2月のオレはよく頑張った。なにしろ6時半に家を出て、8時にはカイシャに着ているという毎日なのだ。『眠眠打破!』を飲みながら眠気の魔の手と戦う朝よ。私の日記を読んでくれている人はおわかりであろう。つい4週間前まで私は惰眠をむさぼり、毎日をただ浪費していたということを。
現在のカイシャの現実は厳しい。理学療法士がバタバタ辞めたし、介護の職員も辞めた。私が入る前に、私の部署でも、泣く、叫ぶという戦争があって、相談員が辞めている。崩壊寸前の職場にのほほんと私は入ってきたのである。女同士の冷戦の中で、私はケアマネージャーとしての基礎課程を受けることもなくいきなり実践配備された。私のようにケアマネの経験者でなかったら、苦しい日々だったであろうぞ。かつての私ならもう逃げ出そうと考えていたかも知れぬ。
しかしながら、私もそれなりに年をとり、面倒な魑魅魍魎をスルーする技術がちょっぴり身についてきた。人より早く出社して、人より早く帰る。この習慣はよい習慣であった。『早起きは三文の得』ということわざはほんとうであった。私はおっさんなので、言葉は丁重だが、いうべきことはいう。ケアマネジメントの理念とは…という教科書的なことをずばずばいう。そんな私を支持してくれる若い勢力がある。今日、私はこの複合施設で「期待されている」という言葉を聞いてちょっと身震いした。『クチほどにもないやつだったどうしましょ?』というと「そんなことはないですよ。」といってくれる。
期待されるって、うれしいけどちょいとプレッシャー。
私はこれまでと同様に、たんたんと自分の仕事のスタイルを守りながら進んでいくことだ。なぜ、私は早く帰れるのか。なぜ、ビッグマウスともとれることを言えるのか。そのあたり、みなさん気づいてちょうだいな。
それにしてもカントリーな世界における噂話のスピードはくしゃみの速さのごとく速い。新幹線なみだ。悪い噂ほど速く伝わるのだろうから、私は襟を足して仕事をせねば。また周囲より雑音が聞こえてもスルーすべし。正しい仕事をすれば必ず、勝利する。はたきこみを考えず、四つ相撲に徹するべし。噂の男なのでクルマはこまめに洗車すべし。
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