだめ、おだてる姿でもある。 「アトハ?」 「くちびる」ものすごく、飛躍した表現をさせていただこう、アンジェリーナ・ジョリー系のスパニッシュなくちびるのカタチ、あれに私は投資をしている様子である。 「目。」 典型的なクリクリしたフィリピン顔である。 「おっぱい」 ここでウケる。小さいし、不釣合いに乳首が大きくて黒い。あの乳首が好きだということが、私がマインドコントロール状態にある証拠でもある。また、男女が良好な関係を続けるには大事な要素でもある。 「アトハ?」「ソレダケ?ソレダケ?」 マリエルの質問は我々の関係においては非常に的を得た質問だ。突然のこの質問の背景には、後輩S(32歳、元老人ホームのケアワーカー。マリエルと面識があり、そして後輩Sは私にとって妹代わりの存在ということになっている)がマリエルへ電話をかけて、「おぎーのさんのことをどう思っているのか」と問いただしたということがあった。あなたが電話番号、教えたんでしょ?/ああ、教えたよ。で、アイツなんていってきたの?(じつはその場に私もいた)マリエルは丁寧語で話し、「今、シャワーを浴びている、掛けなおします」といって電話を切った。折り返しの電話はもちろんしていない。 ふたりの話の流れは、マリエルは疲労困憊により精神的におかしくなっているということについてになった。投げやりで、「モウイイ」とすべてを放擲しようとするヤツとなんとか顔を合わせて話をしたいという私。コウキ(仮名・やつの5歳の子供)も一緒だが、それでもいいかと思った。 (シーン2) アウトレットショッピングセンター 私とマリエルとコウキの3人で、幕張ガーデンウォークに行った。ヤツは現在、3人の友人のアパートを順繰りに回って寝泊りしてるようである。持ち物も3箇所に分散された。また離婚調停中である夫はDV夫であり、彼女の衣類をずいぶんと引きちぎるなり投げるなりして秋物の洋服がほとんどなくなってしまったという。あいつは真夏色のTシャツとジーンズのミニスカートで現れた。手に持つトートバッグすら友人から2000円で借りているとのこと。痛々しい姿だ。私は、ストリートファッションの店で、キャップ、長袖カットソー、チェックの長袖シャツ(上に羽織るもの)、ブーツ、カバンをコーディネートした。16800円ほどかかったが、ヤツは変身した。マジ安いっすよ、コレ。ワタシのコーディネートにかかると疲れきって自殺しそうなフィリピンのおばさんから、オアフ島でハンバーガーを売っているようなオネエチャンにガラリと印象を変えるのだ。これはやってよかったと今も思っている。あいつは心まで明るくなった。私はすっかり、愛人持ちオヤジであった。コウキも母親がスタイリッシュになったのを喜んではしゃいでいた。 ※ マリエルは最初「ユニクロでジャンパーを買って」と希望をいったが、私が却下した。寒さがしのげればという発想であり、そんなフィリピン人のユニクロ姿は哀れなものがある。また貧乏人の銭失いでもある。私がアウトレット屋で偶然みつけた掘り出し物は、例えばイタリーのミニシックスティーというメーカー定価3万円のウールのカーディガンを3000円で買い、それを着せるというもの。日本人ではなかなか着こなせないオサレな服が、貧乏ピーナにしっくり似合って幼稚園の奥さん達にカワイイと褒められる。そんなことに達成感があって、もちろん女を着せ替え人形扱いして喜んでいるキモオヤジと非難されるのも上等なことであった。 この項つづく。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年10月07日 23時39分59秒
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