あいうえお道場/職業訓練編

A君へ。今日は大きな会議がありました。Ｓでもやっていたような経営についての会議です。まず時間厳守といいながら定刻に始まらない。どうしてなんでしょう、どこでもそうなんだ。施設長は結局、好きに進行してしまう。横に座っている事務主任の立場はなんだとも思いますが、仕切ることができないわけですから、これもしょうがない。私がデイサービスの主任をしていたときには、まずホワイトボードに「18：00～19：00」って時間を書きましたよ。議題も書いて、それぞれの時間を書く。「備品について10分」とか。時間が着たらクリエのアラームが鳴っておわりです。そうやって会議を進行した。
でも女性職員にはとても不評でした。Ｓでは会議でお菓子を並べるのですから。これだから女は困る。女の会議は井戸端会議です。そのおしゃべりは会議が終わってからどうぞ、お好きになさってくださいという気持ちでしたが、女性は話しながら考えるのですね。考えてから話すのではなくて。

話がそれました。今の施設は、施設長は男性で、すごく会議もやりやすいです。極楽ですよ。それでもスタッフは施設長の数字についてのハッパにはご不満の様子でした。ＳのＳさんを見せたいものだな。先ほど、好きに進行してしまうと書きましたが、施設長の名誉のために付け加えると、途中で気づいて、修正するんですよ。エクスキューズが入る。「つい、熱くなっちゃった。」って。かわいいじゃありませんか。

私のセクションは、私の加入で崩壊寸前より立ち直りつつあり、数字も上に転じたので（私が新規を受けてるので）居宅管理者（主任よりえらいのですよ、居宅の責任者は）は私の名前をあげて、誉めてくれました。２５人くらいいるグループの代表の前で、よくぞいってくれました。（特養・老健・デイ３つ・デイケア２つ・訪看・ヘルパー・福祉用具・居宅３つ・在支に19床のクリニック２つというグループ）という大きなグループの会議なんでＳのアレとはちょっと違う。ちょろっという一言が効くんです。もちろん新参者の私をつぶしたい古参（デタラメなケアプランを今でもやっている）は、私がいないほうがいいのですが、もっとも重要な会議で早くも認知されました。

とにかく所属する部門は独立採算で利益があり、またケアプランにより各事業所に利益をもたらしているので、彼女（居宅管理者）は居心地よく堂々と発表できました。そうそう、各部門でつくるレジュメはどこの事業所でもほとんど体裁は同じなものですね。あたりまえか。そんなわけでケアマネは事業所の主任よりは実質、上ですね。これがあたりまえだと思う。責任も大きいし。

施設には施設ケアマネがいますが、スキルは居宅とくらべるとずっと低いです。（おばちゃんがやっている）私は支援センターでよかった。
特養の施設長・事務長と和菓子とお茶で和やかに話をするようになりました。ユニットケアはゆったりして人間もよろしい。
会議のいすの順位をみてとれば、私は管理者の次のポジションにいつのまにか座っていました。不思議ですね、順位づけって。皆さん、私に気を使ってくれて席を譲ってくれて、ならば全体の技術をアップさせねばならんなとも感じました。

入職してまだ10日ですが、転職はどうやら成功したようです。ＳのケアマネさんやＴ田にもよろしく伝えてください。やっぱりケアマネとしてある程度の技量があれば、評価してくれる場所は探せばあるんですね。運もよかった。（ようするに私よりも凄く立派な人がいない）Ａ君もこれからケアマネとしてスタートするわけですがＥさんのディレクションを受けていれば、必ず、よいケアマネになれます。そうなれば、早い話がＳ以外でも専門家として仕事ができるのです。これは自信につながりますよ。Ｓだけが世界ではありません。そう考えれば、嫌なこともスルーできるというものです。

ダラダラした文章ですいません。眠いんです。眠くても日記だけは書きたくて、どうやって書こうかと考えて、Ａ君へ語りかける体裁をとりました。もちろん、いつも読んでくれるみなさんへのブログでございます。
調子に乗らないよう、平身低頭で今後もいきますよ。