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テーマ:仕事しごとシゴト(23737)
カテゴリ:ソーシャルなワーク
本日はまことに調子のよい1日であった。鬱も治るのではないだろうか。
なにしろ奉職4日目にして、私はすっかり仕事の勘を取り戻した様子なのである。女独身上司と同行して、新規利用者を訪問し、アセスメントや契約といった作業を午前中にやった。上司はいつも忙しいとバタバタしているが、その割りに時間の使い方がよろしくなく、インテークもうまくない。利用者宅でも無駄なおしゃべりが多いのだ。彼女にしてみれば仕事の真っ最中なのであろうが、プロフェッショナルな視点でみれば、その場その場の取り繕いが多くて、結局、取りこぼしややり直しが増える仕事ぶりなのだ。初めてのお宅を訪問するのに地図が不備だったりと仕事の手順がとっちらかっていることがあり、そのくせ、その次に大切な個人情報の漏洩防止に必要以上に気を使っていたりする。 大事な1回目の訪問で「こりゃ、遅刻するぞ」と私は思い、ホントに遅刻してご家族がお怒りになられた。(帰社の遅い彼女をおいて一人で出かけようかと思っていたところで帰ってきた。)そこをうまく修正して信頼を勝ち取っていく作業を、私はしていった。10時アポで20分ほど遅れて、11時半に老夫婦ふたりの契約とアセスメントを終了した。(彼女には事務的な部分のみやってもらった。)これは素晴らしい早さであり、なお、私はそれほど早口でまくし立てていたわけでもなかった。精神科医の診察もそうだが、名医の診察時間は短いのだ。本日の午前中にて、仕事のスキルはどちらが上か、女独身上司はよく理解した様子である。私は嫌味なく、デキスギ君になることが出来た。午後はその2名のケアプランを作成した。A4の紙2枚の裏表にメモを書いて90分ほどで概略は完成。デイサービス、ヘルパーサービス、訪問看護、福祉用具レンタル、訪問リハビリ等と複合したプランで、それぞれのサービス内容も頭の中に出来上がっている。新規ケース2件がすらすらと出来た私は、この2年間のブランクをすっかり埋めることができた。大いに満足している。 エリック・クラプトンのギターソロをスローハンドと形容されたりするが、職人は涼しい顔で早弾きしているものだ。彼女の場合は「いそがし病」に罹っており、これまでのいくつかの職場で何例か見てきたが、女性に多く、「ワタシはこんなに忙しく頑張っているの!だから認めて!」という部分で自尊心を満足しているのである。往々にして周囲の人が振り回され迷惑を受ける。今の私はそのへんもうまくかわすことができるようになってきた。 「いそがし病」の人の机はたいてい散らかっており、また1日のスケジュールをきちんと決めていない。独善的な倫理観をもっていて、自覚症状はない。 ※ちょっといいすぎた。 エモーショナルないい人ですよ、彼女。正義感が強いし。これだけいっちゃったのは、好意の裏返しかもよ。今夜のワタシは辛らつすぎた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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