ウェブ日記を始めて丸5年。今年なってからの過去ログを振り返れば、かつての『四国巡礼』企画あたりのパワーが戻ってきたように、ふと、思ったのだが、みなさん、いかがであろうか。これを世間様は自画自賛といいバカ丸出しといわれても仕方ないが、なんというか“おぎーのスタイル”というべきブログのカタチが出来上がるとかいないとか。あいうえお道場と銘を打っているのは、文章を書くことで人生に磨きを書け、それをただのマスターベーションでなく、読み手の方にも読み物として楽しむことのできる作品となることを目的とするからである。
それにしては、読者が増えぬ。たとえば『幻泉館@楽天』においては美しい夕日を撮影したり、ボブ・ディランの書物を翻訳し、感想を述べるといった、まことに手間のかかった作りこみがあり、ブログのお手本のようであるが、私は参考にしつつも、我がブログワールドを構築して、あの夕陽と肩を並べたいわけである。(ライバル意識を燃やしているわけではござらん)
その他大勢のブログとは一線を画したことが数字として現れていればまことに有り難いかぎりだが、私の日記の定期購読者は、ライコス時代よりも少ないくらいなのだ。要するに楽天という大海に溺れているということだ。これはどうにかならないものか。クウォリティーがアクセス数に必ずしも比例しないところが、ブログ大爆発の悲しい現実なのである。