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テーマ:仕事しごとシゴト(23736)
カテゴリ:ソーシャルなワーク
早期覚醒で4時に目が覚めて困るぞ。というか2時間おきに目が覚めるのだ。というわけでしかたなくこうしてキーを打っている。
私は今の職場に来て1ヶ月半経ったのだが、ケアマネージャーとして順調に仕事をしている。女性の上司の覚えもよく、その事業所の新規のプランをどんどん作っております。私の場合は、もうベテランだからアタリマエといえばそのとおりなのだが、若手の男性ケアマネの大木君が3月一杯で退職することになった。私がやってきてほどなくして退職が決まったのだ。8ヶ月くらいの在職らしいが、「原因のひとつはオレが来たこと?」とちょっぴり考え、でもどうでもいいことなのでやり過ごす。彼は2月の中旬に辞める決心をした様子だが、菊根性なのだな。 3月末退職であるということは4月のプランを作って、利用者宅を回って終わることになるのだが、「このたび退職いたします。」を言って回る。それはまあいい。だが。後任のケアマネが決まっていないことを、悲壮感をもって利用者に語っているらしい。申し送りで「後任が決まっていないことに不安を感じる利用者がいらして…」などという。不安にさせているのはオマエだろ! 後任が決まっていないのは施設内でケアマネージャー職に転任する人事が難航しているからだ。ケアマネの資格を持っていてもこの仕事は大変だしスキルを必要とするので誰でもできるものでもない。どうやら次に来るケアマネは本人の積極的意志でやってくるわけではないようだ。35件のケースをどのように他のケアマネに分配するか、責任者の女性はいろいろ考え、悩み、ペンディングしている。それをワカランジンは、サボっている、また被害妄想的思考だと「やめる人を精神的に追い詰めている。」と取る輩さえいる。彼らは組織というものを知らないな。 退職する大木君は、3月に入って私に自分のケースを全部渡そうと思い、それを私に言った。一緒に同行して、「後任はおぎーのになりました。よろしくお願いします。」とやりたいらしかった。私はちょっと待った、という心境だった。彼は私に対して指導的な行為をしたかった様子だが、二人の力量を見てみなさい。(ってお互いの仕事ぶりが見づらいのだな)あとからやってきた私のほうがずっと先輩なのだな。そこをまず認識するところから大木君の前途は始まるといってよいのだが。 大木君はとにかく3月一杯、仕事をして辞めるだけのことだ。後のことは残った者がやる。それが組織というもの。彼が、自分がいないと困った状況になると憂慮しているならばおこがましいぞ。まず退職するのは君自身だろう。なのに悲劇のヒーローになって、自分がいなくなった後を憂い、それを担当する利用者に伝えているのだ。回りくどい言い方で。まったく女々しいばかりだ。 悪いが、私ははるばる大木君のお尻を拭くためにやってきたわけではないのだな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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