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あいうえお道場/職業訓練編

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2006年10月24日
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テーマ:ニュース(100247)
またも児童相談所が、児童虐待を見逃すという事件が発生した。経緯の詳細はニュースで確認してほしいが、このケースでも、近所の人たちは虐待の事実をつかみ、児童相談所へ報告しながら、監視の目を光らせていた。6歳の女の子については一度、保護する措置もとった。経過をみると、この両親の児童虐待は今後も続いていくことは容易に想像できた。にも関わらずケースワーカーは訪問をせず、電話連絡により、事を済ませていた。

所長はクビにしてほしいな、これ。

私に権限があったら、彼らがこのケースについて書いた記録のいっさいを見たいのものだ。いいかげんなのだろうな。その記録はまず公開されることはない。相談所の中で引き継ぐ際に、後任者が目にするために書かれるのが目的だから。ケースワークにおいての記録は、社会的責任のもとで書かれるものだ。なにか事が起きれば公の人の目に触れるという前提で本来は書かなければならぬ。

もしも、私が地域住人からの電話を受けていたとしたら、まずその日のうちに近所を回って情報を求めるであろう。そして、対象者宅を訪問する。拒否されたら、警察を同伴させる。そして、部屋の様子を覗いて不審なものがあればデジカメに撮ってしまう。これじゃ、最初から犯罪者扱いしているみたいなので、ちょいと解説。

あくまでも訪問の目的は両親についてのケアが主なのである。問題の本質は両親にあり、親の苦しみとか、他人にいえない叫びを傾聴することが第一段階の仕事である。子供を虐待するには理由がある。この親はそれぞれが連れ子ということだが、夫婦間の愛情についてそれぞれの連れ子が溝を掘る原因を作ってしまうことはありがちなことだ。なぜ、子供を愛せないのか、メンタルなケアについて追究する必要がある。

虐待について、親は「しつけの範囲である。」といい、相談所は「そうですか。」というやりとりで終わっている。これではまったく仕事をしていないのも同じ。彼ら小役人の仕事はこんなもんなのか。『親のメンタルケアうんぬん』について、おぎーのは簡単に言うが、おまえはできるのかと思う方もおられよう。確かに難しい仕事だ。人が他人に心の扉を開くのは容易ではない。ホームレスの件でもそれに触れたが、しかしながら、それがソーシャルワーカーとか相談員という肩書きを持つ人の重要な仕事なのである。私でだめであったら、誰か違う人を投下させるだろう。近所の人や民生委員等にも協力を求める。この一家が町内のカンケイに入っていくための策についてミーティングを開いて考えてみる。そのくらいのことはするぞ。極悪夫婦にだって、買い物にいったり床屋に言ったりという、日常がある。そこを丁寧に洗って、虐待がしにくい空気を作っていくことであろう。

警察権の介入や事を大きくすることについても反対意見はあろう。「そんなことをして親を刺激すると、後で、そのつけが子供に回るのだ。だから、みんなじっと黙っているのだ。」こういった考え方は実際に、ケースを担当する専門の人でも口にする。私の結論は、それで黙っているのがベストなのかということだ。(北朝鮮の悪行を黙ってみているのが…<話題違い>)
警察を呼ぶ、呼ばないについて、以前、私が経験したケースを引っ張りますので、よろしかったら一読くださいませ、

誰もやりたくない仕事





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最終更新日  2006年10月24日 12時34分39秒
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