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カテゴリ:ブログっぽい?
安倍政権はなぜ支持をされているのだろう。
欲求不満のオレサマは、政治を語ることで己のガス抜きをしたいのである。ということで、安倍政権の支持率の高さについて考えてみたわけだ。やっぱり拉致問題の功績なのか。ルックスもいいからなあ、政治家にしては。優しい人という印象だ。大臣の経験もないし派閥の領袖でもないし、要するに小泉が変えた自民党の路線を継承している人物だからってわけだな。 憲法改正や教育基本法の改正など、タカ派とも言われる安倍さんが国民の高い支持を受けるにはもちろん理由がある。消極的な理由だと思うのだが。まず、野党・民主党が対立軸としてはっきりしない。自民党のイデオロギーといての対抗が成立しなくなった。民主党だって憲法改正に賛成する人が多いのだし。 私が日記リンクをさせていただいている方で政治を語る人は反自民、アンチ安倍さんばかりだ。ちょっぴり意外。ブログの世界では安倍さんはそんなに支持されていない。2ちゃんねるにおいて小泉人気は高かったが、安倍さんについては醒めているようだ。信者は少ないなあ。 私の考えを申し上げると、教育基本法を変えたからといって日本の教育がよくなるようには思えない。変えようによっては悪くなる可能性が高い。また自民党案や民主党安が採用されたとして、学校現場にどのような影響が生じてくるのかをイメージしづらい。私のイマジネーション不足か。改革に大反対ののろしを上げる団体に日教組がある。これは当然で、教育基本法の改正には日教組を封じ込める目論見があることは部外者の私でもわかる。これはいいことなのか。いいことではないかな。あそこの内部にいる人は21世紀の世界から離れた世捨て人の集まりみたいなイメージを私は抱いている。私が教員だったとしても、入会したいとは思わない。日教組はかなり教育の現場に弊害を及ぼしているのではなかろうか。 「卒業式に君が代を斉唱すべし」と、文章で定めるのもどうかと思うのだが、日教組のへんな先生が生徒に特定の思想を教え込んで卒業式をボイコットするような出来事があるのを報道で知ると、条文を作るほうの理由も納得できる。 今年69歳の私の母は都立高卒だが、卒業式で君が代を歌ったことは一度もないという。彼女は卒業式に君が代はいらないといい、この話をすると戦中派の父と必ずケンカになって、結論は、戦後強い力を持っていた日教組が悪いということで話が終わる。オフクロの話を聞くと、別に君が代はなくてもいいかな、と私も思う。でも壇上に日の丸が掲揚されていないとしまらない気がするな。 日教組の影響大な環境で学生生活を過ごし、東京新聞と朝日新聞を読んで育った私の母は、政治的に革新側の人間であったはずだが、母は安倍さんについて好感を持っているようだ。このあたりが今の時代の空気なのだろうか。日本も核兵器を持つべきだと最近言い出した。さすがに父もそこまでは言わないのに。お袋は「北朝鮮をぶってやれ」とぶっそうなことをいうんだよな。 ダラダラ文章を書きながら、安倍政権の支持の高い理由にちっとも行き着かない。アンチ安倍の人は右傾化を心配しているようだが、支持している人もそれを期待していることもないと思う。戦争をしたいと思っているわけではない。要するに実務としての政治を遂行してくださいなという国民の声の表れなのだろうと思う。「非核三原則」がうんたらかんたらと言われているが、米軍基地に入港している空母が核兵器をわざわざ外して日本に来ているとは考えられないし、もう、そういう現実的でない約束事にこだわってもしょうがないと多くの人は考えているのではなかろうか。憲法九条も拡大解釈のしすぎで、ほんとうの護憲ではないと私は思うし。本当に憲法を守りたいならば自衛隊は違憲と解釈すべし。でも、それは無理だ。ならば9条を変えるしかないと思う私は間違っているのでしょうか。 民主党の小沢代表はかつて「日本をふつうの国に」とよくいってたな。皮肉にも小沢氏が野党の側に回ってから、自民党の政策はずいぶんと普通の国らしくなってきた。私は今の政治に文句をいいたいことは多いし安倍さんが首相では弱いと感じている。弱者切捨ての論理が密かに進行して、このままではアメリカみたいな貧困層を生む国になってしまいそうだ。社民党あたりが大きく考えを変えて現実的な社会民主主義の政策を考えてくれないかな。軍備を認め、交戦権や自衛権を認め、社会保障のひとつのカテゴリーとして軍備を考えてくれないかな。福祉だって国内における戦争みたいなものなんだから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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